見出し画像

全部観る。をやる理由

「最近なんかおもしろい映画とかドラマありました?」

新卒で入社した会社での業務にも慣れ始めてしばらくしたころの、先輩との他愛もない会話だ。
その頃から僕はなにかにつけてアイドルの話しかしていなかったので、キャストが全員アイドルのヤンキードラマをレコメンドした。

「マジすか学園っていうドラマがおもしろいんですよ。」

https://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka/

書き手:中原徹也(Flat Share Magazine)

"会話のための会話"だと思っていた

土日の休みが終わり、月曜日に再会した先輩に言われた一言がとても衝撃的だった。

「シーズン1〜3まで全部観たよ!」

えぇ!?なんとなく流れていく雑談だと思っていたのに!

『ヘビーローテーション』や『フライングゲット』のスマッシュヒットで話題に事欠かなかった当時でも、テレビのザッピング以外でコンテンツをチェックするひとは限られていたし、同じ趣味をもっているわけでもないのに12話×3シーズンを土日をつかってすべて観てきたことに驚いた。

それと同時にこうも思った。

「これなら俺にも真似できる。」

試しにはじめた新しい習慣

それからはおすすめしてもらった映画やドラマはできるだけ即日チェックするようになった。音楽であればその場で聴くようにした。

「自分が好きなジャンルでもないのに」とか「ちゃんとインプットしてて偉い」みたいなことを言われることもあるけど、ランダムに再生しているわけではなくて"誰かの好きなもの"という背景があるだけで「そのひとはどんなところが好きなんだろう」「他にはどんな雰囲気の作品が好きなんだろう」と考えながら観られるから楽しい。

誰かの好きなものの中から、自分が好きな要素を見つけられた時にも、すごくときめきを感じることに気がついた。

それをきっかけに、レコメンドされる意外にも自分でわかる範囲で仕事でご一緒する方がメディアでおすすめされてるコンテンツや、ご本人が出演しているコンテンツについては一通りチェックをするようになった。

仕事として観る。みたいなモチベーションというよりは、その知っていくプロセスも好きだし、ほんの少しだけ「そんなとこまでチェックしてる!?」と驚かせたい気持ちもある。

あれから10年

その習慣がはじまって今年で10年目みたいだ。
10年もやっていると、周りにいるひとたちが映画やドラマ、マンガや音楽をちゃんと観たり聴いたりする前提でレコメンドをしてくれるようになるのでめちゃくちゃ楽しい。

別にそんなことしなくても何も困らずに生きていけるけど。
たったそれだけのコミュニケーションで想像以上に嬉しくなってしまうのだ。
もうすっかり習慣になってしまったこれは、いつまでも続いていくんだと思う。

ところでみなさん、最近おもしろかった映画とかドラマありましたか?

この続きをみるには

この続き: 0文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
ものづくりに関わる様々な人たちとの話を音声と記事で毎週公開していきます。 その他 詳しくはこちら:https://flatsharemagazine.jp/

Flat Share Magazine

月額2,200円

世界は、誰かがつくった何かと、何かをつくった誰かで溢れている。 ここは、その “誰か” を招く部屋。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
15
世界は、誰かがつくった何かと、何かをつくった誰かで溢れている。 ここは、その “誰か” を招く部屋。 https://flatsharemagazine.jp/