#6 子どものいる世帯数はどのくらい?
6月に入りました、もうすぐ梅雨の季節ですね。
毎週書くぞーと意気込んではじめたメルマガとNOTEですが、前回の投稿から1カ月が経ってしまいました。止めてないので続けていることになるぞーと気を取り直しています(笑)
さてこの数週間~数日で、子育て世帯に気になるニュースがいくつかありましたね。
「異次元の少子化対策」が実行フェイズのようですが、個人的には残念ながらまるで支援されている感覚が乏しい。。それなのに、むしろ子育て世帯ばかり優遇するなという社会的圧力が高まっているような気もします。これでは、次の世代がますます子どもを持ちたがらなくなるよなーとモヤモヤしています。
これらニュースとは直接関係ないかもしれませんが、前回の続きでデータを見ていきます。子どもがいる世帯数と、全世帯に占める割合ってどれくらい?という分析(というほどのものでないですが)。
国民生活基礎調査(厚生労働省)で推移を見ると、以下のようになります。「児童」の定義は「18歳未満未婚者」です。
1980年:児童のいる世帯1763万世帯(49.9%)/全3534万世帯
2001年:児童のいる世帯1316万世帯(28.8%)/全4566万世帯
2022年:児童のいる世帯992万世帯(18.3%)/全5431万世帯
40年前、わたしが小学生だったころには2世帯に1世帯、子どもがいたんですね。賑やかだったわけだ。今は5分の1以下。総世帯数は爆上がり、児童のいる世帯は爆下がり。
ちょっと見せ方を変えてみます。1980年の総世帯数を10世帯とすると、児童のいるのは5世帯。これが2022年は総世帯数は約1.5倍に拡大、児童のいる世帯は5割近く減少という状況。児童のいない世帯が約2.5倍増えたということになります。同じデータですが印象変わりませんか?
子持ち世帯はこんなにいないんですね。ちなみに総世帯数は2030年、5773万世帯をピークとするまで増える予測です。
このままだと、子を持つ世帯の割合はますます少なくなりますね。子を持つ世帯がマイノリティ化するなかで、「子持ち様」論争のように子を持つ人と持たない人が断絶していくって誰もそんなこと望んでないのにって思ってしまいます。うまく言えませんが、子を育てる幸せを、幸せっ!て言えない社会にはしたくないなと思い、なにができるかなって考え中です。
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