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5日目『むかしの雑詩、発掘』

『曇、にわか雨、晴れ』

おかの うえの やしきで
まどごしに みえる まちは はいいろ
ひとり きしむ らせん かいだん
おりてゆく ほこりまう どあを おす

ぽつり ぽつり あまつぶが
おりてきた そして こえがした
こころづよくて かさをさげ そらをみた

おそる おそる みあげた そらは
ぼくを ぬらしは しなかった

あかい あおい きいろい
かさたち みんな そらに さかせた
ひらり ひらり かさたちは
みんなを さそい そらへ のぼった

みわたすかぎり ひと ひと
えがお えがお えがお
みんな てをとり とんでいる

みんなを つつむ ように
みんなを まもる ように
にじがでた おおきい にじが

にじの うえで みんなは

にじをみた
しあわせをしった
きぼうをしった
孤独を 七色で ぬりつぶした

ひとりぼっちのぼくは
みんなとおどった
てをつないだ
かたを たたきあって わらった

しらないひとと
しらないけど だいすきなひとと

うれしいぼくら
みんなでわになって おどった

おどって おどって
つかれて みんな
にじに ねころんだ

そらを みた
にじを みた

みんな みた
みんな いた
みんな わらって いた

ゆめを みた。

にじが かかって いた



『世間』

ご無沙汰しておりますおはようございますはじめまして
お会いできて嬉しいですこれからもよろしくお願いします
そしていつの日かさようなら

電車の電車たるゆえんが
人を乗せて揺れることにあり

正直者の正直者たるゆえんが
正しさの誇示による自己防衛にあるならば

渡る世間は虚偽ばかり

だけんどよお

渡りゃあせずに流されちまえば

流るる世間は人ばかり

流されちまいな

汗まみれにされちまいな

この肉の海で溺れちまいな

そしたら何だかよく分かんなくなって

まるっと全部おさまるってもんよ



『ちがう惑星』

きっとちがう惑星には
僕に似た僕が住んでいて
毎日文句たれて暮らしてる

きっとちがう惑星には
僕のような僕が住んでいて
毎日楽しくやっている

きっとちがう惑星には
僕と同じ僕が住んでいて
つらくてずっと泣いている

きっとちがう惑星には
僕より僕な僕が住んでいて
疲れすぎて全て忘れてしまう

きっとちがう惑星には
僕に瓜二つな僕が住んでいて
頬杖ついてぼーっとしてる

なんかこう
全部持ってかれちゃったみたいだ

光がチカチカしてる
声がザワザワしてる

空気だけがサワサワ流れる

なんかこう
歌だけが聞こえてくる
同じ顔して同じ声して
でも少し違うような

なんかこう
ちがう惑星から聴こえてくるような

なんかこう
ちがう惑星の僕が歌ってるような

なんかこう…
なんかよくわかんないけど
うーんやっぱりよくわからん



『よなかのうんち』

おいうんち

ぼくのうんち

まったくかんべんしておくれ

いまなんじとおもってる

いまもうねかけてたろ?

やっとねむれそうだったろ?

うそだろうんちおまえさん

いまはねえだろまったくよ

もすこしなかにいとくれよ

おいうんち

ぼくのうんち

おまえさんにはこりごりだ

ねむけがひゅんと

きえちった、ちくしょう

#昔の落書き帳より発掘 #数年前 #雑詩

なんかフライパンがヌルってしてた気がするから帰って洗ってきます。ます
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【全曲著作: わたむし】08/06/18~08/06/19 (DD/MM/YY) 引退しました!

コメント2件

どれも個性的ですが、なかでも「違う惑星」が一番好きです!
きっと違う惑星には、そう、きっと僕がいる。僕でないことっていったい何でしょう。
僕が僕でないことを僕は知りたい。でも僕が僕で得ないことを、僕でない誰かが知っていたって仕方ないんだ。だから、えーと、よくわからん(笑)
くにん
ありがとうございます☺️ よくマンデラ効果はパラレルワールドをスライドしているからとか、選択の連続で構成される世界は指数関数的に枝分かれしているとか、シュレディンガーの猫とか、でも選択しなかった可能性を想像で比べる事は意味がないから特にできる事はなくて、つまり結局今が大事ってことなのかもしれないけど、同時に選択の大切さが浮き彫りになる訳で、それは過去から学べるかも知れないけど現在は過去ではない訳だし、うーん、やっぱりよく分からん笑。コメントありがとうございました!
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