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 私が外で講演をするタイミングで、良く言われる事の一つに、「自分の規模ではスマート農業は到底入れられない」というのがあります。
これは誤解と私は思っています。大規模圃場でGPSを活用して自動で操舵される農機をイメージされる方が多いからだと思いますが、実際はそれはスマート農業全体で考えるとそれはほんの一部になります。私はそれぞれの農業の規模にあったスマート農業があると考えています。
 特に私が重要と思っているのは日々の記録です。現在ノートにメモで記録されてる方はいらっしゃいますが、はっきり言って後で読み返してわかるような記録になってる方はあまりいないように思います。これではせっかくのメモが全く無駄になってしまうのです。息子さんが後継者として入ってノートを見ても読めなければ役に立ちません。そこで日々の記録をしっかりとデータベースに残してくれることが自分の農業をサスティナブルにすることに繋がります。作業記録のアプリは無料のものから他種出ており、まずは安価なものから試してみていただければと思います。  
 日本の農業の匠の技術は多くは経験と勘によると言われており、現在農業者の68歳以上が68%と言われる状況において数年後これらノウハウが消えて行ってしまうのではという危機を皆で乗り越え無ければなりません。

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