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成功の鍵は打合せにあり!打合せの極意

結婚式の成功の秘訣とはと聞かれたら?

司会者として、結婚式の成功の秘訣は?
と聞かれたら、間違いなくこう答えます。
『打合せがうまく行ったか』

これは、結婚式に限らず、イベントでもどんなお仕事でも
同じです!
打合せ次第で、本番が成功するか、商品を喜んで買って頂けるか
決まると思っています。

私の行っている、結婚式司会者養成講座の生徒さんからも
打合せがうまくなりたいという声をよく聞きます。

という事で、今回は打合せの極意をお話ししますね!
結婚式司会歴10年、ウェディングプランナー歴5年、トータルで携わった組数は約2000組です。
この2000組の打合せの中で体得したノウハウです!
あなたも、是非打合せのプロになって、お仕事を成功させて下さいね。
ラストには、打合せで役立つ雑談ネタもお伝えしますので、最後まで是非ご覧下さい!

それでは、結婚式の司会者の打合せで見て行きましょう…


打合せの流れ


場所:
式場やホテルの場合、お打ち合わせサロンで司会者と新郎新婦で行う事が多いです。
稀に、会場によっては、担当者が同席する事もあります。

時期:
結婚式の約1ヵ月前くらいに行う事が多いです。

時間:
所要時間は1時間~1時間半くらいです。

内容:
進行の流れの確認
お客様の紹介コメント確認
お2人のプロフィール確認
持ち物:
名刺・進行表・プロフィール・メモが掛ける紙・筆記用具・一番大切な笑顔
流れ:
①新郎新婦が早く来たり、前の打ち合わせが早く終わる事を想定して、どんなに遅くても20分前には式場に到着してお化粧直しを済ませておきましょう
②担当者と進行のすり合わせやお2人について伺います。そして打ち合わせ前後のスケジュールも確認しておきましょう
(お2人がお疲れではないか、どれくらいの時間で終わらすのが良いのか、そのままお帰りなのか、打ち合わせが続くのか)
③お打ち合わせサロンにお2人が到着したらお席に行きます
④ご挨拶&名刺のお渡し
(美しく渡しましょう&名刺入れも見られています)
⑤アイスブレイク…雑談
(心を掴むために一番重要です、いきなり本題に入っても話す体制になっていません)
⑥結婚式の意向や進行表確認
(どんどんメモを取りましょう…美しい字で。ペンも指も司会者としてこの人は大丈夫か…という目線で見られています)
⑦お客様の肩書や紹介コメント確認
(主賓祝辞の方や乾杯のご発声の方の会社名&肩書を確認しましょう。
また、スピーチや余興、中座のエスコート役の方などの紹介コメントを確認します…なかなか出てこないのでヒヤリングしながら聞き出してあげるイメージです)
⑧プロフィール確認
(お2人の歴史をしっかり紐解き、お2人の魅力を引き出してあげましょう。知らない地名やお2人の趣味については、ネットで情報収集をしておき、会話を膨らませましょう)
⑨その他ご紹介してほしい事確認
(衣装やお花、手作りアイテムなど)
⑩質疑応答
⑪ご挨拶&進行表コピーしに行く
⑫進行表お渡し&次のステップご案内
⑬担当者へ申し送り&スタッフへご挨拶して終了

このような流れで進んで行きます。
POINTは、お2人にしっかり興味を持って会話を楽しむ事。ただ、余計な話で脱線ばかりしていると時間がどんどん過ぎてしまうので、順序立ててテンポよく進める事。お2人が聞いて欲しそうな事を聞く事!

打合せの極意


それでは、お待たせ致しました…私が15年で培った打合せの極意をお伝えします。
これを見たら、お客様はあなたのファンになり、安心して当日を迎えて頂けますよ。


あなたに質問形式で聞いていきます…
Q1お客様はどういう精神でいると思いますか?
(緊張、どんな人が司会者なんだろう…→では緊張をほぐして、あなたが司会者で良かったと思って頂けるような対応をしましょう。最初の5秒で印象は決まると言われています…笑顔、身だしなみ、感じの良さ、落ち着いた雰囲気を醸し出しましょう)

Q2打合せのゴールは
(新郎新婦がこの司会者だったら大丈夫だ!結婚式がより楽しみになった!と思って頂きたいですよね→新郎新婦の結婚式の意向をしっかり汲んで、進行や紹介コメント、プロフィールなどしっかり確認しつつ、お2人の笑顔を最大限に引き出すようなユーモアのある楽しい打ち合わせにしましょう)

Q3どんな事前準備をしておくと良い
(進行表やプロフィールを事前を頂いたら、目をしっかり通して不明点は担当に確認しておきましょう。お2人がどんな性格なのかも担当に確認しておくと安心です。例えば新郎が無口…とか、新婦が主導権を握っている…とか、こんな話が大好き…など、事前に知っているのと知らないのでは打合せの内容も変わってきます。また、プロフィールで趣味の部分を掘り下げて調べておいたり、自分の知らない土地が出身地だったり思い出の場所だったりしたら、こちらも調べてどんな所なのかリサーチしておきましょう。そして、誕生日や入籍日など、記念日がそのお打ち合わせの日に近かったら、しっかりおめでとうございますとお伝えしてあげましょう)

Q4どんな司会者ならなんでも話したくなる
(新郎新婦にしっかり興味を持って聞いて下さる…業務的ではなく、心か聞きたいという姿勢で臨む。抜群の質問をする…新郎新婦が思わず語ってしまいたくなるような質問)

Q5実はお客様はここを見ている
(当日の司会者として大丈夫が見ています…服装のセンスはおしゃれか、持ち物に美しセンスが溢れているか、話し方が自然で美しいか、表情が綺麗か、感じが良いか、人間的に魅力があるか、司会者として技術があるか…技術があるか試されるのは、紹介コメントの例文を伝える時に伝わります。)

必見!アイスブレイクのネタ

ラストに、打ち合わせに役立つ雑談…アイスブレイクのネタをお伝えします。
打合せで心を開いて頂くきっかけの雑談になります。
・結婚式のご準備の進捗
・今のお気持ち
・お天気
・記念日
・担当から聞いているお2人の人柄
・お2人の印象的な物(ネイル、髪型、服装)
・なぜこの日に結婚式
・前のお打ち合わせがどうだったか
・指名を頂いていた場合は、そのお礼と決め手

さぁ、いかがでしたでしょうか?
今回は、成功の鍵は打合せにあり!打合せの極意をお伝えしました。

結婚式も1回ですが、打ち合わせも1回です。
どんなお仕事も、全てが1発勝負です。
しっかり下準備をして、当日までにロープレを行って最高の打ち合わせのシナリオで臨んで下さいね。

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それでは、次回もお楽しみに!

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