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weblioユーザー様の「中学レベルの英語力からTOEICで600点を獲得するための学習方法」のご紹介

今回の投稿は、英語学習者の方にお伺いしたTOIECの勉強の仕方いついてです!

英語の学習方法を発信していらっしゃる柴田さんに、中学校レベルの英語力から、TOIEC600点に至るまでの軌跡を教えて頂きました!

どうやって英語の勉強を始めたらいいか分からないという方にもとても参考になると思います。是非一読ください。

「完全独学!英語オンチの僕が3ヶ月の学習でTOEIC600点を取った方法」

この記事では、中学レベルの英語力から完全に独学でTOEIC600点を獲得するための学習方法を解説します。
まずは私のプロフィールを簡単にご紹介します。

柴田怜
中卒から完全独学でTOEIC965点を獲得
今までに訪れた国は40ヶ国以上

Youtube元々、私は中学時代から英語があまり得意ではなかったのですが、20代になってから「海外を自由に旅して世界を自分の目で見たい」という思いが強くなりました。それまでは、英語ができないため海外に一人で行くのが怖くて、社員旅行でハワイや韓国に行ったことがある程度でした。
なんとなく英語ができるようになりたい、と思っていても上達しないと考えていたある日「これから3ヶ月間必死に勉強してTOEIC600点を獲得する」という目標を設定しました。
そして、実際に初めて受けたTOEICでは705点を獲得しました。
当時の私は中学英語すらままならないレベルでした。この記事を読んでいるあなたの英語力が現時点でどんなに低いとしても、ここでご紹介する方法でしっかりと勉強すれば、3ヶ月後にはTOEIC600点を獲得できると確信しています。


学習時間の目安

では、中学レベルの英語力からTOEICで600点を獲得するために必要な学習時間はどれくらいなのでしょうか?

短期集中:3ヶ月で500時間勉強しよう!

私は熱しやすく冷めやすいため性格のため、3ヶ月という短期間でTOEIC600点を獲得する、という目標を立てました。
この間、平日4時間、週末は8時間、合計500時間ほど英語の勉強をしていました。
最初の1ヶ月で基礎の部分をしっかりと固め、2ヶ月目は基礎の学習に加えてTOEIC向けの単語学習や多読を開始し、3ヶ月目はTOEIC公式問題集を中心にTOEICに向けた学習を行いました。
短期間に英単語学習や文法学習を同時に行うことで相乗効果が生まれ、同時にフレーズや英文にたくさん触れることで英語の総合力が強化されていったため、効率よく学習できたと感じています。

最初の1週間:基礎の基礎を復習

これから英語を本気で勉強し直したいと考えている場合、まずは英語の基礎の基礎の部分である中学英語の復習から始めることをおすすめします。

まずは中学英語をざっくりと復習しよう

中学英語の復習には『中学3年間の英語を10時間で復習する本』をおすすめします。この本をサッと一読して、すべて理解していることが確認できた場合は、次に進んでください。
もし、わからない部分があった場合は2回、3回と何度か読み直しましょう。
中学英語にかなりの不安がある人は『NHKラジオ 基礎英語1』を1年分やるのもおすすめです。

1ヶ月目:基礎をしっかりと固める

今後の英語学習を効率的にするために、基礎の英単語と英文法の学習は必須になります。そして、この基礎力を元にフレーズや発音を学習すると、ある程度使える英語力が身についてきます。

基礎英単語を覚えよう

英単語の学習では『ゼロからスタート英単語 BASIC1400』などの超初歩的なレベルの単語帳からスタートすることをおすすめします。
英単語学習の際には、必ず音声を聞いて、発音も覚えるようにしてください。なるべく薄い単語帳一冊をやり切って完璧にすることで、英語学習に対する自信が生まれます。

英文法をゼロから学び直そう

英文法に関しても『ゼロからスタート英文法』などのなるべく薄くてわかりやすい本で学習しましょう。
わからない部分があってもあまり気にせずに、まずは1冊を読み切ってしまってください。1回読んで意味がわからない部分があっても2回、3回と繰り返し読むことで英語の基礎文法がかなり理解できるようになります

よく使うフレーズを覚えよう

英単語と英文法の知識がつけば、ある程度は英文の理解ができフレーズを作れるようになるはずですが、実際にはそう簡単ではありません。そこで、お決まりのフレーズを丸々覚えると英文の理解力が格段に上がります。

