巽昌章:bibliography

《1990年》
10月 小説「埋もれた殺意」 〈小説現代臨時増刊〉講談社 → 『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』(有栖川有栖・編)角川文庫/2001年8月

《1994年》
 3月 解説 『囲碁殺人事件』(竹本健治)角川文庫
 4月 座談会「江戸川乱歩の魅力」(戸川安宣・綾辻行人・有栖川有栖・近藤史恵) 〈創元推理〉東京創元社
アンケート「乱歩私観」 同上
 7月 紀行「真昼の城あるいはリュパン紀行」 〈創元推理〉東京創元社
 9月 選評「第1回創元推理評論賞」 〈創元推理〉東京創元社
12月 小説「夜の顔」 〈創元推理7〉東京創元社 → 『推理小説代表作選集 1995』(日本推理作家協会・編)講談社/1995年6月 → 『殺人博物館へようこそ』(日本推理作家協会・編)講談社文庫/1998年4月

《1995年》
 2月 評論「暗合ということ」 〈現代思想〉青土社
 5月 解説「始まりの赤い印」 『バイバイ、エンジェル』(笠井潔)創元推理文庫
 9月 座談会「第2回創元推理評論賞選考委員座談会」 〈創元推理〉東京創元社
12月 評論「類推の誘惑と幻の境界線」 〈ユリイカ〉青土社
    インタビュー「身体に刻まれた「魂」」(高村薫)、「論理は騙る」(麻耶雄嵩) 同上
    ガイド「戦後ミステリ・ガイド 本格を支えた20人」(鮎川哲也、土屋隆夫) 同上
    評論「名探偵の正体」 〈週刊朝日別冊 小説トリッパー〉朝日新聞社 → 『ミステリーがわかる1995-2001』(小説トリッパー・編)朝日文庫/2002年1月
    小説「閉ざされた庭」 〈創元推理〉東京創元社

《1996年》
 1月 解説 『冬のさなかに』(A・P・ベイカー)創元推理文庫
 9月 選評「第3回創元推理評論賞」 〈創元推理〉東京創元社
11月 解説 『絡新婦の理』(京極夏彦)講談社文庫
    解説 『緑衣の鬼』(江戸川乱歩)創元推理文庫
12月 序文 『せめて、本格らしく』(城平京太)同人誌

《1997年》
 5月 解説 『いざ言問わむ都鳥』(澤木喬)創元推理文庫
 9月 評論「「二」の悲劇―法月綸太郎論」 『本格ミステリの現在』(笠井潔・編)国書刊行会 → 『本格ミステリの現在(上)』(笠井潔・編)双葉文庫
    書評 『霧越邸殺人事件』(綾辻行人)、『双頭の悪魔』(有栖川有栖)、『ぼくのミステリな日常』(若竹七海)、『グリーン車の子供』(戸板康二)、『いざ言問はむ都鳥』(澤木喬)、『ねむりねずみ』(近藤史恵)、『変調二人羽織』(連城三紀彦)、『誰彼』(法月綸太郎)、『思い通りにエンドマーク』(斎藤肇) 『本格ミステリ・ベスト100』(探偵小説研究会・編)東京創元社
10月 選評「第4回創元推理評論賞」 〈創元推理〉東京創元社

《1998年》
 2月 解説 『ナイン・テイラーズ』(ドロシィ・セイヤーズ)創元推理文庫
 3月 書評 『鴉』(麻耶雄嵩) 『'98本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    インタビュー「森博嗣インタビュー」(森博嗣) 同上
 5月 解説 『戻り川心中』(連城三紀彦)ハルキ文庫
 6月 解説 『暗闇の囁き』(綾辻行人)講談社文庫
 8月 解説 『夏と冬の奏鳴曲』(麻耶雄嵩)講談社文庫
10月 評論「ナルスジャックあるいは逸脱へのまなざし」 〈創元推理〉東京創元社
    選評「第5回創元推理評論賞」 同上
12月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第1回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月

《1999年》
 3月 アンケート(国内編) 『'99本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    書評「『北米探偵小説論』改訂版と『世界ミステリ作家事典』(評論書ガイド)」 同上
 4月 解説 『双頭の悪魔』(有栖川有栖)創元推理文庫
 5月 解説 『氷の家』(ミネット・ウォルターズ)創元推理文庫
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第2回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 9月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第3回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
11月 選評「第6回創元推理評論賞」 〈創元推理〉東京創元社

《2000年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第4回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 4月 解説 『キッド・ピストルズの妄想』(山口雅也)創元推理文庫
 5月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第5回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 9月 解説「肉体の報復 土屋隆夫の中期長編群」 『危険な童話/影の告発 土屋隆夫推理小説集成〈2〉』(土屋隆夫)創元推理文庫
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第6回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
10月 解説「掌の宇宙」 『アリア系銀河鉄道』(柄刀一)講談社ノベルス → 『アリア系銀河鉄道』(柄刀一)光文社文庫/2004年4月
    選評「第7回創元推理評論賞」 〈創元推理〉東京創元社
12月 書評 『アリア系銀河鉄道』(柄刀一) 『2001本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    アンケート(国内編) 同上

