実はガチミュージシャンの俺が「卒業」をテーマに歌詞を作ってやる。

はてなブログのサイトから出ている、

今週のお題「卒業」

について書こうと思ったが、

常に前しか見ていない俺は、

卒業は新たな始まり。

で完結してしまうので、

実はミュージシャン(詳細は秘密w)としての一面があるからこれを打ちながら即興で「卒業」をテーマとした歌詞を書いていこうと思う。

歌詞はフリー素材だ。

いいなと思ったら音に乗せて歌ってくれたら嬉しい。

そもそも俺と音楽の出会いは少しばかり遠回りをしていた。

俺は小学校の頃から読書感想文や詩を書いてはよく表彰されていた。

得意な科目はずっと国語。

文面から作者が何を伝えたいか。

このあとの展開予想。

そしてその文を要約して伝えることがガキながらに得意だった。

今でも本は好きだし、

それを紹介することも好きだ。

でも何より自分の言葉で心を伝える「詩」が特に好きだったし、

得意だった。

「詩」は「し」と読むが「うた」とも読める。

小学生のいつだったか漢字の勉強をしている時にそれを知った。

それから音楽に全く興味のない俺は当時流行っていた曲のCDを何枚か親に買ってもらった。

CDをかける。

そして、

歌詞カードを見る

この時間がすごい好きだった記憶がある。

「音」にあわせて「詩(うた)」を歌う。

「これが音楽か!」

当時の俺は鳥肌が立った。

そしてこの頃から作詞を始める。

これがざっとした俺のミュージシャンとしてのきっかけだ。

歌詞はもう少し待ってくれ。

もう少し伝えたいことがあるんだ。

俺はその後ネットにて暗躍する。

そうボーカロイド時代の襲来だ。

ついに俺の詩を世間に公表できるのだ。

そう思って歌詞を書いた。

幸い今は分からないが昔は調教師という歌詞を提供すればボーカロイドに歌わせてくれるプロが居た。

俺はあくまで作詞専門。

作曲と調教は相手に任せた。

それが挫折の始まりだった。

人の感じ方、

考え方は多種多様で。

曲調やボーカロイドの歌い方が想像と全然違った。

再生数が稼げても喜べなかった。

有名な歌い手に歌われても、

ボーカロイドに寄せた歌い方をするので、

(違うそうじゃない)

と思うばかり。

俺は作詞生活が軌道に乗っている中、

パタリと消息を絶った。

皮肉だな。

これも1つの「卒業」か。

そんな俺はストリートで仲間を集め歌うことにした。

田舎の駅前。

人なんて本当に居ないし、

立ち止まってくれるってよりも待ち合わせの暇つぶしでみてくれる人が数人いればいい方。

そもそも俺が俺作詞のオリジナルの曲にこだわっていたため、

知らない曲なんだから聞いてくれるのは本当にベリーハード。

何年か経ちモチベーションもなくやっていると、

幼稚園生くらいの女の子が1人ぽつんと聞いてくれた。

当時は少し難しい歌詞だったと思う。

でも間違いなくその頬には涙が。

泣いてくれたんだ。

確かその時の季節はちょうどこの頃。

3月前半だったと思う。

年長さんだったのかな。

歌っていたのは思えば卒業ソングだった。

難しい言葉で並べた俺の詩を必死に理解してくれて泣いてくれた。

俺はその時初めて、

(あぁ、歌詞を書いてよかった)

と思えた。

ほんとありがとう。

そんな俺ももう25歳だ。

そろそろ俺も卒業するときが来たのかもしれない。


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