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「なぜWEBデザイナーか」を自分の過去からもう一度考えてみる

「なぜWEBデザイナーになりたいのか」

改めて考えると「なんでなんだろう。」と思う自分がいます。
勉強を始めたのは4月。
そこからデジハリ千葉に通い、のんびり勉強をしてきました。

そろそろ本格的に働く準備をしよう!と思った時に、
「なんでWEBの勉強してたんだっけ?」と考えてしまいます。

自分はこれから何がしたいのか、なぜ教員をやめたのか。
よく考えて、答えを今の自分なりに考えて、行動に移していきたいと思います。
今日は、自分の頭の中の整理を、noteを書くことでしてみます。

すごく長いので、目次から飛ばして読んでもらって大丈夫です!!

なんで教員を目指したんだっけ?

私の前職は、中学校数学教員です。

そもそも教員を目指したスタートは高校2年の進路相談で、高校までやっていた吹奏楽を指導したいと答えたのが始まりです。

中学校を選択したのは、思春期の不安定な生徒に寄り添いたかったから。

数学なのは、社会・理科は苦手だったし、国語は活字読むのがどこ読んでるかわからなくなるのが多くてストレスでダメだったし、残った英語は好きじゃなかったから、という消去法。(結果正解だった)

そして、大学に入って、吹奏楽は全くやらなくなって熱が冷めて、地域の数学教育を掌握する教授の講義が楽しくて、苦手な本も買って読むし、講義は一番前で聞くし、なんなら質問するし、挙手までするし(中学校から挙げたことないのに)、友達とどんな授業をしたらいいか考えるのが楽しかったです。

教育実習でICT教育を推進してるクセの強い先生が実習担当で、そのクセの強さを引き継いで大学に戻ると、友達や後輩から「ICTおばさん」と呼ばれ始めて。そしたら、クセの強さが教授にも伝わって1講義任せてもらうこともありました。

教員採用試験で、「なぜ教員になりたいのですか?」と聞かれたら、「思春期で不安定な生徒に寄り添い、支援をしたいから」と答えていた。

ってことは、大学で4年間過ごしても、高校2年の時に思っていたことと変わらなかったんだなー。

でも、表面上の言葉は同じでも、意味が変わった気がする。
高校の時は、部活動指導の面からのみで考えていたけど、
大学に入って、授業をしっかりと作って学習面での不安定さも支援していきたいと考えるようになった。

そして教員をやめたのはなんでだっけ?

そこそこ一生懸命数学教育について考え、教員採用試験に合格し、2年間教員をやりました。

まず、やめることを考え始めたきっかけは、プライベートの時間の無さ。

朝6時〜早くて20時くらいまで働き、家に帰ってカップラーメンを食べて、寝ると一瞬で朝になって、土日だと思ったら部活で仕事に行き、空いた時間は基本的に寝る。時々ストレスが溜まって、コンビニでカロリー高めの弁当を買って食べて太る。イライラして、仕事から帰ってきた旦那に「おかえり」という気力がない。なんなら話しかけられてイライラする。(意味わからないし、かわいそう)

今日は時間があるから出かけよう!と外に出るが、近所だと生徒や保護者に見られている気がして(9割見られていない)こそこそしてしまう。

そして、あれだけ熱を持っていた数学教育。
大学があった地域の学校は、研究熱心で研究会がしょっちゅう行われて、学生も参加させてもらって、その中に教員という立場で参加するのが楽しみだった。
けど、採用されたところでは、研究会は一応あるけど、集まるだけと行ったように感じてしまった。そこで一つ、ギャップを感じて、熱が冷め始めてしまいます。

大学時代は、1時間の授業内容について何日もかけて考えて、いろいろと議論するのが楽しかったけど、もちろんそんな時間はない。ただ、1年目は初任者指導として退職したベテラン先生が週2時間授業を見てくれて、その後1時間反省会をしてくれていたので、ちゃんとやらなきゃというのと、もっと授業がうまくなりたいと思いながら過ごしていた。
しかし、2年目になると、担任にもなり、学校行事にも深く関わる機会もふえ、保護者対応もあり、授業にかける時間が随分減った。そこで、楽をするようになり、熱も冷め、そんな自分に嫌気が刺すようになっていった。

時間はないし、熱を持っていた数学教育に冷めてしまっている自分にイライラするし、担任をやることは教員の生きがいみたいに言われて担任になったけど別にやらなくてもいいかなって思ってしまう自分がいたし、部活動はそもそもとっくに熱が冷めてるし(あと吹奏楽部ではなかった)、周りの先生方にこれからを期待されればされるほど負の感情を抱いてしまっていました。

