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研究論文を書くときに実施すること(先行研究探し)

論文を書き始める前の準備

「先行研究」の定義とは?
自分が研究を進めている分野で、先に研究されてすでに発表されたものを指します。

論文を書き始める前に、自分が考えているテーマが先に研究されている≒先行研究があった方が、自分の主張だけでなく、他にも同じ課題感や研究を実施した人がいるという裏付けになります。
そのため先行研究を調べるという工程はとても重要です。

先行研究の探し方

Gooogle Scholarを用いて検索します。
使い方はとても簡単で、検索窓にテーマに関連するキーワードを入れて検索するだけです。

https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja

このように、例えば「茶道」と入力すると茶道に関連する論文が多数出てきますので、その中から興味がありそうな論文をクリックすれば中身をネット上で閲覧することができます。

「茶道」で検索した時の検索結果

探してから中身を読むときのコツ

興味がある論文が見つかったとき、最初から最後まですべて通しで読もうとすると多くの時間がかかってしまいます。
冒頭の「はじめに」と「まとめ」だけを最初に読むことで、その論文が一番重要視していることが見えてくるためおすすめです。

全体を読んだら行うこと

最後まで読んだ場合、他の先行研究と比較するために要点をまとめた表を準備すると便利です。
論文に直接書き込んだままにしてしまうと後々確認したいときに不便なのと、一覧化した方が共通性を見つけやすいためです。

論文を読むことはとても体力を使いますが、よい研究にするための大事なプロセスです。楽しみながら進めていければと良いですね!