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挑戦したいあなたに聞いて欲しい話。

2014年2月10日。
4年間の引きこもりニート生活から抜け出そうと動き出した日。
その日僕は「RUN NEET RUN」というブログを書き始めました。
僕の人生で1番大きな挑戦を始めた瞬間でした。

あれから7年。
20代最後の、そして30代最初の挑戦をします。
人生にはおいて脱ニートと同じくらい、下手するとそれ以上の挑戦です。

何への挑戦か?
自分の可能性とセカイの可能性への挑戦です。
僕が思う理想のセカイに向かって、果てのない挑戦を始めます。

その第一歩として、G's ACADEMY UNIT_SAPPORO に入校することを決め、試験を受けて、合格通知が届いたのが2021年6月16日でした。

なんだか大袈裟にドラマチックな書き出しですが、そんな大したことを言いたいわけではありません。
これは僕が1つの挑戦を始めるまでの、一歩踏み出すまでの過程のお話しです。

もしこれを読んでいるあなたの心の中に、何かに挑戦したいという想いの欠片があるのならぜひ最後まで読んでみていただきたい。

その想いを大切にするためのお話しです。

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僕が何者か?を知りたい方は自己紹介記事を書いていますのでそちらをご覧ください。
『元ニート、今クリエイター。』
https://note.com/wataru_igarashi/n/nd5d80cf5c101

自問①「30代をどう過ごすのか?」

最初のきっかけは「30代をどう過ごすのか?」という自問でした。
20代は脱ニートから始まり、ただゆっくりと少しずつ社会と仕事に馴染む、みたいな感じで過ごしてきて、自分なりには満足していました。

ただ、去年、2020年の春頃からデジタルハリウッドSTUDIO札幌でWebデザインを教える仕事をやらせてもらうようになって、秋にはSTUDIOの運営にも関わらせてもらう事にもなって、ちょっと様子が変わってきました。

僕の中で今まで以上に「成長」とか「挑戦」って言葉に対する意識が高まって来たのを感じていました。
これからWebクリエイターを目指す方々、人生の大きな変化をしようとしている受講生の方々に対して「教える」ということの本質を考えていたのです。

「ただ技術や知識を教えることは本当に『教える』と言えるのか?」

そもそものデジタルハリウッドのコンセプトからしても、ただ技術や知識を教えることをする場所じゃないことはわかっていました。
新しい時代、これからの時代で変化し挑戦し「自分のなりたい自分で生きる人」を育てるのがデジタルハリウッドだと、自分なりには解釈しています。

「自分のなりたい自分で生きる人」を育てる事が僕の仕事だとするなら、まず僕自身が「自分のなりたい自分で生きる姿」を見せるべきなのだと思うわけです。
僕自身がクリエイターとして、人間として変化・成長する姿を見せる事が必要不可欠なのだと思うわけです。

そこで「30代をどう過ごすか?」という問いに戻ってきます。
まずここで「30代はより変化・成長するぞ」というところが定まることになります。

自問②「どうやって変化・成長するのか?」

じゃあ「どうやって変化・成長するのか?」と次の自問です。

これまでの僕の人生は基本「逃げる人生」でした。辛い事から逃げてニートになって、ニートから逃げて脱ニートして、就職から逃げてフリーランスになって、色んなことから逃げて来た人生です。

自分が1番逃げてるのって何かな?と考えると、それは「失敗すること」からでした。失敗したくないから「挑戦することから逃げる」事がたくさんありましたし、今でもあります。(逃げても結局失敗はするんですがね)

これって別に特別なことでも何でもなくて、多くの人が失敗はしたくないし、失敗しないように行動してるし、それでもいいじゃん。
なんて考えていましたが、やっぱりどこかで引っかかって生きてきました。

