見出し画像

練習は何のためにする??

美容師はずっと努力を続ける。

技術練習と、それらを裏付けるための理論の学び。

これらに費やす時間は本当の多いです。

技術職だから仕方がない。。。このような声も聞こえてきそうですが、それだけでは説明不足なぐらい、多くの美容師がずっと練習や勉強を重ねています。

今回はその「練習」にまつわる内容でです。


【結論から】

練習の成果をどこに持っていくかが重要である。

上手くなるため、苦手な技術を身につけるため。

このような意識で練習をすることが多いが、練習の本質は「ちょっとした発想」や「変化」を見つける(感じる)ためである。

上手くなる、身につけるのは当たり前で、どのような「気づき」からオリジナルに昇華できるかが「練習」である。

【練習って何のため??】

美容師にこの質問をすると、ほぼ得られる回答は「上手くなるため」だと感じます。

間違ってはないのですが、ボクはあまり共感していません。

「上手くなるため」はそうなのですが、本質をついているようには感じません。

もっとしっくりくるものがあるのではないか。。。

このようにずっと感じていました。

【そこで気がついた】

美容師キャリア25年。高校生から美容業界に足を突っ込みたくさんの時間を「練習」に費やしてきました。

その累積の時間は、他にやってきたことよりも圧倒的に1番多いと感じます。

そんな中堅のキャリアでも、新しいトリートメントや新処方の薬剤が出ると、学び直しをして練習を行います。

そんな中堅キャリアで「練習」について感じたことが、「練習って何のため??」の回答に繋がりました。

【ちょっといした違いを見つけること】

練習はちょっとした「違い」や「発想」を「見つける」行為だということです。

身につけることや上手になることは、プロセスであり本質的には「違いや発想」を見つけるための行為。。。ということです。

カットの技術を練習している時も、テンションの差やハサミの角度の差。ちょっとした差を感じることで、新たな「引き出し」や学びを見つけることができます。

言われたことをそのまま適切に行えることも大事ですが、微妙な差から「発見」しオリジナルを導き出すことも同様に大切です。

【要領がいいとか、器用とか言われる人は】

ボクは、要領がいいとか器用とか言われてきました。

カットがとにかく大好きな若手時代は、カットの練習が楽しくて楽しくて、教えて貰えばすぐに再現できるタイプでした。

また、応用もきく方だったのでちょっとしたオリジナルのような変換も得意でした。

今振り返るとそれは「練習時間」に「発見」していたと感じます。

ちょっとしたプロセスの違いや、変化を実験・検証のようなことをしていました。

これが「練習はちょっとした変化を見つける」ということだったと思います。

【目的が違えばゴールが違う】

練習の目的を「上手になるため」や「身につけるため」だと、そこまでの成果しか得ることができないと感じます。

しかし「発想を得る」や「変化を見つける」になるとまた違った成果を得ることができます。

発想を得るためだと身についてもやり続けますね。

みているゴールが違うだけで、得られる成果は大きく変わります。

【まとめると】

練習の成果をどこに持っていくかが重要である。

上手くなるため、苦手な技術を身につけるため。

このような意識で練習をすることが多いが、練習の本質は「ちょっとした発想」や「変化」を見つける(感じる)ためである。

上手くなる、身につけるのは当たり前で、どのような「気づき」からオリジナルに昇華できるかが「練習」である。


みんなの日常のヒントになれば。


#美容師をちょっと良くするブログ




小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄


高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈


夢を叶えたからこそ美容師を良くしたい❗


理想と現実の差をなくすことへの挑戦!


美容師、美容室へのサービス提供をお考えの方は、お力になれます🤞


ご依頼はDMから




個室型シェアサロン運営しています


The Apartment of Solon 


https://solonbeauty.jp




✄訪問美容 fio (フィオ)✄


https://www.fio-hairmake-houmon.com










 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?