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わとりん有料マガジン(11月・12月セット)

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11月・12月に公開した記事がセットになっています。すべて単品で買うと3600円のところを1500円で提供いたします。
すべて単品で買うと3600円のところを1500円で提供いたします。わとりんnoteの11月・12月…
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#躁うつ

躁うつ病になってしまった

 僕は精神病を患っている。双極性障害という病気で、躁状態とうつ状態を繰り返す病気だ。現在、薬を飲むことである程度症状は抑えられているけれども、それでも躁状態、うつ状態を繰り返している。  躁状態、うつ状態とはどのようなものか。知らない人には想像することも難しいかもしれないが、一般的には、躁状態は気持ちが高揚し、気分が大きくなった状態を指し、うつ状態は物事に対する関心や取り組む意欲が失せて何もする気が起こらない状態などと説明される。  医療現場ではもっと細かな指標が用いられ

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僕が入院するまで

 僕は精神病院に入院した。精神の不調は大学生の頃からあったのだが、大学卒業後は比較的安定しており、就労も順調だった。ところがその会社は非常に仕事量の多い会社で、休日は月に4日しかない会社で、忙しい時の休日は2日まで減った。僕の生活は労働だけに染まり、休日は仕事のために体力を回復するためだけのものとなった。平日の1日の睡眠時間は4時間程度まで減り、それ以外はすべて仕事であった。  そんな生活が暫く続くと、ある時身体に変化が起きた。朝起きようとしても全身に力が入らず起き上がるこ

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うつ状態の力の入らなさ

 僕は双極性障害という病気を患っている。双極性障害とは、躁状態とうつ状態を繰り返す病気で、しばしばうつ状態になる。長期的に見ても体調の浮き沈みがあるし、短期的に見ても浮き沈みがある。そんな沈んだ時は何もする気も起きない。  「うつ」というと、「気分が沈む」「生きていたくなくなる」等の精神状態の不安定さばかりがクローズアップされるが、実はそればかりではない。もちろん、精神的な浮き沈みもあるのだが、うつ状態になると本当に身体が動かなくなるのだ。身体が動かなくなるとはどういうこと

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