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「新卒」を免罪符にしていいの?

先週から、お客様の会社に常駐しています。

形としては管理部門を手伝う派遣社員ですが、コンサルタントとしてその会社の経営を助ける、という使命を忘れずに、まずは会社の一員として溶け込んでいけたらと思います。

少し前に職場の同期たちと話していたとき、
「新卒」という立場は〈免罪符〉になり得る
という話題がありました。

失敗しても、「新卒だから」と許してもらえる環境。だから失敗を恐れずに挑戦するべき。

という意見がある一方で、
「新卒だから」という考えは甘えだという意見も。

そして最近、
そのことを身に染みて感じた出来事がありました。

本社から常駐先に宛てた連絡に不備があり、
常駐先の社員の方からお叱りがありました。

その担当が私の同期だったため、
私は咄嗟にある一言を口走りました。

「1年目なので・・・」

1年目なら尚更だよ。

そう返され、はっとしました。
この場面で私は「新卒」という立場を
〈免罪符〉にしてしまったな、と。

新卒であるかどうかは、お客様には関係ない。

それに、「1年目だから」という言い訳をしている人は、きっと何年目になっても言い訳をしてしまう。

同期をフォローしようとしたとは言え、
「1年目だから」という言葉は
自分の未熟さも正当化してしまう。

「新卒」という免罪符。

それを心のどこかに隠し持っていた
自分自身の甘さに気づき、恥ずかしくなりました。

「新卒だから仕方ない」という判断は相手がするもの。

信じた方向に100パーセントの力を注いで、
それで失敗したのなら
「新卒だから」と許されるかもしれない。

しかし自分自身で、その失敗を肯定してはいけない。

今回の事をきっかけに、
「新卒」という免罪符は捨てようと思いました。

仕事に甘えは許されない。

思うような結果が出なかったとしても、
100パーセントの力を出し切ったと言えるように、
全力で頑張りたいです。

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