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【Personal Interview】RYOGA(零[Hz])――「僕はこのバンドが好きでこのバンドしか今は考えていないんで、もちろん進化しつつ、〈零[Hz]のドラムとしてかっこいいドラマーでありたい〉という気持ちが強いですね」

ワンマンツアー「REGION ZERO」と並行して行ってきた零[Hz]のパーソナル連載企画。6月15日のZepp Shinjuku公演までメンバーを1人ずつフィーチャーしてお届けしてきたこの企画も、遂に完結!
第5弾として、最終回を飾ってくれたのはDr.RYOGA。ツアー中に体調不良により出演を見送ることもあったが驚異の回復力で復帰することが出来た、その背景にあったこととは……? パブリックイメージとは裏腹に、あらゆることに熱く向き合い、自分の考えを持っている彼の本質に迫った。
いよいよ明日、ワンマンツアー「REGION ZERO」を締めくくるZepp Shinjuku公演が行われる。5人が語ってきた、今の零[Hz]とそれぞれがこのバンドにかける思いがどのような形でステージに表れるのか、乞うご期待!!
 
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チェキ&サイン色紙 2名様
(記事購入の読者様対象 / 応募締め切り 2023年7月21日(金) 18:00)
ご応募締め切りました。沢山のご応募ありがとうございました。


【〈お互い楽しもうね〉っていう感情が初日から大きかったなと。それもあって初めから〈良いツアーになるな〉って感じた】

――もう、体調は大丈夫ですか?

「はい! 咳も収まって、だいぶ良くなりました」

――それは良かったです! RYOGAさんのインタビューが公開される頃には「REGION ZERO」ツアーの地方公演がすべて終わっている頃になりますが、まずは今回のツアーについて伺えればと思います。

「新曲も増えて、初日から一体感があってすごく熱いライブでした。ワンマンツアーの初日って良い緊張感があるものだし、やっぱり少し探り探りな部分もあると思うんですけど、今回はそれよりも〈お互い楽しもうね〉っていう感情が初日から大きかったなと。それもあって初めから〈良いツアーになるな〉って感じたし、本当に前半の……柏なんか、ライブ終わった後にメンバーみんなで抱き合うぐらい、メチャクチャいいライブが出来たんです」

――そのエピソードは初耳ですけれど、良いライブだった証拠ですね。

「そうなんです。ただ、やっぱり僕が体調を崩しちゃったのが残念だったなと……。僕がお休みさせてもらった5月21日の浜松公演の映像のデータを送ってもらい見せてもらったんですけど、僕がいない中でもメンバーは全力で届けてくれたし、ファンの子もすごく声を出してくれていて、その映像を見て〈早く復帰しよう〉と思えたんです。そのおかげか、病院の先生から言われていたよりも早く回復出来たんですよ」

――気持ちを強く持つことで回復が早まることって、本当にあるんですね。

「そう、〈本当にあるんだな〉と思って。〈早く戻らなきゃ〉っていう気持ちもデカくなったし、今は無事に復帰出来たんで、休んだ時のライブ映像を観てより一層気が引き締まった感じです」

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