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すべては業界とチームのために。激動の6ヶ月を走り切った「MVP」の振り返り

こんにちは!note編集部のけいです。

ウエディングパークにて半年に一度行なわれる、社員総会。社員総会では、半期を通し成果を出したメンバーへの表彰が行なわれます。その表彰の中でも、全社員の中で最も成果を出したとされるメンバーに贈られるのが「MVP賞」です。

今回のnoteは、2020年10月に実施された社員総会で見事MVPに選ばれた、新規事業が集まる部署「社長室」の室長であり、フォトウエディング・前撮りのスタジオ検索サイト「Photorait(フォトレイト)」の事業責任者も務める、小林司忠さんのお話。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言に影響を受けつつも、業界を前向きに牽引すべくアジリティに動き続けた成果と、リモートワークを余儀なくされた環境の中でも部署の「一体感」の創出に邁進した姿勢を評価され、受賞となりました。

責任者として、この半年は数多くの困難が立ちはだかったはず。激動の日々の中、成果を収めつつ部署を明るく引っ張ってくれたその背景には、どんな想いがあったのでしょうか。

この半期を振り返っていただきながら、小林さんに想いをお聞きしました。

追求したのは、リモートでも変わらない「一体感」

多くの方と同様に、この半年間は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で生活が一変しました。ウエディングパークに入社して10年以上経ちましたが、ここまで働く環境が変わり、手探りだった半期は初めてです。

リモートワークが本格的に始まり、メンバーと直接対話できない状況が始まったのが、今年の3月下旬。
メンバーのモチベーション・一体感を維持するために、この状況下でいかに同じ場を共有していた時のコミュニケーションを再現できるか、なんなら超えられるかを考え続け、トライ&エラーを繰り返した日々でした。

手始めに、部署の朝会を毎日行なうと決め、自ら司会を担当しました。これは、部署のトップである僕が、朝から誰よりも元気で明るくいる姿を見せることが、メンバーの安心感やモチベーション向上に少しでも繋がるのではと思ったからです。
他には、業務中にビデオ会議を繋ぎ「離れていても一緒に仕事している」感覚を増やす時間を作ってみたり、共通の掛け声を作ってお互いを鼓舞したり…。リモート環境の中で、コミュニケーションを取りつつ「一体感」を高められる施策を試行錯誤し、実施しました。なかには手応えのないものもありましたが、今や必要不可欠な施策に発展したものも多く、ニューノーマルな働き方、活性化の実現ができたと思っています。

出せる場所には顔を出し、活性化は全力で。室長、責任者、といった立場は関係なく、できることはどんどん自分からやっていく。対面できない状況だからこそ、トップが率先して行動し「背中で見せる」ことを大事にしていました。

自分たちの「存在意義」を考え直した半年間

緊急事態宣言によって、ブライダル業界も大きく打撃を受けました。

私たちが商品としている「広告」は、こういった緊急事態時にはあまり前向きに捉えられない場合も多く、影響を受けている業界の様子を目の当たりにすると「自分たちが今やっていることは、本当に必要なのだろうか?」といった葛藤を抱えざるを得ませんでした。

単純にどんな半年間だったかと問われれば、「辛かった」という感想になるかもしれません。
10年以上向き合ってきた業界が、ものすごいスピードで変わっていく様子を目の当たりにした経験は、きっと忘れることはないでしょう。

とはいえ、こういう時にこそインターネットメディアの力が世の中に必要となると、強く実感できた期間でもありました。
悩んでいるカップルに向けた情報発信を頻度高く行なったり、業界に対して課題解決に繋がる機能を提供したりと、広告の価値だけではない「業界と世の中を前向きに進めるためにできること」をメンバーとフレキシブルに話し合い、行動していきました。
少しずつ、業界からも明るい話題を聞くことができるようになり、そういった声が「我々が今、できることをやっていっていい」という、安心材料にもなっていきました。

乗り越える力をくれた、「日本を、もっと豊かに」

辛い中でも前を向くことができた理由の一つに、「TRUTH」の存在がありました。
「TRUTH」とは、ウエディングパークの行動規範として示されている9つのピース(言葉)のこと。
この期間、中でも心に刻んでいたのは、9つ目の「日本を、もっと豊かに」の言葉です。

9.日本を、もっと豊かに
たくさんの人が、たくさんの幸せな結婚をして、日本が豊かになれるように。そのために、できることを。

この言葉に目を通して感じたのは、
辛抱の時があるからこそ、新しい未来が開けるきっかけになるのかもしれない。いつかきっとこの経験が、日本がもっとよりよくなるための原点になる。
という「希望」でした。

この希望を胸に抱きながら、世の中、業界、メンバーと向き合い、自分を奮い立たせていましたね。
「TRUTH」は行動指針として、普段から意識しているものではありましたが、この経験を経てさらに大事なものとなり、改めて僕の立ち戻る場所となってくれました。

そしてこの半期は、経営陣とコミュニケ―ションを取る機会が今まで以上に多く、会社からのメッセージをキャッチアップしやすい環境でもありました。会社が今何を考え、何を求めているのかを明確に伝えてくれていたので、まっすぐにそれを信じ、突き進むことができました。

大変な時期ではありましたが、この機会を通してより「チームウエディングパーク」を感じることができたのも確かです。

「未来を創る」フェーズへ。

この半年間は、まず自分の部署を立て直すことを目標とし、走り切ってきました。これからは、もっと広い視点で行動していくフェーズに入ったと、個人的には思っています。

これまでは「今」をどう打破するか。
ここからは「未来」をどう創っていくか。

新型コロナウイルスによる影響を含め、まだまだ業界には様々な課題が残っています。そこに対し、今後ウエディングパークがどのように貢献し、牽引できるのかを、具体的に表現していくことがより重要となるでしょう。それには、社員一人一人が課題に向き合い、責任を持って自分のやるべきことを成し遂げていく必要があります。

今回の総会では、新たに設定された中期ビジョン「結婚の幸せへ、まっすぐに進めるデジタルを。」が発表されました。ビジョン達成への明確な道のりはなく、誰かが教えてくれるものでもありません。それぞれがこのビジョンに込められた覚悟と向き合い、自分で余白を見つけ、それを埋めていく必要があるのです。

僕の仕事は、このことをメンバー一人一人がしっかりと意識し続け、自発的に向き合う流れを作ること。5年後、10年後に振り返った時に、このビジョンに恥じない行動ができたと全員が言えるよう、室長として、事業責任者として、伝える役割背中で見せる役割をしっかりと全うしたいと考えています。

チームウエディングパークの一員として、自分の求められていることをしっかりとやっていく。
これからもそんな想いで、メンバー(同志)たちと共に走っていきたいと思っています。

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