そうして僕は自分の「失敗したくない」という気持ちは一体どこから来ているのだろう?と考えることになります。そこでとあることに気がつきます。

そもそも「失敗したくない」って思う時、それは僕が「先に進みたい」とか「やりたい」と思う事がある時じゃない?と。だってそもそも何も求めていないなら何かをやろうとか行動が生まれる訳がなくて、行動が生まれないなら「失敗したくない」なんて気持ちにもなりようがないですよね。
僕が「失敗したくない」って思う時は「やりたいことがある時、なりたい自分に向かう時」に他ならないわけです。つまり僕は「失敗したくない」という気持ちを超えた先にあるなりたい自分を目指すという「挑戦」をしていく必要があると思ったわけです。

ここで、「30代をより変化・成長できるものにするためにどうすればいいのか?」という問いに「挑戦すること」という一つのアプローチが見つかったわけです。

自問③「何に挑戦するのか?」

さて、では「何に挑戦するのか?」という問いです。
これまでにも「自分の使命は何か?」と自問は続けてきましたが、改めてそれを考えるフェーズがやってきたわけです。当然、そう簡単に答えは出ません。
もやもやとしたまま時間は過ぎていきました。

そんな中、僕のまわりに「G’s ACADEMY」というキーワードが聞こえるようになってきました。初めは「デジタルハリウッドと兄弟分のプログラミングのスクール」という認識でしかなく、それほど意識していなかったのですが、より近しいところで触れる機会がでてくると、ただのプログラミングを学ぶところではなくプロダクトを生み出すことを基本としていること、そして何よりそのプロダクトを創る受講生の「本当にやりたいことは何か?なぜ自分がそれを創るのか?」ということを問われる場だということを知りました。
たまたま近くにいる人たちが「G’s ACADEMY UNIT_SAPPORO」というG’s ACADEMYの札幌誘致に関わっていたこともあって、「そのうち自分も運営に関わらせてもらえるかなぁ〜」なんて甘いことも考えていましたが、当然そんなことはなく、ただ外からその熱意にあてられて自分の熱が上がっていくのを感じつつ、まぁ別に自分はいいかな、みたいな感じで諦めている節がありました。

要は「挑戦すること」に向き合えていなかったんですね。
今の自分には必要ないや」とか「別にやりたくないし」とか、早い段階で向き合うことをやめていたんです。

そうやってなんとな〜くG’s ACADEMYから距離を置いていた日々の中、ある日東京のG’s ACADEMY卒業生の方と食事にいく機会がありました。
その方からのひと言が僕のそのぼやっとした心に風を通してくれました。

「気になるならやっちゃえばいいじゃん!」

すごく単純で、だけどズドンと入ってきたその言葉。
その瞬間から僕はもう「G’s ACADEMYに入って何をしよう?」「どうやって入ればいいかな?なんか試験があるって聞いたぞ?」「セカイを変えるGEEKになろうってキャッチコピー、どういう意味だろう?」「Why me?ってなんだ?僕のWhy me?ってなんだ?」と次から次へと考えることが溢れてきました。
「失敗」とか「挑戦」とか、そんなキーワードが出てくる暇はありません。それこそすでに『GEEK(オタク)』に近い状態だったかもしれません。

とにもかくにも、そうして僕は直近のG’s ACADEMY UNIT_SAPPOROのイベント、説明会を受けて入学試験を受けることとなるのです。
試験を受けることにして、実際に試験を受けるまでの約1ヶ月間で僕は「大きなもの」得ることになるのですが、その話はまた次回にしておきます。

変化することの本質

もともとは「30代をどう過ごすか?」という問いから始まって、最終的にG’s ACADEMY UNIT_SAPPOROの3期生に挑戦することになるのですが、ここから僕が得た大事なことをお伝えしたいと思います。

