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株式会社スカイアイズコンサルティング 代表取締役社長 平井 道広さん

「新しい発想で世の中へ「次」に繋がる喜びを」という理念を掲げ、時代のことを見据えて、頑張りたいと思っている人を支援されている、平井 道広さんにお話を伺いました。

プロフィール
出身地:大阪府
活動地域:東京、大阪、アメリカロサンゼルス、ニューヨーク、サンディエゴ、韓国ソウル、シンガポール
経歴:ナショナルアメリカンユニバーシティ(米国サウスダコタ州)を卒業後、民間の教育事業会社へ就職。海外留学、日本語教育、英会話スクール、ビジネススクールなどの仕事に関わり、2008年に起業。
現在の職業および活動:国際教育ブランド”SKYUS”は世界の複数カ国に教育プログラムのプロバイダーとして展開。海外教育機関の日本のプロモーション支援なども行う。また、Eコマースを活用して日本の物づくりメーカーや伝統品の海外進出/販売の支援も行う。
また一般社団法人キャリア教育支援協会の国際教育担当理事として高校や大学などでグローバルキャリアや海外教育の講演なども行っている。
座右の銘:変化を楽しめ

「「頑張りたい」と考える全ての人の支援をしたい」

Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

平井 道広さん(以下、平井 敬称略):私の夢=会社の夢なのですが、まず当社は新しい発想で世の中へ「次」に繋がる喜びをという理念を掲げております。私達はいわゆる従来のコンサルティング会社ではありません。空から上下左右を見渡すような限りなく自由な視点でお客さまの喜びをつくるコンサルティングを行っています。常にお客さまの喜びを考え、そのために新しい発想が自然と生まれ、いつも元気にドキドキ・ワクワクが溢れ、「この人たちと仕事していると楽しい」と言われる会社です。“次”とは、未来であり、進歩であり、成長であり、まだ見ぬ何かです。スカイアイズが提供する喜び・成功をそれぞれの“力”にしていただくと同時に私達もその喜びを新たな“力”にしていきます。
 また、私達には「頑張りたい」と考える全ての人の支援をしたいということを、ミッションとして掲げております。これからの時代は少子高齢化が進み、日本人の労働力が減少し続けています。同時に労働力を確保することも含め、外国人労働者の数も増加し続けています。これは対極の伸びであり、近い将来、我々が働く環境、子供が学ぶ環境の半数が外国籍の方になる、そんな時代が来る事は間違いありません。その外国籍人材は決してそれぞれの母国で勝てない人たちではなく、更なる収入を求め、母国を離れ、日本という環境で戦う、そういうグローバルに対応する人材たちな訳です。近未来の日本はそういう人たちと共存をしていく時代だと思っています。そういう時代に日本の企業、日本人はどう順応していくのかと考えると、私は現在の日本企業や日本人が外国籍人材を率いているイメージはできません。日本から離れることを苦手とする日本人の体質では勝っていけないと思うのです。当社はそういう時代にでも勝ち抜いていける企業や人材を1つでも1人でも多くしたい、そのための仕事をしたいと思っています。日本人は学ぶ事は大変上手な人種です。きっと1つ、1人の成功事例があれば、それを真似、学ぶことができると思っています。
 だからこそ、その時代を前向きに「頑張りたい」と考えるお客様、従業員やその家族など当社に関わるあらゆる人や企業を支援することが当社の使命だと考えております。

Q.「「頑張りたい」と考える全ての人の支援をしたい」を具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

平井:具体的には、世界のグローバルシティを中心に拠点展開を行い、若者の留学プログラムやインターンシップの提供、日本のものづくりメーカーのグローバル向けECサイト構築と販売アウトソーシング、教育機関への海外教育の導入などを行っているわけですが、まずは海外現地でのアンテナを張り「これは価値があるんじゃ無いか?これは求められているものではないか?」を常に探し求めています。同時に日本では温故知新の精神を忘れず、どうすれば日本らしく海外と結びつけることができるのかをあらゆる視点から模索することを行っています。

Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような(基本)活動をしていますか?

平井:当社が掲げる夢やビジョン、目標や計画を実現するためには「成長」がキーワードです。
そのためクレドとして以下の4つを掲げています。
・明るく素直で前向きに
・自ら学び、考える
・オモシロイ!の追求
・グローバルな視点を持つ

これは当社メンバー自身の成長の必要性を言っています。いかなるときにも明るく笑顔でふるまい、何事も素直に謙虚な姿勢で吸収し、未来へ向かって前向きに行動する事。昨日と違う今日の自分、今日と違う明日の自分のため、自発的に学び考え、仲間と共に成長しようという事。「オモシロイ!=interesting!」を日々の中に探し求め、追求し続けることで新たなオモシロイ!を生み出すこと。日本の良いものを世界へ、世界の良いものを日本へを意識して、グローバルな視点で、多様性を受け入れ、活かしていきます。
 また、当社では社内研修に注力しています。英会話レッスンや、社外講師に来て頂き各種ビジネススキルの研修、ランダムで当たるフリープレゼンタイム、働き方改革を積極的に行い、有給使用時に自己啓発を行う場合には支援金を出したり、など様々です。「頑張りたい」と考える人を支援するなら、まず自分も「頑張る」。成長を促すなら、まず自分の成長が必要です。
成長し続ける人は幾つになっても魅力的に感じます。自身が魅力的であり続けるためにも「成長」を大事にしたいと思っています。奇しくもコンサルティングを名乗るなら、ここはマストだと思います。

