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日記

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2020年からは自分のために書いてます。
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2020年1月の記事一覧

1月30日(木)きみちゃん

1月30日(木)きみちゃん

最近、きみちゃんの目が据わってて怖い。取り憑かれとる。穴窯に。きみちゃんって、スカーレットのきみちゃんの話やで、朝ドラの。

毎日お風呂の時間にきみちゃんの話で持ちきりになる(母に入浴介助をしてもらってる)。きみちゃんは今までやりたいことずっと我慢してきたんやとか、芸術家なんやからとか、博打と変わらんやんとか、はちさんはきみちゃんに夢叶えー言うたくせに最後まで付き添わんとか覚悟が足りんかったんやと

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1月29日(水)インターネットに載ってないお医者さん

1月29日(水)インターネットに載ってないお医者さん

病気で寝たきりになってみて分かったことは、「意外とお医者さんは家まで来てくれる(ただし寝たきりに限る)」ということだ。

自分一人でなんとかしようとインターネットでお医者さんを検索したり病院に電話をかけたり、タクシーの後部座席に寝転がって杖をついて這いつくばって病院を探し回っていた時は、ギリギリ一人で動けているだけに、「じゃあまだ動けるんじゃん」と判断されるのか、助けてもらえることがなかった。

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1月27日(月)言葉が分かれば10倍伝わる(お能とかオペラとか)

1月27日(月)言葉が分かれば10倍伝わる(お能とかオペラとか)

Eテレでお能の映像を放送していたので途中から見た。演目は「隅田川」。

隅田川の船に乗ってる一人の女(能面を付けている)。船頭と同船者の世間話をたまたま聞く。

「男の子が亡くなったそうだ」
「京都の白川から来た子だそうだ」
「(それ……私の息子……!!)」

と、又聞きに息子の逝去が発覚する気の毒な話だった。

その後、母親が船頭たちに打ち明け話をして、お焼香を上げに行くと、息子の幻覚が見える。

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1月26日(日)関東のお笑いに憧れる(海外のコメディにも憧れる)

1月26日(日)関東のお笑いに憧れる(海外のコメディにも憧れる)

人は自分にないものに憧れるようで、隣の芝生は青く見えるというか、輝いて見えるというか、寝心地良さそうに見えるというか、そんな感じで、関東のお笑いに対して、かっこいいよなー、オシャレやなー、いいなー、という感情を抱いている。

関東のお笑いに出会ったのは2017年のことで、それまでテレビを全く見ずに生きてきた私はそもそも「お笑い」というものの存在自体、認識していなかった。知らなかった。

ただ、笑い

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1月25日(土)自分のために書いて、自分のために生きる

文章を書く動機は人それぞれだとして、近頃の自分は「誰かのため」を想定しすぎていた。自分の言葉で誰かの心が軽くなったら本当に素敵なことだけど、じゃあ、自分は?自分の心は軽くなってる?というと、全然、なってなかった。

読まれるためのタイトルを、みんなが知りたい内容を、共感されそうなエピソードを、誰も知らない世界の話を、書いても書いても自分の心は軽くはならず、どんどん漬物石に押し潰されるみたいになって

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1月24日(金)病室にラブがあってもいい

1月24日(金)病室にラブがあってもいい

『恋はつづくよどこまでも』第2話を観た。上白石萌音さんが本当に演技が上手くて惹き込まれてしまう。

患者さんが亡くなって戸惑う視点の揺らぎ、目が、瞳が演じていて、佐倉七瀬という女の子が乗り移っているようだった。はしゃいでいる時の若々しさ、いてもたってもいられないじたばたとした身体の動き、くるくる変わる表情、不思議な顔立ち、全部がチャーミングでたまらない。

コメディエンヌに最も必要な要素はチャーミ

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1月23日(木)みんなが共感できるコンテンツは存在するのか?

1月23日(木)みんなが共感できるコンテンツは存在するのか?

「2019年はみんなが共感できるコンテンツが豊富だった」という言葉がずっと気になっている。ずーっとである。

年明けに見た、NHK総合『新春テレビ放談』での話で、テレビ東京の佐久間さんとか、おっさんズラブのプロデューサーの方とか、出席していた方々は概ね同意していたように見えた。『凪のお暇』とか、『わたし、定時で帰ります』とか、今の人たちはみんな疲れてるから、疲れを認めるようなコンテンツが多かったね

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1月22日(水)日記のやっかいなところ、好きなところ

1月22日(水)日記のやっかいなところ、好きなところ

日記のやっかいなところは、途切れてはいけないような気がするところだ。日記というからには、昨日のこと、今日のこと、明日のこと、毎日続けて書かなきゃいけないような気がする。

例えば1日休んでしまうと、どこから書けば良いのかわからなくなる。昨日の分と今日の分、2日まとめて書けばいいのかな?とか真面目にやっていると、だんだん疲れてくる。こういうのは完璧主義の人に多い。全部やるか、全部やるのがしんどいから

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【日記】1月20日寝る前〜1月21日昼過ぎ

日付けの感覚がなさすぎて前回分の日記の月を2月と間違えてしまった。2月に修正する前は11月と間違えていたので日付けに意味なんてないのかもしれない。

1月20日(月)2階に上がってからはスマホを触らないことにしている。眠りの気分を高めるためにTVerで新ドラマを漁る恒例行事を巡行。

『恋はつづくよどこまでも』

TBS制作。定番の楽しげな恋愛モノ。舞台は病院で、本来であれば病院の話なんて架空世界

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日記 2月19日寝る前〜2月20日夜

2月19日(日)

寝る前に2階に上がってからTVerで新ドラマを数本チェックした。相変わらず刑事とか検事とか女医とか病室とか事件とか嫌なテーマの作品ばっかり。何が面白いんだろうなーと不思議に思う。物語に刺激を求めすぎてみんな不感症になってるのかもしれない。人が死ぬのは見てて面白いものではない。

良さそうな作品を数本発見。

『エキストラ!』

関西テレビ制作。撮影現場のエキストラを主役にした異

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眠れない時の曲を自分で作る/「おまじない」

眠れない時の曲を自分で作る/「おまじない」

おふとんかぶって でんきをけして
おめめをつむって おやすみだ
だけどねむれない どうしてだろう?
だんだんあたまがさえてくる

おやすみおやすみ さあねむろう
すてきな明日がまっている
おやすみおやすみ おつきさま
ねむれない夜のおまじない

おふとんはがして カーテンあけて
おそらをみあげて おはようだ
だけどねむたいな どうしてだろう?
だんだんまぶたがとじてくる

おはようおはよう さあお

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あけましておめでとう

あけましておめでとう

年を越すことが
こんなに かけがえないことだって
知らなかった 昔のわたし

思い出すといやなことばかり
でも本当にそうかしら?
夢の中ではもう乗り越えてる

目を閉じればいくらでも自由
好きなものだけ並べていくのよ
嫌いなモノ 数え挙げても仕方がない

音楽が終わって 静寂の時間
お祭り騒ぎの後 寂しく感じたのはもう昔の話

高鳴る胸のままに
新しい今日を迎えよう
新しい今日が365回続けば

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