いま生きていることは奇跡

若いから寿命が長いと思うなよ

小見出しのタイトル。少々過激な発言ですみません。
これは私の息子にむけての言葉。
今朝、車を運転していてふと浮かんだ言葉。

お正月の震災。翌日の航空機事故。
そして昨日、歌手の八代亜紀さんが亡くなったという訃報。
私の住んでいる地域では海外から孫に会いにきた外国人夫婦が、
交通事故で亡くなるという、悲しいニュースがあった。

この１０日あまりで、たくさんの人の死をテレビや新聞で知ることになった。

老若男女、まさかあの人が…。という人がたくさん亡くなった。

人はいつ死ぬかわからない。
そうはいうが、時が経つにつれ忘れ、このような震災で多くの人が亡くなって、それを知り、また命の重さを考える。

家族を全員失った人。
これからどうやって生きていくのだろう。
胸がしめつけられる。

明日は我が身。

今年は命の重さを考えさせられるスタートになりました。

寿命があと一年。悔いはありませんか。

昨日息子と普段の生活面と将来のことについて話した。
反抗期はいったいいつ終わるのだろう。
昨日はお互い落ち着いて話せたが、
いまだに彼にとっては口うるさいババァのようだ。

大学生の間だけ。と学校とバイト以外はだらだらと寝ている。
確かにその気持ちもわからないでもない。
社会人になったら、今のようにあそべないもんね。

でも私はたまたま運がよかったのだ。
たまたま病気にもならず、
たまたま事故にも合わず、
たまたま震災にも合わず、
いままで生きている。
私はね。

あなたはわからないよ。

子供にそんなこというなんて縁起でもないし、不謹慎かもしれない。

ゆとりをもつ時間も大事だが、
そのゆとりのある若い今、なにかできないか？
まだまだ寿命がたっぷりあると勘違いしていないか？
あなたの寿命があと一年だとしたら
あなたは何をするだろう。
精一杯生きているのかな。

あなたの人生だから、あなたがどう生きようと
私には関係ない。
あなたの人生です。

でも母だから思うのです。あなたより長く生きてるからわかるんです。
この歳から挑戦しようとする私のこと、あなたは知っているでしょ？

でもあなたにはいま挑戦してほしい。
恐れずにたくさん経験してほしい。
あなたの人生を後悔で終わらせないで。
あなたの寿命はいつかわからないから。

そして私も恐れず挑戦しようと思います。
私の寿命もいつかわからないから。

いま生きていることは奇跡です