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「おうち時間」をハッピー&オシャレに過ごすには? 快適暮らしのヒントが見つかるWATCHA配信中のオススメ映画はこちら!!

自宅にいる時間を少しでも気持ちよく過ごしたいのは誰もが持つ共通の思いです。
部屋に居ながらにして、気分転換やリラックスできる良い方法はないかな...
と思った時、皆さんは何をしますか?私は、思い立ったら即実行しないと気が済まない性格なので、鬼のように断捨離して部屋も気分もスッキリするよう心がけています。
そこで今日は「おうち時間」を楽しく充実させる「ヘヤ充」映画をご紹介!

『ぼくを探しに』

ぼくを探しに

ホッとひと息つきたい時に飲む温かな「ハーブティー」。
それは幸せな記憶を呼び戻してくれる癒しのアイテム。

忙しい日々のなかでもティータイムは私たちに安らぎを与えてくれます。トラウマを抱えた青年ポールが不思議なハーブティーを飲むたびに少しづつ心の扉が開かれていくという本作は、悩める大人にティータイムのような安らぎをもたらしてくれる優しさあふれる物語です。
「西洋の漢方薬」といわれるハーブティーは、飲むことによる健康効果と、香りを嗅ぐアロマテラピー効果もあり、人に優しく働きかけてくれるところがこの映画の魅力とピッタリ重なります。
ポールが口にするのは少々怪しげなハーブティー。彼を取り巻く奇抜な人々はカラフルなスイーツのようであり、そのコントラストも物語を美味しく仕上げていきます。
ストーリーの構成や伏線、ユニークなキャラクター、心をつかむセリフ、独特の世界観。どれを取っても映画好きのツボを甘く刺激してきて、不思議な魔法にかけられたようなフワフワ気分で引き込まれてしまうんです。
幼い頃の記憶にフタをして言葉を話せなくなった主人公の「静」の姿に対して、彼の脳内では家族やカエル楽団がにぎやかにミュージカルを繰り広げていて、「動」の楽しさも満載。先の読めない展開は、終盤に差しかかると涙なくしては観られない〝真実〟が待ち受けています(実際わたし、泣きました)。
『アメリ』のようなキュートさもあり、テリー・ギリアム作品のようなシュールさもあり、マルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」へのオマージュも込められたジャンルの広い作品といえます。ハーブティーを飲みながらご覧いただきたいハートウォームな必見作です。

作品情報
2歳で両親を亡くし、話せなくなったポール。風変わりなマダムが勧める「記憶を呼び覚ますハーブティー」を飲むと両親との幸せな思い出が蘇り、次第に心の痛みが癒されていくが...

監督 シルバン・ショメ
出演 ギョーム・グイ、 アンヌ・ル・ニ、 ベルナデット・ラフォン
1時間46分 | コメディ · ドラマ | グルメ | フランス | 2013年


『フラワーショウ!』

フラワーショー


「ガーデニング」が与えてくれた、夢を実現させる前進力。
エリザベス女王も感動した世界一の庭とは──?

庭づくりを通して自然の大切さを伝えたい景観デザイナーと、砂漠の緑化を志す植物学者が、チャールズ皇太子も参加する世界最高峰のガーデニング・コンテストに挑む奇跡のような実話です。
本作に登場する本格的な庭園づくりは無理だとしても、プランターで再現する小さなイングリッシュガーデンなら手軽にチャレンジできそうです。ポイントは、野に咲く植物のように自然な姿をそのまま活かすこと。開花時期の異なる種類を植えれば年間を通して花を楽しむことができます。また、ハーブやプチトマトなど無農薬のベランダ菜園なら人にも地球にも優しく、食卓の味方にもなるので実用的ですね。
幼いメアリーが森を散策するシーンは、ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」やアンデルセン作「おやゆび姫」の子供目線の穏やかな日々を思い起こさせてくれます。
主人公の森ガールなファッションやインテリアはとってもキュート。大自然の景観、所々に挟み込まれるスピリチュアルな言葉、ケルト音楽の響きなどがとても幻想的で、視覚を通したマイナスイオン効果のおかげなのか心身が浄化される思いがしました。
また、成功した自分を具体的にイメージしてモチベーションを上げるという「引き寄せの法則」は、日常生活に取り入れやすいメソッドですね。
美しい映像を観ながら森林浴をしているようなリラックス感に包まれる疲労回復ムービーです。

作品情報
「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えたいメアリーは有名ガーデンデザイナー・シャーロットのアシスタントに。しかしコキ使われデザインノートまで盗まれ…。

監督 ヴィヴィアン・デ・コルシィ
出演 エマ・グリーンウェル、 トム・ヒューズ、 クリスティン・マルツァーノ
1時間40分 | ドラマ · ラブロマンス | アイルランド | 2015年


『ファブリックの女王』

ファブリックの女王


「部屋の模様替え」を一瞬で実現させる
カラフルで大胆なデザインのファブリックたち!

独創的なプリントや斬新な色使いが人気のフィンランドのファッション・ブランド「マリメッコ」。1951年の創設以来、女性のライフスタイルに影響を与えた創業者アルミ・ラティアのパワフルで自由奔放な人生が描かれます。
オシャレして外出する機会が減り、おうち時間が増えている今だから、雰囲気のある部屋で気分をアゲてみたくなりますよね。
本作に登場する〝布たち〟は可愛いデザインばかりで、見ているだけで元気モリモリ。テーブルクロスにしたりカーテンのように使ったりするだけでも、部屋の印象がガラリと変わります。日本では、キッチン、リビング、ダイニング、ベッドリネン、アクセサリー、ステーショナリーなど私たちの生活に直結したマリメッコ商品がオンラインでも入手できるのも嬉しいですね。
一般的な自伝映画と大きく異なる演出として面白いのは、「劇中劇」の形式をとっているところ。俳優たちが演劇「アルミ」に参加する舞台役者に扮し、舞台裏や役作りを含めてそのまま撮影して1本の映画にする、という表現法に挑戦しています。
でもこれが、最低限のセットしかないスタジオでファッションショーが始まるやビビットな衣装がとっても際立ち、この手法は失敗ではなかったと感心しました。
本当にそのまま舞台劇を観ている気がして、リアルな情熱が感じられます。なぜならば、ヨルン・ドンナー監督がマリメッコの元役員だっただけに、随所にマリメッコ愛がダダ漏れなんです(笑)
前述の『ぼくを探しに』に登場するテーブルクロスやカーテン、観葉植物や照明器具なども超絶カワイイので、本作と合わせてインテリアの参考にしてみてくださいね。

作品情報
1951年、戦後間もないフィンランド。ファッションブランド「マリメッコ」を創業した女性アルミは、幾度も倒産の危機に遭いながらも、新時代のライフスタイルを世界に発信していく。

監督 ヨルン・ドンナー
出演 ミナ・ハップキラ、 ハンヌ=ペッカ・ビョークマン、 ラウラ・ビルン
1時間24分 | ドラマ | フィンランド | 2015年

いかがでしたか?
今回ご紹介した映画が、皆さんのおうち時間を楽しくするキッカケになれたら嬉しいです。
もちろん「映画を観る」ことも手軽にできる気分転換のひとつなので、WATCHAでお気に入りの映画と出会ってくださいね!
WATCHAライターmatildaが様々なテーマで映画の魅力をお届けしますので、次回もお楽しみに!

◎定額見放題のWATCHAでは「初回1ヶ月間無料体験」で楽しめます。


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