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靴選び狂想曲

足が痛いと泣く息子
土曜日の夜、布団に入った息子が起き出して「足が痛い。」と訴えた。
その日は娘が突然の嘔吐から夜間救急に連れて行ったりバタバタしていたので、息子の「自分を見て」というサインかと思いながらも、どこが痛いか聞いていると、親指の付け根あたり(外反母趾で痛くなる部分)とかかとが痛いのだという。

そういえば、数日前にも保育園の登園時に足が痛いと言っていた。
「足が大きくなって、靴がきついのかもね。今まで気づいてあげれずごめん。明日靴を見に行こう。」と約束して眠りについた。

いざ靴選び(不完全燃焼)
日曜日、やはり娘の体調は悪いものの、息子との約束もあるので娘の看病は夫に託し、息子と靴屋さんへ。
ショッピングモールの中の靴屋さんで、息子はルンルン気分で靴を見ていた。これはお友達の◯◯くんがはいてる。これは◯◯ちゃん。
靴は保育園へ通う息子の相棒なのだ。
「ママ、今日靴買ったら月曜日からはいっていいよね?」そう言ってどれにしようか悩んでいた。

買う前に足のサイズを測ってもらおうと店員さんを探すも、日曜日の靴屋さんは混んでいる。みんな接客中で、やっと空いている店員さんを見つけた。足のサイズを測りたいと伝えると、木の板に足を乗せて測るタイプの計測器で測ってくれた。
「実寸で16.0ちょっとなので、17cmで大丈夫そうですね。」

息子は17cmの靴をはいている。17cmは小さくなっている、と推測していたので「17cmを履いて足が痛い。と言っている気がするので新しい靴を探しに来た。」と伝えてみたが、接客はそれっきりだった。
ここで17cmの靴を買うのはちょっと違う。という気持ちになり、息子に「今靴を買うのはやめよう。」と提案すると超不完全燃焼の息子涙を浮かべて怒っていた。

そうだよね、その気持はわかる。私自身納得できていない、さてどうする。しばらく考えて、違うショッピングモールにある、足型モニターで計測して、そこでも17cmをオススメされたら、靴の買い替えは一旦保留にして、病院に行こう。という提案をしたところ、息子もそれに応じたので違うお店へ行くことに。

いざ靴選び(ベテラン店員現る!)
やはりそちらの店舗も混んでいた。計測器の前は列になっていたが、やっと順番がきて計測してもらったところ、「裸足で測って16.8cm程度なので17.5〜18.0cmをおすすめします。」とのこと。やっぱりそうだよね。ここまで来てよかった。

店員さんの説明を聞いて、新しい靴を買ってもらえると思った息子はさっそく靴の選定に入った。息子が選んだのは、メタリックパープル(18.0cm)のお品だった。親目線で、本当にその靴がいいの?と言いたいデザインだったが、もうここまで来たら、足に合って本人がテンション上がる靴を買おう。
そう思って試し履きしていると、ベテランと思われる店員さんが現れた。

「サイズどうですか?」と聞かれたので、

・昨晩足が痛いと訴えた。
・今履いている靴(17cm)は小さい気がする。
・しかし、先程他店で17cmの靴を勧められた。
・納得できず、こちらで計測しなおしてもらった。

と伝えたところ、計測シートを確認して、
「これじゃ17cmはキツイでしょ〜、足痛かったよね〜。今選んでるのは細身タイプだから足には合っているけど、サイズは0.5cm上げてもいいかもしれない。たしかこの靴は18.5cmがあるはず…」と言われて

試しに履いてみると息子本人も「18.5cmの方が歩きやすい!!」と絶好調。
18cmと18.5cmの中敷きを取り出して、足をのせてみると確かに18.5cmの方がゆとりがある。

冬は靴下も分厚くなるしね。ということで、18.5cmに決定。息子希望のメタリックパープルの在庫はなかったので、同じシリーズのブラックモデルに落ち着き、母も満足。

それにしても、最初の17cmで良いですよ。で決めなくてよかった。
やはり靴は足に合ったものを選びたいし、きちんと計測した上で選ぶべき。

簡易的に計測するには中敷きに足を乗せてみればよい!ということも学んだ(って毎回学んで忘れている気がする…。)

「次は19cmの靴買いにきてね〜」と店員さんに見送られお店を後にした。
今度は元気になった娘を連れてこよう。そしてあの店員さんに選んでもらおう。

靴のサイズが小さくなっていないかのチェック方法
①擦れて赤くなっったり、皮膚が固くなっているところはないか。
②つま先に余裕がなく、指が動かしにくくなっていないか。(つま先には最低でも5mm程度のゆとりが必要)
③靴の上から触ってみて、甲や指が曲がる部分がきつくなっていないか。
④甲、くるぶし、アキレス腱が履き口に食い込んでいないか。

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