お茶のお稽古13
先日は、お茶のお稽古13回目でした。
2022年末の稽古納めとなりました。
本来であれば、大晦日の日に、除夜釜を行うそうです。
除夜釜では、炭をうずめ火にしてから初詣にでかけ、井戸の新しいお水で寅の刻(午前4時頃)にお点前をします。
今の暮らしでは中々難しいですが、お茶を中心に生きている方は今でも行っているそうです。
床の間
お軸は、「山雲海月情」という言葉でした。
意味は、心境や心情を語り尽くそうというものです。
2022年を振り返りましょうという想いで、掛けてくださったそうです。
花入れには、徳利が使われていました。
理由を教えてくださったのですが、日が経ってしまい、記憶にありません。
年の瀬にちなんでいたような気がします。。
語り尽くすからかもしれません。
お菓子
うさぎやさんのどらやきと、九重本舗玉澤さんの霜柱、尾張屋さんの蕎麦板でした。
どらやきは少しだけレンジでチンすると、焼き立てのようなあたたかさを感じることができ、ほっこりしました。
霜柱は、サクサクとした食感が珍しく、また、蕎麦板同様に季節を感じさせてくれるものでした。
四方卓貴人点前(八景棚)
この日も貴人点前を行いました。
覚えたことは、膝前に何もないと一礼することになる、ということです。
お点前にはきちんと流れや理由があり、それぞれが理にかなっています。
先生が理の部分も教えてくださるのがとてもありがたいです。
感想など
13回目のお稽古では、新しい社中にも会うことができ、なんだか趣味嗜好が似ている感じがしたので、これから仲良くなれたらいいなと思いました。
お稽古帰りに一緒にあんみつを食べるような友達ができたらいいなと密かに思っています。
散々和菓子を食べたあとなので、あんみつを食べれるかはわからないですが・・・😂
私がお茶を習い始めて、約4ヶ月が経ちました。
疲れた時、落ち着きたい時、美味しいお菓子を見つけた時、「お茶をのみたいなぁ」という気持ちが浮かんできます。
なるべく毎日お茶を点てるようにしていますが、できないこともあります。
そんな日が続くと、不思議と飲みたくなる、点てたくなっている自分がいるのです。
これってすごい変化。
私の中でお茶は癒やしでもあり、心を整える時間でもあり、視野を広げる時間でもあり・・・
社中の1人は、怒られるためにお稽古に通っているそうです。
年齢が高くなるにつれて、人から指摘されることがなくなるので、大切な時間だと思っているそうです。
いろんな価値があるのですね。
とっても素敵なものに出会えたことに感謝です。
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