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ファッションを"知る"楽しみ。

はじめに

メンズファッションスタイリストの"いいはら"と申します。

人より少し服という沼に嵌ってしまった人生の中で、洋服の"使い方"を提案することを生業にしており、これから服にまつわる色々なことを書き留めていけたらなと思っています。


が…このような媒体をご覧の皆さんであればお気づきでしょう。

ここ数年で一気に勢力を拡大した個人がインフルエンサーなれるという風潮のおかげで、同じようにファッションについてあれこれ発信している方はTwitterでも、Youtubeでも、本当に多く見かけるようになりました。

私自身、これまでは服にまつわる仕事をしながらも見る側として様々なコンテンツに目を通してきましたが、一部の方を除いた多くのファッション◯◯と名のつく人たちの発信している情報って

初心者にオススメの◯◯
異性に好印象を与えるテクニック
ユニクロでも簡単に出来るお洒落の方法

などなど…合ってるとか間違ってるではないけれど、コピペかよ!とツッコみたくなるほど既視感のあるものが多すぎませんか?

それだけファッションに対して自信のない方が多いというのも事実なのだと思います。自信がなくて手っ取り早くそれなりの服装をしたい気持ちもわかるので、再現性が高くて手軽に手を伸ばせるところから始めることはある意味正しいのかもしれません。

でも、個人的にはその手のコンテンツは少し飽きたな…というのが本音。

一つ一つの洋服には生まれてきた理由があって、"誰に""どんな風に"着こなされてきたのかという使い方の歴史もある。

興味がある人はもしかすると多くないかもしれないけれど、意外と知らない人が多いこんなに楽しい無駄話を誰かに伝えたいなとずっと思い描いていました。

だって、音楽でも、映画でも、料理でも、インテリアでも、その人を彩る何かには必ず生まれた背景や、それぞれの国のルーツがある。そんなあれこれを知って、自分なりに反芻してから聞く音楽や観る映画は気づかなかった音が聞こえたり、知らなかった景色が見えるものだし、食べる料理はいつもより甘かったり苦かったりする。

そうやって自分という感性をつくることがサブカルチャーの醍醐味だと思うから、私は好きになってしまった洋服という視点から、誰かが"知らなかった自分"に出会える何かを紡いでいけたらと思っています。

手軽な70点のコーディネートもいいけれど、もっと深くにある、洋服を知る楽しさを一緒に感じてみませんか?


…と、前置きが長くなりましたが(笑)簡単な私のプロフィールを。


自己紹介

現職の大手アパレルメーカー勤務、兼メンズスタイリスト。アラサー。

アパレル業界に入ってからは4年とキャリアが長いわけではないですが、暇さえあれば(本当に、仕事以外のほぼ全ての時間)服にまつわる何かを調べてしまうオタク気質と、後先を顧みない金銭感覚バカのお陰で、ある意味たった4年でスタイリングに関する知識は気づけば社内でも他の追随を許さないところまできていました。

服単品に対してのオタクというよりはコーディネートオタク(正しいのかわかりませんが)な部分があり、ぱっと見カッコイイだけではなくその人というキャラクターを引き出すことにフォーカスしたり、過去の着こなしからインスパイアされたストーリーのあるコーディネートをすることが得意だし、好きです。


noteをはじめたきっかけ

もはや冒頭でかなり語ってしまいましたが(笑)

今回noteを始めることにしたもう1つの理由は、毎年モノを作り、利益利益と争うアパレル業界の在り方に疲れてしまったから。

見渡せばこんなにも沢山洋服は溢れているのに、毎年似たような新作や消化するだけのトレンドを売る商売…今年は何が流行るんだろう?と楽しめる人もいると思いますが個人的には消費されていく文化の形にストレスを感じていました。

そんな残念な気持ちとは裏腹に、ファッションに対する関心は年々深くなり、自分のスタイルを


活動のテーマ

一文にまとめるなら、

"あなたのファッションアイコンを見つけよう"

ということです。



この媒体では、言葉だけでは伝わりづらい"服のテイスト"という概念を昔の雑誌や、俳優、スナップの画像などから読み解いていきます。


「誰でも、今すぐ、簡単に」というほどファストな内容になるかはまだ手探りですが、読み進めれば確実に服に対する造詣は深まり、見かけだけではない自分の好きなファッションスタイルを手に入れることが出来るでしょう。


さいごに

洋服の着方を覚えていくと「こんな自分になりたい」という願望をとても手軽に叶えることが出来ます。

それだけで自分のことを好きになれます。

自分の憧れる着こなしにフォーカスして、それを今ある服で再現することで、自分の憧れる自分に擬態出来るんです。

そんな服を着る楽しさを、中毒になってしまう幸せを、"服のテイスト"という視点から解説していきます。


次回乞うご期待、です。



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洋服のコーディネートとは、それぞれの服の属性を知り、調和させること。知れば知るほど沼に嵌る洋服のお勉強。