2020/11/23-11/29 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
例の2時間のラジオ、聞き逃した皆様はこちらでどうぞ! 12星座別になってます。

さらに、『星栞』の「お試し立ち読み」的な意味合いで、2020年12月の占いを無料で公開しています。ご興味の向きはこちらへどうぞ!


今週の空模様です。

先週末に金星が蠍座入り、太陽が射手座入りで、週の境目でふわっと雰囲気が変わります。不思議なスピード感が出てきそうです。ギュンギュン飛ばす!というよりは「いつの間にかスピードが出ていた」みたいな感じがあるのかなと思います。色々ある方向性の中で、今後生き残っていくベクトルに、自然に力が集中していく、といった動きです。勝ちつつある側に、更に援軍が到着して、勝敗が確定的になる、みたいなイメージもあります。

蠍座入りした金星は、天王星のオポジションに向かいます。ここはかなりの破壊力が感じられます。金星は牡牛座の支配星、蠍座ではちょっとバランスがとりにくい配置とされます。そこへ、突発的な突破力の天王星ががちっとオポジションを組むと、「密かに期待していた気持ちが外にパーンと出てしまう」とか、「秘めていた欲望や愛が、ボカンとバクハツするように外に出る」ようなイメージがわきます。パイ投げみたいな楽しさというか、どこか境界線を越えたハジけた雰囲気が感じられる形です。経済面でもかなり突発的な、大福のあんこがはみ出るような「楽観の突き抜け」みたいな変化が起こるかもしれません。

6/23から魚座で逆行していた海王星は週末29日に順行に戻ります。その前に水星が海王星にトラインを組み、全体にとてもおもしろい動きです。海王星は曖昧な、アウトラインのはっきりしないことを扱います。蠍座は「水面下にあるもの・隠されたもの」を扱う世界です。どちらも「普段はよく見えないもの」なのですが、そこにアナウンサーでありメッセンジャーである水星が、前向きに強い角度をとってゆくのです。隠されていたことや曖昧なこと、でも、非常に本質的で真実なことを、水星がここで「むきだしにしていく」みたいなことになるのではないかと思います。言葉になること、声になること、アナウンスされること。これまで見えなかったことがはっきり見えてくるようなタイミングです。

この水星-海王星のトラインは、水星の動きによって山羊座の木星・土星・冥王星ともコンタクトをとります。水星が海王星・山羊座三星に小三角を結んでゆくのです。山羊座3星は2020年の柱となる配置なのですが、今週末は2020年の出来事に、新しい解釈や意味づけが与えられるようなタイミングになるかもしれません。本質的で総合的な理解が与えられ、それが多くの人の共有認識となる、みたいな流れが生じるのかもしれません。

少々フライングですが、来週30日月曜日は、双子座の月食です。月食に向かって走っていく今週全体の流れは、かなり強い勢いがあります。特異的な流れの中にある感じ、なにかに引き寄せられるように、導かれるように突き進む時間となるかもしれません。

今週はそんな感じです。