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無自覚な失敗をするぼく、意識的な失敗をする億万長者


”ひとは生まれてきた瞬間から敵に包囲されている”



なんのこっちゃというテーマにみえますが

今回は人生を大きく左右する”無自覚な失敗”を解説していきます。



ぼくたちは生まれる前から

国ができていて、文化があって、法律もある。


ぼくたちは基本的には親という人から

親の言う常識、ルールを学び、特に意識せずとも

そういうルール、風潮なんだからと日本では育っていく



しかし多くの人が、

もっと言えばほとんどの人は子供の時代で

未来を踏み外したくなくても踏み外すきっかけがある。



え、特に踏み外してないよ

だって今生きてるし。と思うでしょう



しかしこれのすごいところが

自覚のない失敗をしてるところである。



エジソンさんは失敗から学ぶという名言を言っているが

「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」

これは本当にそのとおりで

あなたも生きてきた経験から

失敗が糧になったなぁと思うことがあるでしょう



わたしがお伝えする失敗というのは

失敗からは学ぶものがあるが

”無自覚の失敗”からはなにも吸収することも

今後に生かすこともできないのである




わたしの親はとても厳しく

世間一般で言う毒親(どくおや)であった

親の顔に泥を塗るようなことはするな

親に迷惑をかけるなと

それにプラスして昔ながらの自分の常識や美徳を

子供に押し付けて

育てるという人たちでした。



ぼくは無意識に親の顔をうかがいながら過ごしていて


今も覚えているのが

小学生1年生の時に、学校であさがおのプラント

(大きい鉢植えみたいなやつ)をひとりひとつ育てていました。


夏休みにはいるので家に持って帰って水やりをしてねと

先生に言われていたので、

ともだちみんな親に車で迎えに来てもらって

持って帰っていました。


しかしぼくにはそれができませんでした。

理由は「きっと親に怒られるから」です。



小学一年生の小さな体で

土も入って、プラントにさしたポールに巻き付いていて

おおきく育ったあさがおの鉢植えは5キロくらいはあったと思います


それを20メートルはもって歩いて、その場において休憩して

また腕が回復してきたら20メートルくらい持って歩いて、

そんな感じで

みんなバイバイ!と親が迎えに来ているなかひとりで

てくてく歩いては休憩をひたすら繰り返しながら帰りました。


他の子の親も送っていくかい?ともちろん声をかけてくれますが

自分の親に送ってもらったなんて知られたら怒られてしまうと思って

大丈夫です、ありがとうございますと、

本当は乗せてもらいたくてたまらないけど

ジリジリ焼き付ける夏の中、ひとり鉢植えをもちながら

2キロの距離を歩いて帰りました。




ここでなにが言いたいかというと

多くの人は何も疑問を持たずそれぞれの親が教えてくれた常識

無意識的にそうなんだ、正しいと思ってしまうことが

時にうまくいく方向に行ってたり、

合理的なことをしようとしているにも関わらず

親に言われた常識で可能性を折ってしまっている。


↑しかも自分の常識は正しいと、

広い心を持っていようが

狭い心の人だろうがみんな、自分の常識は正しいと思っている




たとえ子供が合理的で、理にかなっていることでも

親はこどもを怒りつけて自分のいう常識の方向に修正する

これが何の価値も、経験も生み出さない無自覚な失敗である


僕自身の子供時代は結果的には

行動を起こさず、親の許す範囲でしか動けない

行動力もない人間が出来上がってしまったのである




いい例でいうと

youtuberの方たちを見ていて思うのが

まず親が応援している、親自身はyoutuberもやったこともないのに。

つまり子供のやることに否定はしないし止めない



実験系や、「〇〇やってみた!」なんていう動画を作っている子たちは

とても面白い内容で身内にどっきりだってしちゃうし

結果そのyoutuberになってる子も楽しんで収益を得て

親も応援して、親孝行もしてもらえてで

ウィンウィンな関係である。




ところが

いい大学、いい就職先に行くのが常識と

親に教えられてきた人たちはそれとはまったく真逆で

苦しんで、家計の心配があって、創造的な仕事もせず

わくわくする!ということを仕事にしていなく



いつしか

人生を幸せに生きる!はずだったのに

人生を幸せに生きるために安定した職業の会社員に就くと教育され

会社員として生きていける日常や時間の使い方になっていき

会社員のための人生になって

このさき終身雇用が保証されない状態になってきた日本で

年金だけでは老後を保証できませんと国から言われているのに

惰性で会社員を続けた状態から脱却できず年を取っていく。

いままで会社員のための人生だっかけど退職したらどうするの?の状態


という現代を生きていく中で負の人生になっていってしまうのである





一方、億万長者の子供たちは


みていてまず共通するのが

まったく否定されて育てられていない。



やってみたいということは体験させるし

うまくいかないこともある

時に習い事をやめたいといったときは

やめさせるし、

ここには億万長者の自身の経験からきているものが大きく

たとえ失敗するなあと思っていても

そこで口をださないで経験としてあえて失敗させる


↑これは意識的に失敗から学んでほしいという意図での

放任してるようにみえる意図的な教育である



ひとつのことを長くやることが日本の美徳みたいに言われているが

人には向き、不向きがあって

上手にできないことや、やりたくないことをやらせても

結局は親のエゴで、子供はなんの糧にもならない。

これ自体は、わたしも体験してよくわかる。


それだったら好きなことを伸ばしてあげたほうがよっぽど

その子の財産になるし、将来その強みが武器になる。





反対に私の小さい頃の場合は

なにかに関してやってみようということは

すべてダメ!

結局、挑戦というものをほとんどせずに

親の狭い狭い常識の枠の範囲でのみ

親にお願いする前から

どうせダメと言われると思い

無意識的に挑戦しづらいぼくになっていた。



結果、挑戦してうまくいくことを見つける前に

挑戦もせず

エジソンさんのいう体験してからの失敗

ではなく、

なにもしないで失敗するという

無自覚な失敗(本人は失敗とも思ってない)を

してしまうのである。




今でこそこの事実を知った僕ですが

きっと多くの人はここに意識をしたこともなく

正しい方向にもっていってるつもりで

こどもに損をさせる人生にしてしまったり、

良い人生を生きたいと思ってるのに

親から教えられた範囲の常識が染みついてその範囲でしか行動できず


非合理的なことでも

結局自分のこどもにも同じことを継承してしまうのである。





ここまで読んでいただきありがとうございました。

自分のやってきたことや身近な人を否定するのは心が痛いでしょうが

その矛盾していた常識に目をやると

これって本当に正しいのかな?と気づくものが増えていきます。


私自身がそうでした。

成功されてる人の言葉はとても耳の痛いことばかりでした。



少しでも多くの方の気づきになればうれしいです

最後まで読んでいただきありがとうございました。






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