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オンラインでのパーソナルトレーニングを指導してみて感じること

新型コロナの影響で、あちらこちらで時代の変化を感じるこの頃です。

私の勤めているスタジオも、非常事態宣言に併せて対面でのレッスンは休業。
今月になってようやく少しずつ対面での営業を再開していますが、お客様はやはりコロナ前と比べると足を運びにくいのかなぁと。人数制限やレッスン間の間隔も広げてトータルで1日で受けられる人数は減ってしまっています。

そんなウィズコロナのこれからですが、休業期間中も含めてオンラインでのパーソナルトレーニングには、1つの可能性はあるのかなと感じました👍

今回は、オンラインだからこそ感じられた気づきや運動指導における私なりの工夫を共有させて頂きます❗️


オンラインで物理的な距離はゼロになる

まずは、当然ながら物理的な障壁はゼロになりました。
ありがたい話ですが、スタジオの特性上、例えば側弯症の方などは時間とお金をかけて遠方から来て頂いたりということもありました☺️

その際にはもちろんできる限りのことをお伝えし、数日間集中してトレーニングのサポートをしたり、1度の見立てでご自身で出来るように資料を十分に準備してお渡ししたり、その方のお住いの地方で繋げられる方を紹介したりと動いてきました。

ただ、オンラインが選択肢になった現在、場所を問わず選んで頂くといったありがたみもとても感じました。
もちろん対面で会うことで伝えられることには敵いませんが、それでも創意工夫とフォローの仕方次第で色々な可能性があるなと💡

また、遠方の方でも一度でも足を運んで頂けていた方であれば、その方の身体の状況をお伝えしたものをご本人が管理できるようになっていたので、それを踏まえてトレーニング内容の再確認やアドバイスができました。

オンラインだからこそ姿勢とムーブメントを丁寧に見る

当然、オンラインではPCを介しての指導になりますが、姿勢のチェックや歩き方のチェックはクライアント様に立ち位置やカメラの位置、傾きが無いかどうかを丁寧にお伝えさえすればそこまで過不足なく可能です👍
またそれをキャプチャーして画像化したり、画面を録画すればその場で動きを本人と共有しながらフィードバックをすることができました。

対面で指導をする場合でも、自分の動きや状態を的確に把握してもらう、そのために本人の気づきを促すことは問題点を自分ごとにするためのプロセスとして非常に重要です。
そのため、カメラやビデオで客観的に提示するということはルーティーンにしていますが、それがオンラインでもできるということに気づけたことは大きな収穫でした✌️

セルフエクササイズの動画は手軽にシェアできる

運動指導を行うにあたって、できる限りご自身のみの力でエクササイズを続けてもらうことがその方の目標を達成するためにも重要です。

身体が変化していく人、問題点が解決され目標が叶えられる方はこの日々の実践ができる方になってきますが、そのモチベーションを促すために誘導することも私たちの腕の見せ所です👍

対面では指導の最後に紙の媒体で指導した内容の中から、次のセッションまでの間で行って頂く課題を紙面に書いて全てお渡ししています。
手書きのお手紙をお渡しするような感覚でとても反応は良いのですが、オンラインではそうはいきません。

しかし、クライアント様のためにオーダーメイドで考えたエクササイズをオンラインでの指導であれば、その指導している瞬間から動画で残して、その過程も含めて全て終了後にシェアをします。

これはオンラインで指導をしてみて最大の強みだなと思いました。
私たちインストラクターが動いているところや、それをクライアント様に実践して頂いている様子の記録を残し、シェアすることで1人でも圧倒的に取り組みやすい内容になってくるなと感触を得ています😄

最後に

現代のwithコロナの時代において、対面とオンラインの良いところをそれぞれ見極めて指導できる可能性を模索することが、私たち運動指導者の考えなければいけないことだなと日々感じています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
運動指導に関わる方のアイデアのヒントになればなと感じています😊

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