英会話教室に通うメンバーで女子会をしたら 〜キャリアに悩む女性4人のストーリー〜 専門商社勤務・あきこ(31歳)の場合Vol.2
あきこが、英会話スクールに通い始めたのは、大好きな海外旅行で、もっとたくさん現地の人と話をしたいと考えるようになったからだ。
長い休みが取りづらい職場なので、長期的な海外旅行難しいけれど、
なるべく時間をみつけては、日本を飛び出して、広い世界に触れていたい。
いつも、そう考えていた。
しかし、去年結婚して31歳の誕生日を迎えたあきこの中に、最近はある気持ちが湧き上がっていた。
それは、「私は子供をいつ生むべきなのか?」と言う疑問である。
あきこはこれまで、自分のことを「柔軟な方」だと思っていたし、
(いや、むしろそうありたいと思っていたのかもしれない。)
「〇〇すべき」と言う考え方は、常に自分の対極にある。
いつも自由でいたい、縛られたくない。自分らしく生きたい。そう思ってきたように思う。
それなのに、そんな自分の気持ちとは裏腹に、
「子供、まだ考えていないの?」
と言う身内の声や、
「我が家に第二子が生まれました。」
そんなSNSの投稿に、
気持ちが揺らぐようになってきた。
一緒に旅行に繰り出して、時に無謀なことをして、たくさん笑いあった学生時代の友人達が、どんどん自分が知らない世界に進んでいく。
私だけ、その場に取り残されているような…。
そんな不安な気持ちが、頭をもたげるようになってきた…。
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こんにちは、ワタシル大学広報のあさみです。
結婚後、働き方は変えずに頑張っているけれど、そろそろ子どものことも考えたい。仕事、このままでいいのかな?と不安を抱える人も多いのではないでしょうか。子どもがほしいと思った時、どのようにこの先のキャリアプランを、考えていくといいのかをご紹介します。
【STEP1】フェーズごとに分けて、不安を可視化する
自分はどの部分に不安があるのかを因数分解していきましょう。
「妊活」
「妊娠、出産、育児休暇」
「仕事復帰、子どもの保育園(もしくは幼稚園)」
といったステップを年表風に紙に書き出し、それぞれ不安や思いを書いていきましょう。
【STEP2】自分が仕事に求めるものを考えてみる
次に「自分が今後仕事に求めるものは何か?」を考えてみましょう。
「自分が仕事に求めるものは何か?」
例えば【安定した収入】【強みや専門性を活かせる仕事】【やりがいを感じられること】【人間関係の良さ】【福利厚生】【昇進・昇給の可能性】【有休取得しやすい職場の雰囲気】【子育てと両立できる勤務時間・勤務地】など、思いつくものを、付箋にひとつづつ書き出したら、優先順位を考え並べてみましょう。
何を重視したいと考えるかは、人それぞれです。
あくまで、「自分が今後仕事に求めるもの」は何かを考え、自分の気持ちや感じ方にも注目しながら並べてみましょう。付箋を並べてみると、何が満たされていないのか、自分は何を求めているのかが見えてくることがあります。
見えてくるものがあったら、それを家庭や職場の環境を照らし合わせ「どうすればいいか」「何が必要か」と考えを深め、解決のための行動に移していきましょう。
子どもがほしいと思った時、どのようにこの先のキャリアプランを考えていくといいのかその方法をお伝えしましたが、どんな状況でも一番大切なのは『ワタシを知る』ことです。
ひとりで考えるのは難しい、心の余裕がないといった場合は、ワタシル大学のような学びの場を利用するのも手です。仲間と必要なことを学びながら、メンターのサポートで自分らしいキャリアを作れるようになります。
価値観は変化したっていい。大切なのは「ワタシがどうしたいか」です。
キャリアとは、仕事をハイペースでし続けることだけではありません。家庭を大事にすること、子どもを育てること。人生には「労働者」以外の役割が多くありますが、それらも紛れもないキャリアです。
あくまで「ワタシはどうしたいか」価値観はライフイベントとともに変化するものです。その変化を受け入れ、納得のいく選択をしていくことが「自分らしいキャリア」を作っていくことになるのではないでしょうか。
※ 参考元・エスキャリアWebサイト『Column / Kiseki』
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【2020年秋開講!ワタシル大学とは?】
これまで数多くの女性のキャリアをサポートしてきたキャリアコンサルタント、コーチング・心理系有資格者が結集し発足した<20代 〜 ミレニアル世代女性>のためのキャリアカレッジです。
ワタシを知り、ワタシのキャリアを自分で選択する。
思い描いた未来を叶えるワタシになりたい、あなたのご参加をおまちしております♪