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お客様へ耳を傾けきれていなかった開業初期。本質はどこ?そして今。

開業当時は、相手の要望通りに仕上げることがゴール

開業までは、超有名企業に勤めていたわけでもなく、とにかく実経験が少ない中からのスタート。
27歳からWebに興味を持ち、学び初めが遅かったのでとにかく焦りがあり、まずは数をこなさなければと思っていました。先方の要望通りに仕上げることがゴールだと思っていたんです。

実際の本質はそこではない。ホームページを通してどうなりたいか?

そもそもホームページを作るための理由があります。

・とりあえず見た目を綺麗にしたい
・会社としてホームページがないのは時代遅れ

などちょっとしたきっかけの後方にはもっと希望が隠れていて、

『ホームページを作ったら問い合わせがきて集客に可能性が増えるんじゃないか?』

などホームページを通した未来(ゴール)に期待をしています。

ゴールを目指すまでの過程はこちらが提案するもの

・こう作って欲しい
・こんなイメージ
要望はあってもその理由はどこからきているのか確認する必要があります。

・どんなことを伝えたいのか?
・どんな人に伝えたいのか?

伝えたい人がどう感じるか、ではなく自身の気持ちばかりが先行していてはキャッチボールはうまくいきません。

そのズレを客観的に微調整したり、迷わない導線作り・伝わる言葉・デザインに変換・提案してお客様とコミュニケーションをとっていくのが本当の制作だと思っています。

とりあえず作っては要注意。即納期・作って終わりは不可能

とりあえず作って欲しい。という要望は、作るだけでも効果がでるものと感じている状態です。

根拠のない制作を依頼されて2つ返事で受けられるホームページ制作者は無責任です。納品後のお客様のことは全く考えていません。

どうしたらお客様の方向性・スタンスが伝わり問い合わせに繋がるのかの過程を考え制作に落とし込まなければ想いは届かず効果もでません。
そのためには、

・お客様候補がどういったタイムスケジュールで動いているのか?
・どういうワードやデザインに興味・関心を持つのか?
・競合他社
などの調査が必要です。

つまり仮定や効果検証が大切になってくるので、即納期や作って終わりの納品形態では期待に応えられないのです。

【お客様のためにならない制作をしない】

これが、いろんな失敗を繰り返してきた私のスタンスです。
自社にWeb担当がいなかったり、本業との両立が難しい方に寄り添い、黒子としてコツコツホームページを育て成長させていきます。

もともとおせっかい気質なので、今こうやって携わり感謝の声を頂けることはとても幸せな環境だと感じています。

これからもずっとお客様のことを考えるお仕事をしていきますよー!


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