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現状把握と備忘録

(本記事は令和2年4月12日に私のホームページで公開されたものです。)

 現状を書こう。コロナで社会が混乱している。いや、混沌としていると言った方が良いか。今までにあまり経験したことがないことだが、私なりの信頼できる情報をもとに冷静な行動を心がけている。その中でも自分が今回大切だと思ったことを備忘録としてまとめていこうと思う。

 ここらへんで自分の考え、社会の状況を鑑みて整理していこうとも思い筆をとった。ご多分に漏れず私もコロナの影響を受けている。もともと趣味とかはないが家の中に引きこもっているのもあまり好きな方ではなかった。しかし子育てが良いきっかけで最近は家にいることが多いというのが現状である。

メディアリテラシーをする

 メディアリテラシーとは「何が正しくて何が違うか情報を分析する」と自分なりに解釈している。現代において必須の能力と考えているが、これを意識していない人がまだいるのか、と。トイレットペーパー騒動にも見られたが、現在は情報が溢れすぎていて、何が正しくて重要な情報なのか見えていない人が多い。私はネット歴15年で、リア充期もあり、さらに引きこもり期もあったため一人でスマホをいじる時間なんて山ほどあったし、小学生からテレビも大好きだった。そんな中だと曲がりなりにも自分からしてどんな情報が正しくて、どんな情報を信頼すればよいかが見えてくる。もちろん100%ではないし間違っていることもあるが、どこか情報に対して俯瞰でみることが多い。

正しい情報を見極める。今自分が何をすべきか考える。そのためのメディアリテラシー。じゃあいったい何を考えてメディアリテラシーすれば良いのか。

・情報発信者は何者かを知る

 これはまず基本。あなたの行動を左右する情報発信者はまず何者か考えてほしい。わかりやすいのがテレビ(マスコミ)である。まずテレビ(マスコミ)の害悪はひどい。彼らはスポンサーというものを抱えている。彼らもひとつの会社。そしてその運営の仕組みを考えてほしい。テレビ番組を放送するにはお金がいる。そのお金はスポンサーの広告費によってまかなわれている。スポンサーからしたらより多くの人に自分たちの広告を見てほしいわけだから当然視聴率の良い放送局を選ぶ。テレビ(マスコミ)、放送局も会社運営が目的であるわけだから、スポンサー獲得のため視聴率を上げることを考える。この仕組みにより何が起きるのか。「脚色」である。テレビ(マスコミ)はあなたに正しい情報を伝えることを目的にしていない。あくまで会社運営のため、視聴率を稼ぐための情報発信をしている。情報発信において人々の視聴率をあげるために何をすれば良いか。この時よく使われる手法が「恐怖を与える」ことと「煽り」である。ニュースなどでも人は恐怖にかられるとそれに見入って、釘付けになってしまう。要するにビビらせておけば見るわけだ。だから普通のニュースだって淡々と伝えれば良いだけなのにあんなに大げさにやっている。ワイドショーなどがまさにそれにあたる。事実より恐怖が上乗せされた情報が拡散されそれを真に受けた人がパニックになる。「大変なことになっています」煽って煽って釘付けにする。ありゃひどい笑 バラエティでも、例えば企業の社会科見学や商品の紹介、アレンジなど絶賛する内容で、よく見ていると途中のCMが関連企業だったりする。要するにその企業のための番組になっている。民放ではなく、N◯Kは国がスポンサーであるということが考えられるが、それは国の統制下にあることを意味し、現代は民放ですら国の統制下にあるという噂もある。無料の情報にはこのように基本的に無料であるがゆえの仕組みがあるので、信頼しすぎない方が良い。テレビはネタ程度でみる。その意識を忘れてはならない。トイレットペーパーが少なくなる、という情報もどこからどう広がったのか、その詳細なソースはもちろん私にはわからないが、まずその情報言ったやつ何者だよ、と。そこを考えると素人に毛が生えたようなうさんくさいやつが言ってることなんて信用する気にならない。テレビに出ている専門家もテレビにコメントをコントロールされているのであてにしすぎない方が良い。そういう2次資料、3次資料ではなく1次資料にあたる努力をした方が良い。究極なのが、自分が体験、経験したり、人から直接見聞きしたことだけ信じる。これが基本である。

・ネットなど信頼しすぎない

 これも強調したいので敢えてまた書く。自分がずっとネットを利用してきて感じたのは、ネットで発信される情報は信頼しすぎない方が良い、ということ。というか最近はスマホをあまり使わない方が良いのではないかとすら思っている。現実問題、それだと私の信頼している情報も得ることができないので不可能ではあるのだが、本来の使い方として、その情報だけを受け取るために、またこうして発信するために利用した方が良い。  SNSも不特定多数の情報が流れてくるためやめた方が良い。自分もこれは最近ようやく気づけたことなんだが、つまるところ人生って今、目の前にあることが全てなんですよ。それをスマホを見て、やれ今こんな状況だ、こんなことが起こっている、何かしなければ…完全に1、2年前の自分もこれだった。でもそれなら今あなたの目の前では何が起きてるんだい?それが全てなんですよ。だからそれに集中する力をつけた方が良い。禅やマインドフルネスのような考え方が結構求められてると思うんです。

 スマホで情報を見ていないと落ち着かないのはすごくわかります。自分だけ取り残されたような気がするから随時確認しないと不安。けど考えてみてください。スマホの画面割れて壊れた時とかスマホが手元にない時。それが少し続いたからと言って案外困らないことに気づく。スマホは現状把握のためではなく、あくまで生活のために使う方が本来の意味で人生の無駄な時間を減らしてくれます。様々な情報がある中で、多くの情報を取り入れるのではなく、「何を取り入れないか」これが非常に重要なファクターになる時代にきているんです。もちろん自分のエネルゲイアがわからずに色んなものに手を出すのは決して悪いことじゃない。そういう意味では良い。それも生きてこなければわからないんだけど、自分の人生の中で重要なことはこれとこれとこれ。そうやって絞っていくんです。で、そのカテゴリーの中で色んなことに挑戦するのは悪いことではありません。そのカテゴリーを絞りきれずに右往左往していることはすごく時間の無駄なので早くいろいろ経験して絞った方が良いんです。情報も同じ。何を取り入れ、何を取り入れないか。すべて真に受けていたら人生終わってしまいます。

まとめ

 自分の信頼できる情報筋から情報を得て、後はやるべきことをやる。それに尽きると思います。そりゃ怖いことは怖いですが、まず生活していかなければならないのです。

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