小林私 watashi kobayashi

嘘の思い出

小林私 watashi kobayashi

嘘の思い出

最近の記事

並列 歌詞とコード

capo3 EmCAm7B7 やがてそっと目を閉じてとうとう消えてしまったのね 今度日を改めても戻れぬ場所まで貴方と行くことはないかしら ADB7E7 Am7B7E7D7 あっ貴方のその温度が初めて触れる冷たさだったら 余計なこと言わないで済んだのかしら 栄養の足らない頭に何を載せても軽くてみすぼらしい 行き止まり、未知ばかり、空っぽ動かない皿秤 美意識の先ロゴスばかり詰めたポプリの香りがしないなんて 当たり前、名ばかりで威を借りただけ代わり映えの CB7EmG ない最小

    • 冷たい酸素 歌詞とコード

      Cmaj7DBE 片付かない部屋でまたベルが鳴り、 驚いて水を溢して床が濡れる 足の裏に破いた封筒の切れ端が張り付いて 苛立ちがどうしようもなくて顔を殴った 日々は冴えもないし意味も別にないし 温度の機微を感じられるほど肌は敏感じゃないし 要すれば日記には日付だけ、髪は脂ぎったオードトワレ 頭のなか俺に似ない俺が笑ってるからまあいいか ABE B7 知らない速度の鼓動に焦っても ろくに言えない、恥ずかしい 外の空気を吸ってなんか変わればと思っても 冷たい酸素が肺を満たし

      • HEALTHY 歌詞とコード

        capo2 BmAGF# 最低なことばっか思い付く 他人の痛みなんか知らず 情熱で燃やすプラスチック 強烈な臭いに慣れてしまう 身体の奥の咽喉の奥の肺は真っ黒に煤けて 綺麗な言葉もべっとりと汚れてしまって食えやしない HEALTHY... 最悪なことばっか口ずさむ その度に恥を忘れる 感動を肴に飲むゲロは酩酊にも及ばない悪い酒だ 駄目なんだ 駄目なんだ 神様の冗談であればよしとくれ 健康的な生活をのぞんでみたのは良いけれど 冷蔵庫には賞味期限の切れた食材が今も腐って

        • 空に標結う 歌詞とコード

          capo3 EmGCmBm7-5B7 本性は隠している翼の内に、無駄な足掻きと知っても 孤独からなる痛みさえ耐えていずれ頼りない未来、希望 Cmaj7Bmaj7(Bm7-5)EmG B7 礼賛を雲にする空中戦、欲求を押し殺す恒常じゃ 歪な形しか生み得ない 明け方、東から昇る光を私のものになんて我が儘 CDEmG Am/F#B7(Bm7-5)C#m7-5AB 曖昧な言葉じゃ届かないほど 暗くて眩しいところまで信じたいとどう言えばいい 肌で感じた今息を吐いている事さえ 放り出

        並列 歌詞とコード

          スパゲティ 歌詞とコード

          capo2 GBm7Am7D7 ラミネートされた花を言葉の間隙に仕舞って 一昔前の歌が疑いようもなくなんて ADB7E7 Am7B7 Cmaj7 魚の魂は水のなかでこそ冴えるように 貴方の腕のなかで眠りたい はみ出しきった指を内に折り曲げたってもう遅い 期待外れの街に用はない、でも旅費もない ADB7E7 Am7B7E7G 体の外に出て星を一人確かめようとしたって 月の光もないなら誰にも反射しない Cmaj7DEG 未来が半透明で磨られた硝子のようなら 何も写さずにた

          スパゲティ 歌詞とコード

          秋晴れ 歌詞とコード

          capo4 BmAGF# BmADBm なにも見えなくなったら極彩色の幻ばかり 目について仕方ないからひとまず飛びついた 発熱が脳を苛んで視界がぼやんでいる西瓜の種 命と息が銀メダル 茹だる卵、元には戻れな あぶれた感情を押し込めておく皿を洗ってない なんだ皆とは違うらしい それが嬉しい夜は越えてしまった日々を 肌寒くなった台所には飲みかけのペットボトル 根が腐れかけてるからでも朝は寝てたから二週間くらいこのまま 秋晴れじゃ天は高くて死が遠いような感覚がする それが却

          秋晴れ 歌詞とコード

          加速 歌詞とコード

          capo1 AmEmFG AmEmFGAm 雲は水飛沫のように地を這い、揺られながら加速していく 暮らしは観測と共に生成されて消えていく転生 瞳孔開いたまんま光を見ることは叶わないし 本能さえ見事手中に収めたくなるから 鈍行の汽車の車掌は全てを見たと勘違いしている 光速で置き去る暗がりにしかないものがある きっと俺に合う薬はあるし、粉っぽくなければまだ飲める ひた隠しにした恥ずかしい振る舞い、君だけに教えてあげる 雲は水飛沫のように地を這い、揺られながら加速していく 暮

          加速 歌詞とコード

          落日 歌詞とコード

          capo3 Bbmaj7A7Dm7F 気味が悪いことばっかり見て気持ちが悪くなったって自業自得 人見知り特有のぎこちなさは瞳を覗き込めば分かるでしょ ありふれた魂の形はその分誰にでも嵌まるパズルのピース いつどこでも同じ顔をしても好ましい 限られた残り火が消える風の音がこだまする宣い合う窓外の喧騒 あ、朝の夢がまた目蓋に残る真昼に浮かぶ白い切れ端 あみだで決めたみたいな人生に意味があると信じている日々が 今ここで変わることを恐れるのならきっと惜しいものに 満ち溢れたなんて

