ALK@人間失格大学生

生きるのがへたくそな大学生が、時には日々感じていること、また時には好きな物やことについ…

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生きるのがへたくそな大学生が、時には日々感じていること、また時には好きな物やことについて日記的につづります。

最近の記事

人間失格大学生、旅に出た。⑤【金沢の観光地めぐり】

金沢の海鮮に舌鼓をうった後、我々はバスで兼六園に向かった。日本三名園の一つに数えられる言わずと知れた、金沢の最強観光地の一つである。 兼六園近くのバス停で降り、向かっている途中で神社があったので立ち寄ってみた。あまりこういったものは信じておらず、神頼みもしない方ではあるのだが、その場のノリでお参りし、おみくじを引いた。 結果なんと思いがけず大吉が出た。まあ、だから何だという話である。そんなものは気休めのようなものである。中には「腕時計を逆の腕につけるとよい」と書いていた。

    • 人間失格大学生、旅に出た④【小食と市場はミスマッチ】

      2日目、朝一番で大浴場に向かった。普段はしないけれど、旅行の時は朝風呂をするという人も多いのではないだろうか。窓から入ってきた朝日が水面をきらきらと照らしていて、最高の日になることを暗示しているようだった。 少しゆっくり目にホテルを出て、最初に向かったのは近江町市場という有名な市場である。観光客から地元の人まで、多くの人々が集まるこの巨大な市場は、魚介はもちろん肉屋や野菜、お菓子など様々な食品が集まる。 同行している友人はとにかくいろいろなものを買い、食べていた。スムージ

      • 人間失格大学生、旅に出た。③【夜の金沢に翻弄される】

        金沢駅周辺はそこそこ人がいた。学校帰りか塾帰りかの中高生。カップルやサラリーマン。そんな中私たちは夕食を食べようと街を徘徊していた。私たちの本命は金沢おでん。完全に冷え切ってしまっている今の私の身体にはうってつけだ。わくわくしながら調べておいたおでんの店に向かった。やっていなかった。 まあまあ。こういうことはよくある。ネットではやっていると書いていたが、実際に行ってみれば臨時休業なんてことはざらだ。気を取り直して私たちは次のおでんの店に向かった。今度はおでんと共にお酒も飲め

        • 人間失格大学生、旅に出た。②【駅のラーメンと冷えた加賀棒茶】

          駅に着いたのが確か3時。列車の発車時間が3時48分だった。このタイミングで友人はラーメンを食おうと言ってきた。まだ切符も買っていない。私だったら先が見えないこの状況で、ラーメンを食べるという不確定要素を足したくない。やはり時間感覚というのは人それぞれなのだなと痛感した。 とはいえさすがというべきか、駅構内の店というだけあり慣れているのだろう、一瞬でラーメンを提供してくれた。結果20分前には食べ終わり無事に列車に乗り込むことができた。自販機で飲み物を買う時間すらあった。 そ

        人間失格大学生、旅に出た。⑤【金沢の観光地めぐり】

          人間失格大学生、旅に出た。①

          前回の記事からかなり間が空いてしまった。前までならこの時点でやーめたとなるところだが、書くべきことができたので続けたいと思う。 世間を騒がせているアレなウイルスも多少落ち着きを見せ、エアコンのリモコンが手放せなかった夏も過ぎて、今年も秋が猛ダッシュで突っ込んできた。私自身、私生活でもろもろひと段落つき、新たな物に目を向ける余裕が出てきたある日。私の数少ない友人の一人から連絡があった。 「ALKって月曜の授業休める?」 こっわ。 こういう内容を伏せた状態での日程確認に、

          人間失格大学生、旅に出た。①

          急に寒すぎて準備が追いついていない。街行く人は秋を通り越して冬のような服を着ている。私だけ夏に取り残されているのか。

          急に寒すぎて準備が追いついていない。街行く人は秋を通り越して冬のような服を着ている。私だけ夏に取り残されているのか。

          最近釣り記事が多すぎる。よく情報リテラシーが大切とかメディアリテラシーがないと生きづらいとか言うけど、あれはもう騙しに来てるからそういう次元では無い気がする。

          最近釣り記事が多すぎる。よく情報リテラシーが大切とかメディアリテラシーがないと生きづらいとか言うけど、あれはもう騙しに来てるからそういう次元では無い気がする。

          あの時代にYouTubeがあったら。

          こういう妄想をするのがスキである。たとえば江戸時代にあったらどうだろうか。江戸時代と言えば参勤交代というイメージがあるので、 【超過酷】大人数で江戸まで歩いたったwwwwww【二度とするか】 とかいいかもしれない。あと江戸時代は農民がいろいろしていたイメージもあるので、 【作業・勉強用】年貢分働けるまで終われません 農作業動画【4K】 とかもあるだろうか。副業的に。 YouTubeといえばのドッキリ動画もあるかもしれない。 【ドッキリ】卑弥呼の鏡、割ってみたwww

