ヨシ子ママ日記。『命令をやめる=考える時間を与える保育』

保育(教育)の質はここで変わる

指示命令か
相談応援か

指示命令保育(教育)


「~して」(勉強して)
「~しなさい」(宿題しなさい)
「~するんでしょ」(着替えするんでしょ)
「まだ~もできてないの?!」
「早く~しないと、○○しません」
子どもに「結果」ばかりを求める命令口調

「結果」を求める教育をすれば
楽しくもないことをとりあえず
みんなみたいにできるようになり
みんなみたいに自分を忘れて
みんなみたいに期待通り動ける
ロボットが育つ


ロボットは文句を言わず
指示通りの結果を作り出す
そして結果を誰かに
評価してもらいたがる
期待通りの評価を得ることができなければ
自分はダメなんだ
と、悲観的になる
できない人間のレッテルを貼る
誰かが決めたゴールにたどり着けない
たったそれだけのことなのに
ロボットになった頃から
自分を忘れてしまったから
自分で自分を認めてあげられない

失敗は「悪」
結果が出せない者は「悪」
不良品
そう感じてしまう

そんなのつまらない


相談応援保育(教育)

「どうして勉強するの?」
怒られるから?

「どうして学校へいくの?」
当たり前だから?

そんな理由なら
行かなくていいんじゃないのかな

「どうして着替えるの?」
「どうしてご飯を食べるの?」
「どうして寝るの?」
当たり前だから?

いいえ
着替えたい理由があります
汚れたから
気持ちが悪いから

食べたい理由があります
お腹が空いたから
美味しそうだから

眠る理由があります
眠たいから
疲れたから
また元気になって
やりたいことがたくさんあるから

学校で勉強するにも理由がなければ
意味がない
知りたいことがある
なりたいものがある
習得したい能力がある
行きたい所がある
成しとげたいことがある



だからまずは相談

「あなたはどうしたいの?」
「あなたは今どんな気持ち?」

どこへ向かいたいのか
行動を起こす源となる
向かう方向さえ自覚させられたら
あとは応援するだけ
勝手に子どもは育っていく

知っているだけの情報を渡し
失敗したときには寄り添う
前を向いてまた頑張れるように
いつだって応援する

時には自分の失敗談を話しながら
いつかは乗り越えられる
努力すれば変われる
そんなことを伝えながら
自分を最大限有効活用して
生きることを伝える

子どもから考える時間を奪わない

自分について考える時間
そして、向かいたい方向へ
どうやって突き進むのか
そんなことを考える時間を
与えることの大切さ


自分で決めたタイミングに自分で決めたことを
自分なりの方法で実行する

これは「いやいや期」と言われる第一次反抗期からもう始まっている選択

自分で決めて実行したことの結果を
自分で受け止める
その繰り返しを経験させることの大切さ


保育者・教育者・保護者・周りの大人は
こども達から考える時間を
奪わないで
挑戦する前に
能力を決めつけないで
考える力「選択」を大切にすれば
必ず納得できる結果がついてくる
信じて応援する大人が増えたら
目を輝かせて社会貢献する人間が育つ


あなたはどうしたい?

子どもがこの質問に
素直に答えられなくなったら
ロボット化が始まっている証拠

何て答えたら正解なのか
そんなことを考えて
答えられなくなったら

何て答えたら先生は
認めてくれるのか
何て答えたらお母さんは
認めてくれるのか

そして

この質問に興味すらわかなくなったら
完璧なロボット

なんでそんなこと聞いてくるの?
やりたいことなんて
叶うわけないんだから
考えるだけ無駄
言われたことさえやっとけば
それでいーんでしょ?


そんなのつまらない



時代おくれの教育

労働と消費の繰り返しを当たり前と言って
社会の血流であるお金の流れを作るだけの
ロボットに育て上げる

そんな時代はもう終わる


自分自身の魅力を自覚し
それを社会の役に立てられる
唯一無二の子ども達を
育てていきませんか?


Copyright©watashi rashiku All rights reserved.