          落日 歌詞とコード

          範馬勇次郎「キャンプだと...?」

          山梨某所、俺はひょんなことから地上最強の生物とキャンプをしに来ていた。 きっかけは、とある一人旅でのことだった。 はっきり言って俺は"旅行通"だ。立地は悪くもサービスは良く、飯も美味い、それでいて人も少ないという旅館をたくさん知っている。 初めて見かけたときは、ずいぶんガタイの良い人がいるなと思った。スポーツ選手か格闘家か...それにしたって暴力的なオーラを携えていた。彼は一部では絶大な人気者らしい、とは後から知ったことで、何より他人の一人旅の邪魔をしてはならない。一人旅を

          範馬勇次郎「キャンプだと...?」

          可塑 歌詞とコード

          capo4 Bbmaj7A7Dm7F 濡れた言葉を一つ二つと並べる窓際の陽の下 順に乾いて形を成すふんだんな分断の誇張と象徴 遅まきながら気付いたのは今までが帰納したから なにか恥ずかしいのは抜きん出たと至って思ってしまったから 抱きしめる程の弱さもなく、突き放すような強さもない 微々たる近似値を追い求める先に幸福はあるのか Bbmaj7F 新装版案が欠けた本の縁取りを誤魔化して 昨日のこと思い出すのは訳ないのに 緊張感がさんざめく虚仮威しさえも閑却して

          可塑 歌詞とコード

          共犯 歌詞とコード

          Dm7FB♭M7A7 大丈夫 君はもう大丈夫 僕がそばにいる 誰にでも一つくらいのあたたかい居場所があるだろう なんて歌のことなんて信じるな 奴ら 君のことなんて見えちゃいない 信じたいものだけ信じてる 盲目の怪物だ ごめんな ありがとう 君をどこまでも連れて行くよ だからどこへも行かないで 愛してる なんて歌のことなんて信じるな 奴ら 愛と情を口にするばっかで 助けてはくれない ああ蜘蛛の糸にも及ばない B♭M7A7Dm7F 常套句の囁きを愛だ恋だに絡めてしたためる

          共犯 歌詞とコード

          線・辺・点 歌詞とコード

          capo2 BmAGF# 花束を貰ってもどうせ枯らしてしまうから 楽ばかり選んでもその口実をむざむざ潰して見える底 そこそこの人生に少なくとも励ましはいらない 貴方が背を押した僕の眼前が断崖だとしたら 呆れるほど無様な秘密隠して たった一つ 明らかにしても今更非対称な線 想像の桟橋をかける労力の無駄を削減したこと 今更後悔したとてこの傷は癒えないし 毛頭分かってたこと、いつだって損してることごと 悉くそうしてる懊悩 どうぞ、もう疾うに陽光なども通り過ぎて

          線・辺・点 歌詞とコード

          朝は暗くて透明 歌詞とコード

          capo4 EmCD 君がいなくてよかった 胸をかきむしる程の苦しみで済むから 君がいなくてよかった こんなにも色のない世界に生まれてよかった EmCEmD Em 思い出せないまま歩んでいた 思い出せないことは何故か分かっていた 見慣れない街にすら君を重ねて 稚気にまみれて思い出の遊具だと勘違いして C#m7-5Bm7-5Am7E7 偽った記憶の君が呼ぶんだ 途方もない午後のこと EmCAm/F#B7 朝は暗くて透明だ 飛ぶにはまだまだ足りないんだ

          朝は暗くて透明 歌詞とコード

          日暮れは窓辺に 歌詞とコード

          capo1 DmGmA 近いようで遠い 触れるのなら今すぐにでも 期待、予想通りに 嫌がる素振りを お決まりの台詞 痛みすら快楽(けらく) なんとでも言えるよ僕は 可能性のない選択肢を何度だって悩み続ける あなたの声はいつ何時も愛しいのに あなたの歌があまりに遠くて腹立たしい だってそうでしょう その舞台に立つMrs.シニカル ああ君のどこにも僕の居場所なんてないんだから その翼で言の葉を揺らしてくれと願えども どうにも陳腐になるからカラカラに乾いた魚の

          日暮れは窓辺に 歌詞とコード

          笑って透明人間 歌詞とコード

          capo3 Cmaj7Bm7-5Fmaj7E7 ここらじゃ誰も知らない つくづく嫌になることを 優しくなれずにいたい いつも許す為の言葉を探しては Cmaj7Bm7-5 F#m7-5Bm7-5Cmaj7 また笑って笑って そもそも何も思ってないし だから拐って拐って ここから連れ出してみて 俺は惑って惑って それできっとまた笑って それは貴方だからなのか、もう分からない ろくな標も知らない 街なら僕ら透明人間になれる 隠しきれないことが溢れれば気付かない内

          笑って透明人間 歌詞とコード

          冬、頬の綻び、浮遊する祈り 歌詞とコード

          capo2 Cmaj7Bm7-5AmG Fmaj7Cmaj7Dm7G Bbmaj7 冬景色にどうして頬が綻ぶのか 分かっているくせに貴方、いつも春を待ってる 雑菌まみれの白が体温を奪っていくことも ヒロイックじゃないかなんてその場凌ぎの言い訳 CEAmEm Dm7GFG Bbmaj7 やけに浮遊感があるのは勘違いじゃないな 言葉にすれば凡庸で貴方に云うのもこれきりにしたいよ 寄せては返す波のように訪れる あてどないこの暮らしに流せないのはクラシック 洒落

          冬、頬の綻び、浮遊する祈り 歌詞とコード