          あの時代にYouTubeがあったら。

          合唱にいい思い出がないという話。

          中学時代の話なのだが、学園祭の出し物的な奴で我がクラスは合唱をすることになった。このクラスの出し物で合唱をするというのは人生の中で避けては通れないイベントであり、よっぽどでない限り負けイベである。相当息の合ったクラス、もしくは全員合唱経験者でもなければ、たいていどこかでほころびが出る。 我がクラスもご多分に漏れずほころびまくっており、まず曲がflumpoolの君に届けである。ごりっごりの恋愛ソング。いや、非常にいい曲である。たしかこの曲で紅白歌合戦にも出場している。がしかし

          合唱にいい思い出がないという話。

          もしも人の命が、ふたつあったのなら。

          是非最後まで読んでほしい。一回目の命を失うと、最後に寝た場所で目が覚める。そして一回目の命の記憶は残り、姿かたちもそのまま。オートセーブのあるゲームの残機が2の状態である。そんなときあなたは一回目の命をどう使うだろうか。 多くの人は、もったいないから大事にとっておくかもしれない。人はいつ、事故や通り魔に襲われるかもわからない。非常時に備えてという考え方もいいだろう。 だが、もしも二機残ったまま年老いてしまったらどうだろう。少しもったいない気がしないでもない。老衰で死んでし

          もしも人の命が、ふたつあったのなら。

          バナナムーンGOLDを聞いて感動した話

          私の数少ない趣味の一つに、ラジオ視聴がある。よく大学に行くまでや、家事をするときにradikoのタイムフリーで聴いている。ラジオはなんとなく、身構えずにラフに楽しめて極めてすばらしいコンテンツだと思う。 最初に触れたラジオは中学生のころ。寮生活をしていた私は夜になるとスマホを寮監のいる事務所に預けてから寝なければならなかった。夜中までスマホを触って遊ばないようにするという規律正しい生活を送らせる寮ならではのルールである。 しかし私は実家からウォークマンを持ち込んでいた。音

          バナナムーンGOLDを聞いて感動した話

          新幹線ルーティーン

          中高生のころ、地元を離れて寮生活をしていた私は実家に帰るのにしばしば新幹線を利用していた。実家までは特急と新幹線を使うと3時間はかかってしまうので飛行機で帰る方がもしかするとはやかったのかもしれない。しかし、私はその新幹線で帰省する時間が大好きだった。 帰省当日の朝、私は朝早く寮を出る。朝の澄んだ空気の中、前の日の晩に荷造りを済ませている私は朝食を食べずに寮を出る。私にとって帰省の時間は非日常を味わう時間でもあるので、寮の食堂で朝ごはんを食べるなどというTHE日常は排除する

          新幹線ルーティーン

          スーパー銭湯ダンジョン

          スーパー銭湯について書きたいと思ってから400文字くらい書いたが、読み返してみるとクソつまらなかった。馬鹿の一つ覚えのようにスーパー銭湯の魅力を語って丁寧に説明しているのである。スーパー銭湯は大きくて食事もできるんです!1000円行かない値段で一日中楽しめるんです!。そんなことはみんな知っている。自分で自分が嫌になった。こんなに書けない物か?私にしか書けないことは何だろうか。本当に私はスーパー銭湯に大満足しているのだろうか。ということで今回はスーパー銭湯が好きなのに楽しめない

          スーパー銭湯ダンジョン

          僕と契約してぼっち旅行者になってよ!

          今年もうだるような暑さだった夏が過ぎ、どうやら世間は秋に向けて動き出しているようだ。私は暑がりなので夏は用事がなければ基本的に外に出たくない。できるものなら一日中家で引きこもってエアコンの風にあたりながら昔のアニメでも見ながら寒い寒いと言いながら鍋を食べていたい。そんなことだから私はたいてい季節が変わっていることに気づくのが遅い。今年もそれは例外ではなく、先ほどスーパーに買い物に出たところ非常に気持ちの良い風に吹かれて驚いた。またそれと共に近所のスーパーとはいえ半袖半ズボンで

          僕と契約してぼっち旅行者になってよ!

          孤独のグルメってなんかいいよね

          1人でお店で食事をするのが非常に苦手である。そんなことはないということはわかっていても、自分の振る舞いや注文がほかの客に注目されているような気がしてしまう。中でも、昔から地元の人に愛されているような食堂は特に苦手だ。そういうところには基本的に常連と呼ばれる人間がいる。店主の次に店で幅を利かせており、場合によっては初めて来る客を毛嫌いするような人もいる。店のカウンターの角で客の振る舞いを見て値踏みしている(ようなきがする)のだ。私は本当は昔ながらの店は大好きである。しかし、見ら

          孤独のグルメってなんかいいよね

          テレビ

          若者のテレビ離れが叫ばれはじめて久しい。今の時代、テレビに成り代わるものはいくらでもある。YouTubeやTVer、huluなどの定額制動画配信サービスなどもそうだろう。もう必ずしもテレビじゃなければならないという時代ではなくなっている。なぜ若者がテレビを見なくなったか。理由はいくつかあるが、テレビの一時間ほどの拘束を待てないほど、若者のエンタメへの集中力が続かないということが大きいだろう。 例えば、YouTubeは基本的に10~20分の動画がほとんどである。どれだけ長い動