本当に好き

38
記事

おんがえし

noteをはじめてもうすぐ11ヶ月。

ただの日常や何気ない気づきを、ゆっくりのんびりペースで書いているわたしのnoteを、顔も知らない、年齢も知らない、純粋に文章だけで繋がってくれる人がいる。

そしてスランプの時などもそっと見守っていてくれる人がいる。

はじめは自分のためだけに書いていたこと、それは今も変わらないけど、前とちがうことは、誰かのために伝えたいことがある、そんな存在を近くに感じら

もっとみる
あなたの時間をありがとうございます*
44

月の船

夜の砂浜に 寝ころんで
星空を見つめる気持ちが
ほんとうだとしたら
その他は ぜんぶ
でたらめだったのかもしれない

ひんやりした 静かな海
月の船が泊まっているよ

別れの寂しさが ほんとうなら
その他は ぜんぶ
でたらめだったのかもしれない

トランクには 月明かりと
少しの思い出を詰めて

静かな夜 目をとじた後に
感じる気持ちが ほんとうなら
もうすっかり すべてが
でたらめなのかもしれ

もっとみる

【掌編小説】 黒い羊

お願いだ。君、僕を助けてくれ! お願いだ!!

  ///////////

 あの日の僕は、とても疲れていた。
 終業式の後、夏休み前最後の掃除をきちんとやっていたのは、掃除当番の中で僕だけだった。別にみんなが僕に掃除を押し付けたというわけではない。でも、これから始まる夏休みの予定や、今日の打ち上げの相談を大声で話しながら、掃除に集中するなんて無理な話だろう? みんなは、掃除よりもこれからの楽し

もっとみる
嬉しいです! 宜しければまたご訪問ください!
21

【夏の詩】

葉の裏で 夕立ちを待つ かたつむり

 何事にも「タイミング」というものがございます。この子はそれに恵まれませんでした。
 この子が生まれたときには、すでに兄がおりました。
  「葉の裏で 五月雨を待つ かたつむり」
 兄はワタシのブログ友達のところに投句済でしたが、この子が生まれたときにワタシは思ってしまったのです。「この子の方がカワイイ」と。
 しかし、今更、ワタシに何が出来るというのでしょう

もっとみる
ありがとうございます!! (*^-^*)
14

【掌編小説】惑星ズヴェツダの丘の上で

ザワザワザワ・・・・・・。
 冷たい夜風がワタシの身体を打った。一番目の月ルチシーの行方に注目していたワタシは、ブルブルと大きく身体を揺らして、その冷たさを振り払った。
 ワタシは風が好きだ。風はワタシが忘れがちなことを、思い出させてくれる。この冷たい夜風もそうだ。心の底にある重い塊のせいで、ついつい感傷的になりそうなワタシに、冷静さを運んできてくれるようだ。
「もうそろそろだな・・・・・・」
 

もっとみる
ありがとうございます! 良い一日でありますように(*^-^*)
17
うれしいな🌝
46

短編小説「博物館にて」

「博物館にて」村崎懐炉

博物館に行ってブラキオサウルスの骨格標本を見上げていると、その年老いたブラキオサウルスは物静かに語るのであった。

昔は良かった。
こんなに狭々としていなかったし。
自由闊達としていたものだよ。

かつて彼にも同族の友人がいた。
彼らは午後の安らいだ時間を散歩や読書に充てて楽しんだ。時に詩論を討議し、熱を帯びて熱い紅茶の入ったソーサーを揺らした。

ブラキオサウルスたちは

もっとみる

ラップランドの詩

しんじつとか ほんとうとか
かなしみとか えいえん

かがくしゃとか てつがくとか
ほっきょくせい シリウス

やさしさとか ただしさとか
あいとか つきりょこうとか

うつくしさとか ふろうしゃとか
ほうせき ゆきのけっしょう

こころを そっと
とりだして つきのひかりに
ひたしてみる

きんかをたくさん あつめること
ぎんがにうかぶ ほしくず

ぼくとか きみとか
ゆめのかけら

もっとみる
嬉しいです!💕✨
22