Q.そもそも、「「頑張りたい」と考える全ての人の支援をしたい」と思う様になったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

平井:私は前職では教育を提供する会社で、学校運営に関わっておりました。退職するまでの数年間は部長として国際教育に関わる学校数校の事業統括をさせて頂きました。私がマネジメント職に就任した時、この事業は競合にも遅れをとっており、後発であり、うまくいっていませんでした。働いているスタッフも元気がなく、当然学校そのものに活気がありませんでした。かたや当時たまたま訪問する機会があった人気スクールは学生数が多いだけでなく、スタッフも教員も楽しそうに働いていたのがとても印象的でした。その時に一つの問いが生まれました。「これは学生数が多いから活気的なのか?それとも活気的だから学生が集まるのか?」。卵が先か、鶏が先か、結局どちらも必要なものなのだから、とにかくまずスタッフの元気を作ろう、そのために何が重要なのか、あらゆる視点からメンバーが働いて楽しい職場にした事で、就任3年目には学生数も倍になり、収益も大きく改善されました。やはり魅力ある人のところに人は集まる、当たり前のことですが、とても気付かされた経験でした。
 もうひとつのきっかけは起業でした。前職では新卒から10年間勤めました。若くして抜擢してもらい、それなりの要職をやらせてもらい、オーナーである会長社長には直接色々とご指導もいただく機会もたくさんありました。私は性格的にサラリーマンであれば、オーナーの夢を叶えたい、その事に迷いなくできうる最大の努力をできる人間だと自負しています。
 ただ、10年働いた時にふと、自分はこのままではオーナーを超える人間にはいつまでもなれない。肩を並べることができる日が来る可能性もない。背負っているものが違うその意味に気がつき、独立することを考えました。その時代はちょうどリーマンショックの最中、何十年に一度と言われた状況でしたが、このピンチな時こそチャンスであり、こんな時こそ、自分の環境を変えるのは望ましい時だと思い、周りのいろんな方々の「もう少し待て」の声を押し切るかの如く、突き進みました。そんな起業だったからこそ、価値のあることをしていこう、やりがいのあることをしていこう、ちゃんと成功することが恩返しだと思い頑張ってきました。

Q.その発見や出会いの背景には、何があったのですか?

平井:
きっかけは高校生の頃でした。将来に悩んでいた時「かっこいいおっさんになるためにはどうしたらいいんだろう?」と考え(笑)、世界のことを知って、世界を舞台に戦っていけるような、世界を語れるおっさんこそかっこいい、そうなろうと思い立ち、アメリカに留学することを決めました。
 留学した大学は田舎にあり、大阪生まれ大阪育ちで都会のネオンが大好きな私には、留学当初は苦痛すら感じるくらい何もない街でした。そんな何もない街で、英語もしゃべれない、日本人の一人として見られる留学生が一人前に生活していくためには、どれだけの人と知り合い、どれだけ受け入れてもらえるかが大事でした。することがあまりにも少ないその街で、唯一、昔から行っていた事もあり、大学のサッカー部に自ら飛び込んでいき、最初は緊張したり、頑張らないといけないことも沢山ありましたが、自分を積極的にアピールする。その結果日本人のあいつではなく、「ミチヒロ」と名前で覚えられ、呼ばれるようになり、多くの人から認めて貰える様になりました。その経験で得た前向きさや積極性、人間関係は今でも財産です。
 アメリカは日本よりシビアなくらい合理的な考えが当たり前です。そのような違った環境で受け入れてもらうために頑張る行動って人間のあるべき本質じゃないかなと思います。日本にずっといれば若いうちにそんな機会には恵まれなかったんじゃないかな、と。それって留学にて得る力の一つ、いわゆる人間力と言われるものだと思います。留学での経験は今の私の原点であるとも言えます。日本は、もっと世界に出ていかないといけないと思いましたし、世界で学びたいことがあるなら、世界に出ていけばいいと思います。この経験を教育として多くの方に伝えていきたいと思いました。

Q.読者の方に向けて一言お願いします。

平井:変化を恐れるな、変化をたのしめ。」です。世の中の変化を楽しんで、受け入れるように、日本人がそんな気質になっていったら、日本は世界が羨むようなもっともっと楽しい国、前向きで魅力的な国になっていくと思います。

記者:アメリカ留学での経験やそこで持った問題意識。そして前職で培った経験や恩が、世界を見据えた広い視野や人を応援する姿勢に繋がっていていることがわかりました。まさに日本の良さを活かして、日本を変えていく革命家だと思いました。貴重なお話ありがとうございました。

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HP:

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【編集後記】
インタビューの記者を担当した不知です。
「成長」を大事にし、常に世界の新しいものを取り入れ、未来を創っていっている平井さんの在り方が本当に素敵だと思いました。世界を視野にいれている方に是非知って頂きたいと思いました。
平井さんのますますのご活躍を楽しみにしております。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。


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