【許す】ことのメリット

初めに

まず初めに断っておくことがある。
私は後述する理由から許す事が得意な者である。
このことを踏まえた上で本文を読んでいただきたい。

【許す】とは

他人の行為を許すだけではなく自分、自然、事故などあらゆるものを許容する認める受け入れることを本稿での【許す】ことと定義する。

【許す】ことのメリット

まず怒りが湧かない。無駄なストレスがたまらない。人間関係でのトラブルが起きない。周りから心の広い人だと敬意を払われる可能性が高くなる。前向きになれる。温かい気持ちを維持できる。物事を冷静に考えられるようになる。等々様々なメリットが挙げられる。

私のバックグラウンド

私は重度の双極性障害とパニック障害を患っている。それにより落ちた自己肯定感により怒り方を忘れてしまった。この事から私は大抵の人と比べて許すハードルが低くなっている。しかしこの事をネガティブに捉えることはなくなった。上述したメリットを享受できているからだ。

【許す】方法

ただ物事を許せと言われても中々難しいことと思う。そこで私が実践している許す方法を紹介していこうと思う。

他者を許すこと
他者に過度な期待をしないことだ。繰り返すが過度な期待をしないことだ。自分にできないことを求めても無理があるし自分にできることがみんなにできるとは限らないということを知ることだ。また、ミスはいつでも誰にでも起こしてしまう可能性がある。大切なのは過去ではなく今なのだ。今ここをどうするのか、そのことを第一に考えるようにしていれば他者を責めている時間や労力を惜しく感じるようになるだろう。

自分の許し方
完璧な存在などいない。神ですら完璧ではない。ミスをしない存在もいない。大切なのはミスしたあとどうリカバリーするかであってミス自体を認めない事ではない。
あるがままの自分を認めるのには勇気がいるだろう。理想の自分とは程遠い、ちっぽけな自分。しかし、未熟を認めることにもメリットがあるのだ。未熟を認めることで伸びしろを知ることができるようになる。可能性を知ることができるようになる。すると人生の楽しみが増える。上手くすれば自分を愛せるようになる。自分を愛せるようになれば自然と自分を許すことができるようになる。

自然・事故などの許し方
誰も悪くない、強いて言えば運が悪い。そういうことに憤る事もあるだろう。しかし冷静に考えればそれは大変なロスであることが多い。何故ならばイライラして周りに当たってしまったり刺々しい雰囲気を纏ってしまったりして損をしてしまう事が多いからだ。理不尽に対するストレスの解消という側面もあるが怒りというマイナスの感情で解消するより前向きな方法で解消した方が後々プラスになる事は理解しやすいことと思う。

まとめ

【許す】方法とは【許さない】ことのデメリットを知ることであると本稿を読んだ方は理解していただけていることだろう。
そして【許す】ことのメリットが多いこともまた理解していただけたと思う。

心に余裕を持つこと、平常心を保つことは冷静に物事を考えられるようになり広い視野を持てるようになることにも繋がる。

本稿が読者の皆さんの人生のプラスになることを願ってこの記事を締めさせてもらう。



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