つまり、まとめると
・心の余裕を持てる時間が欲しい
・生徒や保護者の目を気にせず外を歩きたい
・教員の仕事に対する熱が冷めて、惰性で仕事をしているのが嫌になった

の3つが教員をやめた理由になると思う。

そして、
・土日祝は完全に休み、平日は18時には家にいたい
・体力がない
・熱しやすく冷めやすい
・一緒に同じ目標を持つ仲間がいないとすぐに飽きる
・必要以上に周りの目を気にする
・惰性で何かするのが嫌いで、やることに意味や価値を持って取り組みたい

のが自分の短所と求めることなんだと思う。

でも教員をやめたくないと思う瞬間もあった

一つ目は、生徒と何気ない話をしたり、個別に数学を教えてわかったことに嬉しそうにしている顔を見ることができたり、何か悩みを打ち明けてくれてその解決策を一緒に考えたりしている時。

二つ目は、学年の先生方と生徒指導についてどうすべきか考えたり、行事がうまくいくようにいろいろと考えたりする時。

三つ目は、保護者と生徒について話をする時。

たぶん、
・人とコミュニケーションをとること
・何か目標を持って解決方法を考えること

が好きなんだと思う。

教員時代、周りから褒めてもらったことはなんだろう

自分の譲れないところや好きなことはわかってきた気がする。
じゃあ、周りから見て、何が得意なんだろう。

先輩から言われて嬉しかったのは、「よく見ているね」という言葉。
周りの目を気にしすぎるところから派生しているところだと思うけど、常に先生方の動きを気にしていたし、担任していたクラスの人間関係は注意深く見るようにしていた。

あとは、期限を守っていたこと。というか、3日前には出せる努力をしていた。当たり前だけど、先生方って結構ルーズだったりする。

会計もしていて、お金の動きは全部把握して、説明ができたこと

保護者の長い電話も相槌を打ちながら聞いていたこと。ほぼ愚痴だったこともあったけど、全然苦じゃなかったし、むしろ打ち明けてくれていることが嬉しかった。純粋に力になりたいと思えた。保護者が求めていることは何か、考えていた。(その通りにするというわけではない)

生徒の記録を細かく取っていたこと。後から何かがあっても確認できるように保護者と電話したら日にち時間内容全てメモっていたし、細かい生徒の変化(なんか眠そうとか)も記録していた。

そして、一番嬉しかったのは校長先生と教頭先生に「あなたは教員の素質があるから、いつか戻っておいで」と言ってもらえたこと。本当に思ったことしか言わない素直な方だったので、余計に嬉しかった。校長先生は、生徒との関係がよくできているし、慕われているから素質があると言っていた。

ここからわかる私の得意なことは
・周りを見ることができる
・期限を守ることができる
・会計を細かくできる
・話を聞くことができる
・細かく記録することができる
・人と信頼関係を築くことができる

なんだと思う。自分で言うのはどうかと思うけど。

やっとなぜWEBデザイナーなのか考える

自分の短所と求めることがこれ。
・土日祝は完全に休み、平日は18時には家にいたい
・体力がない
・熱しやすく冷めやすい
・一緒に同じ目標を持つ仲間がいないとすぐに飽きる
・必要以上に周りの目を気にする
・惰性で何かするのが嫌いで、やることに意味や価値を持って取り組みたい

好きなことがこれ。
・人とコミュニケーションをとること
・何か目標を持って解決方法を考えること

得意なことがこれ。
・周りを見ることができる
・期限を守ることができる
・会計を細かくできる
・話を聞くことができる
・細かく記録することができる
・人と信頼関係を築くことができる

土日祝は完全に休み、平日は18時には家にいたい、体力がないことから、いろいろと職業を調べ始めて、WEBデザイナーを見つけたことを思い出した。(そんな甘い世界じゃないかもしれない)

WEBデザイナーって、お客さんにWEBサイトを作る必要性を感じた課題があり、その課題を解決するために試行錯誤して完成させていく仕事なんだと思う。多分。それは、自分に向いている気がする。

あとは、納期がある仕事だけど、期限を守ることはできる。

自分に必要なのは、周りの環境かもしれない。周りの意識が自分と同じか、自分以上に高い環境に置かなければ、絶対に熱が覚める時が来そうだ。

結論

・場所や時間にしばられず仕事がしたい。
・人とのコミュニケーションを楽しみ、何かを解決したり、作り上げていく仕事がしたい。

大きくこの2つが私がWEBデザイナーを目指した理由です。

ここまで文字にして自己分析をしたのは、初めてですが、すごくすっきりしました。
もし、最後まで読んでくれた方がいたとしたら、すごく嬉しいです。
本当にありがとうございました。



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