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「ファンを生むブランド体験」聞いてきました

2/6(木)、天王洲アイルで開催された「大日本市」に行ってきました。

今年のテーマは『アタラシイものづくりと出会う三日間』。
新しくブランドを立ち上げた作り手さんが集まりすごく活気のある空間でした。

今回の目的は、トークイベント!
わたしが惚れ込んでしまった那須塩原にある「chus」の代表・宮本さんの話も聞きたかったし、なにより自分の関心分野でもあるファンを生むためのブランド体験など多数の小売業のコンサルティングされている、最所あさみさんのトークも聞けるとのことで行ってきました(わたし得✨)。

※chusが販売している、バターのいとこの開発秘話もすごく素敵なのでぜひサイトを見てみてください。

すでに最所さんが、当日の内容レポートをあげていたので、ご本人の話を見たい方はこちら(↓)

(最所さんのお話、最初から最後まで「?」ってなることなく、表現も分かりやすくていいなーって思ったし、たくさん勉強したからこそなんだろうなーとも思って、感心しっぱなしでした…👏)

わたしが書くことは、最所さんが話していたことを自分なりに噛み砕いた内容です。以下目次の言葉が大事なキーワード。それ以外つらつら書いていることは自分用のメモとして覚えておきたい。

●ブランドは、同じ意志を共有するコミュニティの旗印

今の時代、人がブランドを選ぶときに考えることは3つ。

【ブランド選びに重要な要素】
・同じ商品を使っているのはどんな人かな?
・ブランドにかかわるとどんな自分になれるのかな?
・ブランドを通して誰と仲間になれるのかな?

何を作っているのか?何を売っているのか?よりも、
そのブランドにはどんな人が集まっているのかが重要になる。

商品やサービス自体の価値は、食べ続けたり使い続ける上で、もちろん大事。だけどそれ以上に「自分がそのブランドと接するとどんな素敵なことがあるんだろう?」という意識が働き、より知りたい!体験したい!と思う。

そういう意味でブランドは、
同じ意志を共有するコミュニティの旗印になる。

そして今話題の新たなビジネスモデル「D2Cは、
”プロダクト(想いも含む)を中心としたコミュニティの形成”
が真髄になっている。


●思わず語りたくなるブランド体験を作るべし

「ブランド体験」は、その場だからこそできる体験。
「コミュニティ」は、同じ世界観の人が集う場所。

つまりは、
「ブランド体験」をすることでコミュニティという資産が生まれる

そして、
「ブランド体験」を語ってくれる人がファン(=熱狂顧客)

ファンが「ブランド体験」を語りたくなる関係をつくることがコミュニティづくりにおいては最も重要で、たとえば以下のようなことをやると、ブランドを通した感動体験が増え、ユーザーが語りたいという気持ちを刺激することができるのかもしれない。

ブランド体験を語ってもらうために、必要なファンとの関係づくりの例
・社員向けお客様座談会にゲストで出てもらう(VIP感)
・一緒に商品開発をする(共創)
・会社や工場を案内する(臨場感)
・普段の食生活の相談に乗ったり解決してあげたり(親密感)

ひとりのファンがオススメしていることに共感した人が、「私も!」と手を挙げ、それがどんどんつながっていく。それがコミュニティを生むことにもつながっていく。


●ブランド体験を語ってくれる人を見つける、育てる

だからこそコミュニティづくりにおいて、ファンの存在は欠かせない。
そんなファンを見つけるのがとても重要、だけどそれが一番難しい。

ファン(ブランド体験を語ってくれる人)を見つける時、以下のことに注意する。

【ファンを見つける際の注意】
○:感動体験を「ねえ聞いて!」と自発的に語っている人
× :ブランドがお金を払い「〜について」を語ってもらっている人

SNSなど自分の想いを誰にも気を遣わずに発信できる場所で、ブランドについて語ってくれている人はファンであると言っても良い。エゴサーチで探し、その人たちとの関係づくりを行う。コミュニティを育ててくれるような人になるために長いリレーションづくりを行うことが重要(めげない!)。

ちなみに、note公式がやっている「#買ってよかったもの」というハッシュタグのように、自分がいい買い物した〜✨と思ったものを発信できるような仕掛けは、ファンを見つける手法としてとても良さそう!やりたい!


