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わざわざの提案するよき生活とは

わざわざは、真の健康は自分自身と向き合うことから始まると考えています。健康な状態は人それぞれ違います。人々が健康である社会は、一見すると、菜食主義、禁酒、ダイエット、トレーニング等、何かを我慢して、体によいとされていることをするといった、制限の多い状態と捉えられることが多いですが、わざわざは健康について、限定的に考えていません。WHOでも定義されているように、広範囲にまたがる概念と捉えています。

1947年に採択されたWHO憲章、前文において「健康」を次のように定義しています。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
公益社団法人 日本WHO協会(https://japan-who.or.jp/about/who-what/identification-health/)より引用

わざわざが考える健康とは、人それぞれで、よき生活も人それぞれにあると考えています。

よき生活ってなんだろう

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幸せの定義は人それぞれ星の数ほどありますが、その中で幸せのベースになることがあるとしたら「できるだけ健康が保たれていること」なのではないでしょうか。身体の消化機能が正常に働いているから、おいしくご飯を食べることができる。足腰が丈夫だから、大好きな山登りに毎週行くことができる。恋人と家族と友人と過ごす大切な1日も、健康であるからこそ育まれるのです。

ですが、往々にして人々は健康であることに感謝を忘れ、あぐらをかき蔑ろにします。ちょっとくらい体に悪いことをしても大丈夫だろう、無理をしても明日休めば大丈夫、お金がないから毎日カップ麺でもいいか。慣れてしまえばいつの間にか習慣となり、いつか自分を顧みることもなくなり、それが積み重なって体となり、そして、人と成るのです。

日本人の平均寿命は年々伸び続けていますが、日常生活を健康的に送ることができる健康寿命とは乖離があります。平均寿命から健康寿命を差し引いた期間は平均で9~12年ほどあり、病気をせずに天寿を全うできる人は多くありません。

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令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-(https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-02-06.html)より引用

平均寿命と健康寿命の乖離が大きくなれば、その分、医療費や介護などのわたしたちの負担が大きくなってくるでしょう。病気にかからない日常生活をおくっていくことが何よりも大切であるとわざわざは考えます。

よき生活は人それぞれ

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一方で、健康を押し付けることは不健全であると考えます。たとえば子どもがスナック菓子を食べたがる場合、子どもは友達と一緒に楽しくお菓子を食べることが、一番幸せな状態かもしれません。しかし、親がスナック菓子に対してアレルギーがあるので、健康を考えて、スナック菓子は体に悪いからといって、子どもに食べるのをやめさせようとすることは、親の健康を守っているのであって、子どもの健康を守っていることにつながらない可能性があります。健康に対するスタンスは人によって異なるのです。そこには、人それぞれの「よき」が存在しており、正しいという尺度は一人一人が決めることです。それぞれが自分自身と向き合い、自分に合った正しいことを見つけることが、「よき生活」の土台にあります。自分に合うかどうかわからないけれど、誰かがいいと言っていることについて、自ら省みることなく盲目的に従ったり、自分の「よき」と思うことを、他者にも良かれと思って提案することが、却って押しつけになったりしている状態では「よき生活」は作り得ないでしょう。

わざわざはみなさんの「よき生活」にアプローチします

株式会社わざわざは、長野県東御市でパンと日用品の店「わざわざ」と、非日常をテーマにしたお店「問tou」を運営する会社です。わたしたちはこの度、法人格をより明確にするため、コーポレートサイトを立ちあげ、CI(コーポレートアイデンティティ)を定めました。

わざわざが実現したい未来は、「人々が健康である社会」です。その実現のために、わざわざは、「人々が健康であるために必要なモノ・コト」を提供することを使命と考えています。そのために大切にしていることが、「全ては誰かの幸せのために」という精神です。この精神は、自分自身との向き合い方、働き方、周りの人、取引先、地域社会、環境、すべてとの関わり方に浸透させています。

このビジョンを実現するために、ユーザーに対して「わざわざでサービスを受ければ安心」という価値を提供し、「よき生活者になる」を合言葉に、ユーザー、取引先、地域社会の人々とよき関係を築き、社会貢献できる会社となっていきたいと考えています。

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わざわざは、ユーザに対して提供する商品について、健康な状態でいられるための環境を作るもの、健康を形作っていく食品を、単なる小売業ではなく、「伝え手」として、それらがつくられる背景にまでアプローチします。健康的な労働環境で作られているものか、持続可能性のあるものか、環境負荷をかけていないか、などトレーサビリティを調査し、それがユーザーにとっての「よき生活」を一つでもサポートするものと信じて、安心を提供します。わざわざが提唱することが人々の健康の礎となり、人々をサポートできることが企業としての社会貢献を果たすための第一歩となるために。


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