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新規事業のサイト立ち上げで、エンジニアが気づいた大切なこと


こんにちは!note編集部のかりんです。

今年の冬は暖かくて1月らしくない日が続いていますね。ポカポカ暖かい毎日ですが、インフルエンザは流行中ですので皆さん、体調には気をつけてください~!

さて、2020年の担当note一発目。やる気みなぎる今回は、本日(2020年1月21日)にリブランドから1周年を迎えた、ウエディングドレス選びがもっと楽しくなるクチコミサイトWedding Park DRESSについて。

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リブランド1周年を記念し、サイト立ち上げからサービスに携わってきた、エンジニア谷渕さんのお話をお伺いしました。

サイトを1から作るという、社内でも前例が少ない経験をした谷渕さん。
今ではサイトに対する想いや愛が強いと社内で一目置かれる存在です。

最初は「仕事に対して目標がなかった」という彼女を、突き動かしたものはなんだったのでしょうか。


「Wedding Park DRESSが私の人生を変えた」と話す彼女サイト立ち上げ秘話に迫ります。

ガムシャラにやるしかなかったサイト立ち上げ

始まりは4年前、上司から「次の四半期からドレス事業の担当エンジニアをお願いしたい」と突然の依頼がありました。とても驚き、また複雑な気持ちだったことを今でも鮮明に覚えています。当時、他のチームの専属エンジニアとして1年半ほど仕事をしていたので、チームを離れる寂しさがありました。ですがドレス事業は、別の社内プロジェクトで一緒に活動をしていた方が責任者を務めていた新規事業。「よし、一緒に頑張っていこう!」と決心も早かったです。

最初はどんな想いをこめたサービスにするのか、このサイトに来る人はどんな人で、どんなことを叶えていきたいのか…と、全体の設計から事業責任者と一緒に考えました。エンジニアとして、決まったことを外部のベンダーさんにシステム的なこともふまえて通訳していく役割でした。

サービスを開発するといっても、サービスだけをつくればいいのではなく、その周りの環境整備なども開発に含まれます。今までは当たり前に準備されていたので、誰かが準備してくれたという意識さえありませんでしたが、0からサイトを作ると、「こんなところから、自分でつくらないといけないんだ」と気付かされることも多くありました。

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そもそも、サイト立ち上げは初めての経験でしたので、上手くいかない事ばかり。スケジュールがぎりぎりになったり、本当にリリースできるのかな?と、不安になったり…何度か泣きながら会社から帰った記憶があります。

夢も目標もなかった自分を変えてくれたもの

サイトを立ち上げるにあたり、自分の力不足に悩む毎日でしたが、そんな私を救ってくれたのは一緒に事業を立ち上げた事業責任者の「ドレス業界や花嫁に対する想いの強さ」でした。

彼女は自分よりも年下だったのですが、「このメディアができると、花嫁のこんな悩みを救える」とか、「今の業界を変えていきたい!」など、業界や事業に対する夢をたくさん語ってくれる人でした。

実は私自身は、ただただ毎日楽しければいいや!というタイプで、具体的な夢も目標も当時はありませんでした。そんな私に、サイト立ち上げの序盤で彼女は、サイトへの想いはもちろん、サイトで叶えていきたい夢、更には市場規模やドレスショップのことなどに関しても、細かく説明してくれました。その中で、業界の課題や、花嫁のお悩み、ドレス選びに対する後悔の声があることを教えてくれました。例えば、式が終わっても「やっぱりあのドレスにすればよかった!」と後悔する人がいたり、「他の店舗にこんなに素敵なドレスがあったんだ…。」と後から知る人がいたり。

最高の一着を着て当日を過ごすというキラキラしたイメージの中にも、たくさんの悩みがあることをしり、衝撃を受けました。

事業責任者がサイト愛や業界の課題を語りつづけてくれたことで、私の中にも自然と「花嫁の悩みを解決したい!」という気持ちが芽生えていき、「みんなが楽しんでドレス選びができる世の中を、彼女と一緒に作りたい!」と強く思うようになりました。

まさに彼女の夢が私自身の夢にもなった瞬間、「事業責任者の夢・想いを叶えてあげたい」という気持ちが自分の仕事のモチベーションに変わっていき、この気持ちは、サービスを作っていく中で強くなり続けていきました。

もし、記事を見ている方の中に「なかなか仕事に対するモチベーションが上がらない」と悩んでいる方がいれば、「自分の気持ちが高まる瞬間」を探してみてほしいです。自分がどんな時にスイッチが入るのか、思い出してみてください。

何も思いつかなかったら、事業の責任者や上司に、今やっている仕事が目指す未来、叶えたい夢、今までの歴史について思いっきり語ってもらってください。

例えば、「この事業はどうして生まれたのか。どんなドラマがあって今の状況まで育ってきたのか。」事業の歴史を知ればきっともっとおもしろくなるはずです!自分の仕事の先には、とても素敵な世界が広がっているということに、きっと気が付くはずです。

すべての花嫁の悩みを解決できるサイトに

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実は昨年、結婚式を挙げました。プライベートで自分自身が「プレ花嫁としてウエディングドレスを探す」という体験をしたのです。着用するウエディングドレスは、パートナーや親族にはなるべく内緒にしたいと思っていたので、ドレス選びにかなり苦戦し…。

仕事でウエディングドレスの写真を毎日見ていたので、知識はある方だと思っていたのですが、いざ選び始めると、同じドレスでもショップによって金額が違ったり、式場の外の道をとおる可能性がある場合に選べないドレスがあったり、同じドレスでもショップによって少し作りが違ったり…と、知らなかった情報が山ほど出てきたんです。

そこで改めて、花嫁は多様な悩みを抱えていることに気が付きました。

自分がユーザーと同じ悩みに直面する事で、仕事においても、サイトの課題を自分ごと化しやすくなり、見方や考え方も変わったと感じています。

今後は「Wedding Park DRESS」を通して、花嫁が運命の一着に出会い、結婚式当日に「この一着に出会えて本当によかった。最高の結婚式ができた。」と思える世の中にしていきたいと思っています!



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