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「新しい家族」という不思議

こんにちは!
僕のInstagramやFacebookをフォローしてくださっている方は既にご存知かと思いますが…
この度、第一子が誕生しました!

今の正直な気持ちは、一言で言えば「不思議」です。
血の通った子が目の前にいることが不思議。
子どもが生まれながらに備わっている本能のままに毎日を生き抜いていくのも不思議。

なんだかまだ、この状況を把握できていないのかもしれません…笑

出産レポート

破水

アメリカ時間4月19日6時54分(日本時間19日19時54分)。
2991グラムの元気な女の子がこの世に誕生しました。

出産予定日は4月29日だったので、それより10日早い出産となりました。
というのも、それには少し理由がありまして…。

18日は産婦人科での定期検診がある日でした。
その日はいつも通りの検診内容に加え、内診によってお産を誘発する療法を試す日でした。
先生が「もう子宮口が3センチ開いているね~」なんて言いながら内診をしていたその時…
ジャバジャバ~、と大量のお水が。

破水です。

その療法で破水することはなかなかないらしく、さすがにそれには先生もびっくり。
急ぎめで家に帰り、荷物を準備してから病院へと向かいました。

出産

アメリカの場合、入っている保険会社によって受診できる病院が変わってきます。
そのため、妊娠30週に入った頃から出産する病院を探し、保険適用可能かどうかの確認と個人情報の登録を済ませました。
僕たちが選んだのはオーランドのダウンタウン(中心部)にある、うちから車で40分ほどの大きな総合病院でした。

普通の出産であれば、手続きで長く待たされたり、場合によっては「陣痛がこのくらいの感覚になったらまた来て~。」と帰されたりすることもあるみたいですが、「破水している」という状況が優先順位を高めてくれたおかげでそんなに待つことなく入院することができました。

その後は陣痛の誘発剤と無痛分娩の薬を投与してもらい、破水から18時間で無事出産を迎えました。
※最初は痛みに耐えながら必死に頑張っていた妻でしたが、あまりの痛みに耐えきれなくなり途中から薬を投与してもらいました。薬が効いてからは僕も少し気が楽でした。

退院

これを聞いたら日本の方はびっくりすると思いますが、アメリカでは出産から24時間~48時間以内に退院するのが一般的です。

そのため、19日の早朝に出産したのち、我が家が退院したのは翌日20日の15時ごろでした。
退院までの間は、看護師さんやカウンセラーさんが手厚いサポートをしてくださったのでとても助かりました。
数時間おきのバイタルチェックやご飯の準備・片付け、授乳方法の指導、小児科医の紹介などなど、もしこれらのサポートがなかったら…と考えると恐ろしいです。

ちなみに、病院食はとってもアメリカンで美味しかったです!
数あるメニューの中からメイン、サイド、フルーツ、デザート、ドリンクを自由に選ぶことができ、付き添い家族はそれをたった5ドルで食べれました。
日本のようなお祝い御膳はありませんでしたが、これはこれで僕は好きでした。

不思議

冒頭でも書きましたが、正直なところ、今だにこの状況を飲み込めていません。

子どもが生まれるとはどういうことなのか。
血が通っているとはどういうことなのか。
この子の体はどうやってこの形に出来上がったのか。

こんなことを考えてしまうほど、今の状況が不思議で不思議で仕方ありません。

僕は父親になったのです。
僕たちは3人家族になったのです。
わかってはいます。
たくさん準備もしてきました。
ですが、何かがイマイチ飲み込めておらず、いろんなことが不思議に思えてきます。

きっと、この子の存在というのは、これから過ごすたくさんの時間が理解させてくれるのでしょう。
これから作るたくさんの思い出が理解させてくれるのでしょう。
急がず焦らずゆっくりと、一瞬一瞬を大切に過ごしていきたいと思っています。

あ、ちなみに「新体操をやらせるんですか?」という質問に対する回答は現在持ちあわせていません!笑
新体操をするも、野球をするも、バスケをするも彼女の自由。
スポーツをやらせたいのは確かですが、勉強、音楽、美術…何を選ぶかは彼女の自由です。
僕の親が僕にいろんな能力や選択肢をくれたように、僕も彼女にたくさんの選択肢を与えることに注力していきたいなと思っています。

そして、教えるのではなく、一緒に体験する。一緒に経験して学ぶ。
これをモットーに楽しく時を過ごしたいと思います。

父親になった井藤 亘はもっともっとパワーアップしていきますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします!
ではまた来週!

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井藤 亘(いとう わたる)
🇺🇸
フロリダ ディズニーワールド常設ショー
Cirque du Soleil 「Drawn to Life」
男子新体操アーティスト🤸‍♀️

個人HPリンク
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Twitter:@wataru_cirque
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Tik Tok:@wataru_cirque
KYOMEIプロジェクト

名古屋市立原中学校ー埼玉栄高校ー青森大学ーシルクドゥソレイユ

3歳から男子新体操を始め、中学校3年生時の全日本ジュニア出場をきっかけに、埼玉栄高校へ進学する。
骨折などの大きな怪我を克服しながら3年時にインターハイで団体優勝し、名門・青森大学へ進学。
大学では、全日本選手権・全日本学生選手権ともに4連覇を果たし、4年時には主将も務めた。
卒業後は、幼児・小学生を対象にスポーツ指導をしていたが、パフォーマーとしてイベント出演したことをきっかけにシルクドゥソレイユのオーディションを受け合格し、渡米。
現在はパフォーマー業を行いつつ、男子新体操の普及を目標に様々な活動に取り組んでいる。 
【実績】
 ・インターハイ団体優勝 
 ・全日本学生新体操選手権大会団体4連覇 
・全日本新体操選手権大会団体4連覇
【出演】
・東京テレビ「年忘れにっぽんの歌」鳥羽一郎コラボ 
・TBS「音楽の日」三浦大知コラボ 
・BS11 ドキュメンタリー「ザ・チーム 勝利への方程式」
・Avex主催「STAR ISLAND」サウジアラビア公演 
・大阪ガス主催「10歳若がえりセミナー」講師
【資格】 
・中学、高等学校第一種教員免許状 
・ビジネスアスリート2級
・日本スポーツ協会公認スポーツリーダー

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これからの家族のかたち

20年以上続けてきた「男子新体操」というスポーツをより多くの人に知ってもらうため、日々活動をしています!! 頂いたサポートは、今後の活動費、またはその勉強のために使わせていただきます!🙇‍♂️✨ また、サポートとともに記事のリクエストも募集しております。