僕はG’s ACADEMY UNIT_SAPPOROを受けるにあたって「僕にとって必要なもの、有益なもの」があるから受けようと思ったわけではない、というのがまず大事なポイントです。
G’s ACADEMY UNIT_SAPPOROに行って得る価値は、行ってからの僕にしか感じられません。もちろんホームページを見たり卒業生の方のお話を聞いたりして「こんなことが得られるのかなぁ」とイメージすることはできますが、事前に得られることがわかっている価値だけでは僕は動けませんでした。

僕がG’s ACADEMY UNIT_SAPPOROに行く!と決められたのは、「行こう!」と考え始めたからです。「行こう!」と考え始めた瞬間から僕の中で既に挑戦は始まっていて、挑戦が始まっているから僕の中で考え方が変わり始めて、考え方が変わるから成長できて、成長できるから楽しくて、楽しいから行きたくなる。そうして「行く!」という決意になったのです。

つまり何が言いたいのかというと、「今の自分の考えのまま考えていても何も変わらないよ」ってことなんです。
挑戦するかしないか、行動するかしないか、これからどうしたらいいか。そういった自分の価値判断が求められる状況で「今の自分の考え」で考えてしまったら、一生答えは一緒です。どんなにG’s ACADEMYの魅力的な得られる価値を聞いても「今の自分にとって有益かどうか」という基準でしか判断できません。

「今の自分」で理解できることの中に生きていて、変化できるでしょうか?成長できるでしょうか?進化できるでしょうか?
きっと答えはNOです。

もし「今の自分」を超えていきたいと思うなら、「今の自分」で判断しちゃいけないんです。
先に「行動した自分」になって、その「新しい自分」で考えるべきなのだと思います。

僕の場合、あれこれと「今の自分」で考えているうちはずっともやもやしたまま何も変化のない生活を送っていました。
でも「やってみたらいい」というひと言をそのまま受け入れて「やってみる自分」になった途端に新しいことを考え始めて、新しい行動ができて、新しいチャレンジをする機会が生まれたのです。

一見「ただ流されてるだけじゃないの?」と思えるかもしれません。
でも逆に、別に流されていたって良くないです?
だって流されたってなんだって、変化できて成長できるなら、結果オーライです。
流されてでも変化してやる、っていう主体性を持って選択すれば後悔なんてしようがありません。

僕には明確に「挑戦し、成長したい」という目的がありました。
だけどそれを実行することは非常に難しかった。
だから先に「挑戦し、成長する自分」として行動してみた。
そうしたら「挑戦し、成長する自分」の「考え方」になれた。

ここからはもうれっきとした「挑戦し、成長する自分」だから、どんどん新しい考え方になることができる。そしたらもう、永遠に変化・成長することができる。

もし、あなたが何か「変化したい」とか「成長したい」とか「挑戦したい」という想いを抱いているなら、「今のあなた」のまま行動選択するのをやめて「やる!」という選択をしてしまってみてください。
その瞬間からもうあなたは「今のあなた」ではなく「新しいあなた」になるので、きっと今までにない考え方、今までにない喜びや楽しみを感じられるはずです。

ぜひそれを味わっていただきたい。

一緒に挑戦しよう!

最後に、この文章をどれだけの人が最後まで読んでくれたかわかりませんが、僕からのおこがましいひと言を。

もし今あなたが何かに挑戦したい、自分を変化させたい、成長させたいと思っているなら、一緒にG’s ACADEMYに入ってみません?
自分で言うのもアレですが、僕が一緒にいるから、きっと大丈夫です。
というか本音を言うと、僕はたくさん仲間が欲しいんです。
G’sの熱量を近くで感じてきたからこそ、その熱量をど真ん中で感じたいし自分でも生みたいし、誰かと一緒にやりたいんです。

だからもし今少しでも想うことが心の中にあるなら、僕がもらったこの言葉をあなたもそのまま飲み込んでみて欲しい!
きっと、新しいセカイに出会えます!

「気になるならやっちゃえばいいじゃん!!!」

G’s ACADEMYに関して詳しくはこちらから見てみてください。
https://gsacademy.jp/

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