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ライブ配信のために、自宅を真っ黒にリフォームしました

まず、こちらがBefore

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そして、After

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あらゆるカメラアングルの背景を「黒くしたい!」理由のみで、リフォームを決行。

当初、住宅専門のリフォーム業者さんに相談をしましたが、「住居の一室、部屋全体を真っ黒にした実績がない」という理由で、ことごとく断られてしまい...結果、ゲームセンターやBARなどを手掛けているBtoBな業者さんが引き受けてくれました。

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壁、天井はもちろん、エアコンも真っ黒に。

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窓を目隠しする蓋は、オリジナルで制作してもらいました。

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3日間の塗装作業、1週間の乾燥期間を終えて、いよいよ機材を搬入。

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6畳の空間に、カメラ6台を配置。

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演者を正面から狙うカメラは、PCのディスプレイモニターにクランプで固定。
三脚に場所を占領されず、さらに、わずらわしいケーブルをディスプレイ背面に隠すこともできて、一挙両得。

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壁ギリギリに配置したい機器は、壁にチーズプレートを埋め込んで設置。クイックリリースプレートを併用して、移動や配置換えもラクラク運用。

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一般的なチーズプレートの運用と異なる、かなりイレギュラーな方法ですが、空間に浮かせるかのごとく、壁や天井から「機器を生やす」ことができました。とくに天井への配置が便利です。

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すべてのカメラ映像信号は、ビデオミキサー(Roland V-8HD)に入力。すべてのインプット/アウトプットに30cmの延長アダプタをかまして、「機材背面に回り込まずともカンタンに抜き差しできる(ルーティングの変更ができる)」工夫を取り入れています。

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ビデオミキサーの出力は3系統。
ひとつは配信エンコーダ、二つ目はレコーダー、そして三つ目はカメラの後ろに配置した50インチのモニターに送ってます。

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この返しモニターは、マルチビューのほか、カンペ台本やライブ配信中のユーザーコメントなどを任意で切替表示できます。これにより、カメラ目線をキープした状態で、各種モニタリングを行えます。

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ワンマンオペレーションでのカメラスイッチングは、演者の足元に配置したフットスイッチを利用。ボリュームペダルでは演者のトークにリバーブ(エコー)をかけることも可能です。

ちなみに、リバーブ自体の上げ下げではなく、リバーブに送る肉声量の上げ下げをしています(一部のワードのみエコーがかけられる仕様)。

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演者が立つステージブースには、収納付のスツールを配置。
こじんまりとしたライブハウスのような印象です。

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天井の照明は、ダクトレールにクランプやフレキシブルアームで固定。プロ機材ドットコムさんからご提供いただいたLED照明を使用しています。

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ライブ配信のための自宅の一室「完全リフォーム」。
ローランド株式会社の吉田さんのコメントを頂戴して、ライブ配信スタジオ『BLACKHALL』と名付けました。

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弊社のオフィスや外部のレンタルスタジオでは成しえない、「この空間ならではのコンテンツ配信」を、引き続き実践してまいります。

取材のお問い合わせは、株式会社エンタミナまで直接ご連絡ください。

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