『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』のフレーズを覚えると、TOEICのためだけでなく、実際に会話する際にも非常に役に立ちます。ここで覚えたフレーズが『型』となり、すでに勉強した単語と文法の知識を応用すると、非常に多くの英文を理解し、使えるようになります。

英語の発音を学ぼう

フレーズの学習と同時に英語の発音も学習しましょう。
日本人の英語学習者がかなりの割合で英会話が苦手な理由のひとつが発音だと思います。英語の発音の勉強をすることにより、発音がよくなるだけでなく、リスニング能力が格段にアップします。自分で発音できない音は、聞き取ることも困難です。
私は『英語耳 発音ができるとリスニングができる』という書籍を利用して発音の勉強をしましたが、このおかげで後にTOEICのリスニングで満点を獲得できるまでになりました。

2ヶ月目:基礎の一歩先へ

ここまでの学習で英語の基礎力はかなりつきました。
次は、英文を読む力を向上させ、TOEICのための英単語を覚えましょう。

多読で英文に慣れよう

この時点で自分のレベルに合わない高度な英文に挑戦すると、理解できず挫折してしまいます。そこで、単語数が限定されている『ラダーシリーズ』などの洋書を使って多読に挑戦しましょう。このシリーズは難易度が5段階にレベル分けされているので、レベル1のものの中から自分が興味のあるものを選んで読んでみてください。私は『ガンジー・ストーリー』や『走れメロス』の英訳版など数十冊読みました。
こうして洋書を読む経験を重ねることで、自分の英語力に自信を持てるようになりますし、英文を読むことに対する苦手意識を克服することができます。

TOEICレベルの単語を覚えよう

TOEICで600点を目指すには、中学レベルの基礎英単語に加えて、TOEIC頻出の単語を覚えるのが近道です。『TOEICテストに でる順英単語』などのTOEICに特化した単語帳で学習しましょう。この単語帳に記載されている最初の1,000語を覚えることでTOEICテストに使用される単語の約80%、最初の2,000語を覚えることで約90%を網羅することができます。TOEICで600点台を目指す場合は最初の2,000語程度までを覚えるようにしましょう。

3ヶ月目:TOEICの問題に慣れる

TOEICで高得点を獲得するには、やはりTOEICの試験に合わせた勉強をする必要があります。
今まで学習した英語の基礎に加えて、TOEICの試験対策を行いましょう。

TOEIC公式問題集を徹底的に使いこなそう

TOEICの問題形式に慣れるのに一番役立つのが『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集』(以下『公式問題集』)です。TOEICの出題形式が2016年5月より変更になっているので、それ以前の公式問題集は利用しないようにしてください。
TOEICでは過去問を公開していませんが、公式問題集はそれに準ずるものです。これをやりこむことにより、TOEICの試験形式に慣れることができるのはもちろんのこと、TOEICに実際に出題されるレベルの文法や語彙を学習することもできます。
公式問題集1冊には2回分の試験問題が掲載されていますので、3冊用意し合計6回分の試験問題をこなしましょう。必ず、タイマーをセットして時間を意識して問題を解くようにしてください。そして、間違えた問題やあいまいだった問題をひとつずつ精査していきます。
これにより自分の弱点が見えてきますので、ひとつひとつの問題をしっかり理解できるまで調べ尽くしましょう。

まとめ:短期集中で学習して3ヶ月でTOEIC600点を目指す

冒頭でもお話した通り、私は3ヶ月という短期間でTOEIC600点を獲得する、という目標を立てました、3ヶ月後に実際に受けた初めてのTOEICで目標の600点を上回る705点を獲得できました。この経験により、自分の英語力に自信を持つことができるようになりました。また、その後も英語学習を継続し、最終的にはTOEIC965点を獲得できました。今ではビジネスで英語を使ったり、英語で電話をすることも怖くなくなりました。
正しい方法でしっかりと学習をすれば、TOEIC600点は必ず達成できます。自分を信じて、目標に向かって学習しましょう!


おまけ:動画で解説する英語学習

如何でしたでしょうか?なお、柴田さんはYOUTUBEでも英語の学習方法について解説されております。大変分かりやすいかったので、こちらも是非ご覧いただけると参考になると思います。


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