■4)そこだけじゃない。もっといい所がある。

さて、このシリーズも終盤。
ブラックな部分を紹介してきましたが、

働きやすいところ
所謂、ホワイトな園について
触れていきたいと思います。

今保育園に勤めていて悩んでいる方。
とくに、1年目から3年目で辞める方が
多いのが現実ですが、声を大にして
言いたいことがあります。

どうか、保育士を辞めないで。
貴方は保育士に向いてるから。
子どもを嫌いにならないで。
あなただけが悪いなんてことないから。

ついつい、保育士向いてないんだわ。
せっかく取った資格だけど、違う職業にしよう。
そう考えてしまうと思います。

でも違うんです、日本は幸いにも教育に恵まれ
保育園もどんどん増えてきている。

それぞれの保育園にそれぞれのやり方があって
どこにだっていい所、悪い所がある。
自分に合った保育園じゃなかっただけなんです。

私が今務めているところは
基本的に残業はありません。
仕事を平等に振り分けていて、誰かだけが
背負っているということをなくしています。

忙しい時期には保育をぬけて作業できる時間を
設けたり、手伝いあったりします。

そして、その行事が本当に必要なのか?
こんなに手間がかかっているけど
この書類ってもっと簡潔にできないのか?
と常に検討しています。

堅苦しい過去のやり方に捕われることは
一切ありません。
(その代わり新人の先生はフォーマットがないの    で、やりずらさはあるかもしれませんが。。)

私が見ている限り、新人いじめもないし
職員間の仲はすごく良くて、
ついつい、会議中に話が弾んじゃって
園長にコラコラと言われるほどです。

あなたが今ブラックだと思っている園は
どこがブラックだと思いますか?
またこれから探すひとは、
どんなブラックな園には行きたくないですか?

自分の性格、特徴をよく見直し、
どんな園だったら働きやすいのか?
具体的にリストアップしてみましょう。

気になったことは見学や面接の時に
聞いてみていいと思います。

もう一度言います。
「ここしかない」「私は保育士に向いてない」
ぜひその考え方を改めて欲しいです。

保育士をめざしている時点で、
その為にあれだけ努力して
勉強して、あの実習を乗り越えられて、
資格を取得した時点で、貴方は
保育士に向いていると思うんです。

園を変えることは悪いことじゃないです。
合わないのに無理をして、この仕事が嫌になってしまう前に、あなた自身を大切にして。

本当に素敵な仕事だから諦めないでほしい。
私は何度もやめようと思ったけど
園を変えて続けて本当に良かったな。
全く後悔はありませんし、過去の自分に
感謝しています。

あの辛かった1年目があったから
今の幸せに気づけているのだと思います。


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