●SNS公式はブランドのいちばんのファンであるべし

コミュニティづくりにおいてSNSの存在は重要。バズるコンテンツは一時的なもので、時間が経てばアテンションは下がってしまう。たくさんの人に見てもらい反応を得るのではなく、ブランドの価値に共感する人たちがリアクションするようなコンテンツを公式は発信するべし☝

ただ、ブランドの価値に共感する人たちがリアクションしてくれる(=喜ぶ)コンテンツを考えるには、発信する側の意識が重要。

ファンは、共感する人たちとコミュニティを作りたがる。
だから、公式アカウントは「自分たちブランドの中の人が、ブランドをいちばん好きである!」という意識で発信する必要がある。どんな想いを持っているのか、その商品ができたストーリーなどなど。一番近くでブランドを感じている公式だからこそが発信するコンテンツに、ファンは注目せざるを得なくなる。


※「ブランド体験」を活用した他社事例

【lululemon】
・店舗にlululemonの服を着用して参加できるヨガ空間をつくった
-店に来た客は「この服を着るとこんないい感じのヨガができるんだ」と想像でき、自分もその仲間になりたくなる。

【goop】
・同じ世界観の人が集まるようなオンラインコミュニティを運営
-モノを買うだけではなく、情報も得れるし、イベントにも参加できるので、「このコミュニティは自分の居場所!」と認識して何度も足を運びたくなる。

【RiLi】
・instagramからはじまったファッションECサイト。
-自分もこうなりたい!というイメージを手軽に購入できるので、なりたい姿にすぐなれる!のが最強。
-企業も、「こんなのが人気なんだ」というのをすぐキャッチできるので、販売する商品もターゲットに合う形で用意できる。
-機能性に差異が付けにくいトート―バックやTシャツも売れていて、ブランドとして成功している。恥ずかしくないブランドと認識されている。

【foufou】
・作り手が、instagramのストーリーズなどで透明度高く(良いことも悪いことも)情報発信して、ユーザーの意見に積極的にリアクションして商品開発をしている。
-その透明度さに誠実性を感じたファンがたくさんいる。
-作り手は消費者の顔が見えにくいからこそ、リアクションしてくれているユーザーに対して積極的にリアクションして喜びを表現している感じがなお好感度高い!

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●ファンづくりは理論<行動(まとめ)

今回のトークイベント、すごい数の観客が会場にいました。
(油断してギリギリに行ったら立ち見だった…)

新しくブランドを立ち上げた人も、いま小売業をやっている人も、「ファンづくり」に注目しているということが改めて会場の空気から伝わりました。

自分も会社で「ファンづくり」をやってはいるけど、わからないことばかり。日々いろいろ考えてはいるけど実際にやってみて分かることばかりで、理論より行動なんだなって感じている。とはいえ難しくて頭抱える…。

ただやっていて楽しいな~って思うことの方が多くて、それは自分たちのブランドに熱い想いがあって、喜んでくれていて、大切にしてくれているということを直接感じられるから。そういう人たちのためにもブランドは嘘をつかずに素直に生き育ち、世の中に発信していく姿勢が求められる。

こうしたイベントでヒントをもらえるのはすごくありがたい!
だって「やった方がいい!」って感じていることなのに、やり方がわからなくて頭抱えて、結果宙に浮いて消える~みたいなことが少しでも解消されるから。

だけどまずはやってみることが大事。
自分たちのブランドを好きなファンが、どんなことをしたら喜ぶ(感動)体験をしてくれるのかを考えて、実行してみること。そしてそのリアクションを見ること。これだったら今の私でもできそう。私が楽しく仕事できそう!



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仙台市生まれ、東京歴も早6年。「食」の分野はなんでも好き。26歳、将来の夢は、地域で活きる(生きる)仕事をすること。あわよくば、水がおいしい地域でタイル貼りのカウンター越しにうどんを茹でる名物居酒屋女将になりたい‥!