2021/6/21-6/27 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
これを書いているのは18日なのですが、本日、figaro発売です!今回のfigaroは珍しく!豪華占い特集です。多くの先生方が寄稿されていてそれだけでもお勧めなのですが、私もいつもの下半期の袋とじ(本当は「綴じ込み」と言うそうですがもう袋とじで!)に、「もっと知りたい、石井ゆかり」と題した特集を組んで頂きました! 鏡リュウジさん、石田ゆり子さんとの対談、私の既刊の総ざらえなど、すごいことになっております。是非、お手にとって頂ければと思います!!


というわけで(どういうわけだか)今週の空模様ですね。

今週は立て続けに境目・節目感のある動きが起こります。まず21日は夏至、太陽が蟹座入りです。同日、木星が逆行に転じます。これもシフト感のある動きです。蟹座-魚座ラインで、水の中に深く潜っていくような、心の世界に入り込んでいくような動きです。客観から主観に舵を切る感じ、「バランスをとることをあえてやめることで生まれる安定感」みたいなイメージもあります。

さらに23日、水星が順行に戻ります。5月末から双子座で逆行していた水星が順行に戻ると、かなりスッキリしそうです。深く考え込んでいる状態、作戦を練りに練るような状態、迷路を進み続けるような状態から抜け出して、これまでの蓄積を武器に前進できる! みたいな雰囲気にシフトします。ここまでの「迷子」は決して、意味のないプロセスではなく、これがあったからこそ全容が見えてきている、みたいな手応えも感じられるんじゃないかと思います。

25日、山羊座の満月です。ちょっと神経質な月なのですが、今回は木星とセクスタイルで、山羊座の月の中にいっぱいに詰まっている「思い」が汲み取られていく感じがあります。傷ついた子犬が助けようとする人の手に、恐怖のあまり噛みついている、みたいな状態に、その子犬の恐怖を「わかっているよ」と伝える方法がある、みたいな形だなと思います。「この攻撃性は、恐怖心が原因なんだな」みたいな、山羊座の月の「反転」を理解する場に恵まれる感じがあるのです。

26日は海王星が逆行を始めます。さらに27日に金星が蟹座から獅子座に移動します。ここまでの限りなく柔らかく広やかな愛の形が、この2つの動きでバリッと固まる、パッとソリッドになる、というイメージが湧きます。デレデレしていた状態からツンツンにもどる、みたいな感じでしょうか。どんなだ。

全体に、今週の星の動きは、やわらかな状態、混沌としていた状態が、とりあえずの形を得て固まっていく、みたいなシフト感だなと思います。決まらなかったことが決まる、動けない状態から動き出す、「とりあえずこれでいく」というキメウチによって反論もぶつけやすくなる、的な感じがあります。たたき台がしっかりしていればいるほど、それに対抗するアイデアが出やすくなる、みたいな、そんな雰囲気が強まっていくのかもしれません。

今週はそんな感じです。