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まったくの未経験でWebデザイナーを目指してWeb制作業界に入った時にやったこと。


わたしが、Web業界に転職したのは約15年前くらい。
前職はシステムエンジニアで、デザインやWeb系には全く関係のない仕事をしていました。

もともと、新卒で採用試験を受けていたのはゲーム会社ばかり。

クリエイティブ系の仕事をしたい、という漠然とした目標しかなく、理系ということで、保険で受けていたシステム会社で内定が決まり、就活に疲れていたこともあり、そのまま入社しました。

しかし、入社してもいつかはクリエイティブな業界に転職するんだ、という意識はあり、新卒から6年目でWeb制作業界に転職しました。

なぜWeb制作業界だったかというと、当時エンジニアをやっていたので、HTMLやJavaScriptの習得は独学で出来そう、Webサイトは当時格好良いデザインも出てきており、クリエイティブな感じがしたのです。

印刷関係のデザインも興味があったのですが、自分の経験に近いのはインターネットだ、と思ったのです。かなり安易ではありますが・・

自分の経験に近いと言いつつ、デザインに関してはど素人です。
単純に自分の憧れとやる気だけでは、採用してもらえるとは到底思えません。

専門学校に通うという選択肢も考えましたが、結局独学で学び、うまくWeb制作業界に潜り込み、現在にいたります。

業界未経験のまったくの素人の私が実践した、独学でのWeb制作の勉強方法と、転職する際のWeb制作会社へのアプローチの仕方についてまとめてみました。

どうして専門学校へ通うという選択をしなかったのか

専門知識を身に着けるというと、真っ先に専門学校などに通うという選択肢を思いつく方もいると思います。

私も仕事を辞めて、アルバイトをしながら専門学校に通うということも考えました。当時、エンジニアとして残業をしまくっていましたので、そこそこの貯金があり、実家に帰って、自分で学費を出して勉強しようかとも思いました。

しかし、よく考えてみると専門学校に通う2年間は、学生時代とは異なり、社会人になった私にとってはかなり長い期間です。
2年間も会社勤めをしないと、社会から取り残されるような気にもなりました。

そこで、あえて独学でチャレンジすることを選びました。
まずはダメもとで、独学で頑張って就職できたらラッキーだし、何ヶ月かやってみてダメだったら、その時はその時に考えようというくらいの気持ちでした。

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