《2001年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第7回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 5月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第8回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 7月 選評「第1回本格ミステリ大賞(小説部門)(評論研究部門)」〈ジャーロ№4〉光文社
 9月 選評「第8回創元推理評論賞」 〈創元推理21〉東京創元社
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第9回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
10月 解説 『とむらい機関車』(大阪圭吉)創元推理文庫
12月 書評 『ロシア幽霊軍艦事件』(島田荘司) 『2002本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    アンケート(国内編) 同上
    あとがきにかえて 同上

《2002年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第10回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 4月 評論「現実は悪夢、悪夢は現実―島田荘司論」 『本格ミステリこれがベストだ!2002』(探偵小説研究会・編)東京創元社
    往復書簡「本格ミステリ往復書簡2002」(笠井潔) 同上 → 『探偵小説と記号的人物』(笠井潔)東京創元社/2006年7月
    評論「内側への逸脱」 〈ジャーロ〉光文社 → 『ニアミステリのすすめ』(探偵小説研究会・編)原書房/2008年8月
 5月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第11回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 6月 解説 『ウロボロスの偽書(下)』(竹本健治)講談社文庫
 7月 選評「第2回本格ミステリ大賞(小説部門)(評論研究部門)」〈ジャーロ〉光文社
 9月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第12回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
書評 『思い通りにエンドマーク』(斎藤肇)、『密閉教室』(法月綸太郎)、『誰彼』(法月綸太郎)、『生ける屍の死』(山口雅也)、『頼子のために』(法月綸太郎)、『いざ言問はむ都鳥』(澤木喬)、『飛ぶ男、墜ちる男』(白峰良介)、『一の悲劇』(法月綸太郎)、『キッド・ピストルズの冒涜』(山口雅也)、『法月綸太郎の冒険』(法月綸太郎)、『キッド・ピストルズの妄想』(山口雅也)、『二の悲劇』(法月綸太郎)、『ミステリーズ』(山口雅也)、『日本殺人事件』(山口雅也)、『すべてがFになる』(森博嗣)、『パズル崩壊』(法月綸太郎)、『今はもうない』(森博嗣)、『有限と微小のパン』(森博嗣)、『黒猫の三角』(森博嗣)、『そして二人だけになった』(森博嗣)、『フリッカー式』(西尾維新)、『たったひとつの』(斎藤肇)、『法月綸太郎の功績』(法月綸太郎) 『本格ミステリ・クロニクル300』(探偵小説研究会・編)原書房
10月 選評「第9回創元推理評論賞」 〈創元推理21〉東京創元社
12月 書評 『人間動物園』(連城三紀彦) 『2003本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    アンケート(国内編) 同上
    あとがきにかえて 同上

《2003年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第13回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 4月 往復書簡「本格ミステリ往復書簡2003」(笠井潔) 『本格ミステリこれがベストだ!2003』(探偵小説研究会・編)東京創元社 → 『探偵小説と記号的人物』(笠井潔)東京創元社/2006年7月
    インタビュー「西尾維新インタビュー」(西尾維新) 同上
 5月 解説 『半身』(サラ・ウォーターズ)創元推理文庫
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第14回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 7月 選評「第3回本格ミステリ大賞(小説部門)(評論研究部門)」〈ジャーロ〉光文社
    解説 『過ぎ行く風はみどり色』(倉知淳)創元推理文庫
 9月 選評「第10回創元推理評論賞」 〈ミステリーズ!〉東京創元社
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第15回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
12月 書評 『ネジ式ザゼツキー』(島田荘司) 『2004本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    あとがきにかえて 同上

《2004年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第16回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 5月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第17回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 6月 評論「探偵の分裂、事件の解体」 『本格ミステリこれがベストだ!2004』(探偵小説研究会・編)東京創元社
 7月 選評「第4回本格ミステリ大賞(小説部門)(評論研究部門)」〈ジャーロ〉光文社
 9月 評論「きみとぼくのこなれた世界―西尾維新VS新本格」 〈ユリイカ臨時増刊〉青土社
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第18回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月

《2005年》
 1月 アンケート「海外ミステリーオールタイム・ベスト100」〈ジャーロ〉光文社
    アンケート「ブックオブザイヤー 本読みのプロが選ぶ読んで面白かった本 エンターテイメント小説」 〈ダ・ヴィンチ〉KADOKAWA
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第19回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 5月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第20回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
 6月 小説『仮題・吹雪の山荘、首なし屍体(最終回)』〈ミステリーズ!〉東京創元社 → 『吹雪の山荘』(笠井潔・岩崎正吾・北村薫・若竹七海・法月綸太郎)東京創元社/2008年1月 → 『リレーミステリ 吹雪の山荘』創元推理文庫/2014年11月
 8月 解説 『あきらめのよい相談者』(剣持鷹士)創元推理文庫
 9月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第21回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月

《2006年》
 1月 評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第22回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
    投稿文「本格論議のコーナー」 〈二階堂黎人の黒犬黒猫館〉
    書評「『ユウ―日本国民全員参加テレビ新企画』/あやつり天国」 e-NOVELS〈週刊書評〉
 4月 解説 『アベラシオン(下)』(篠田真由美)講談社ノベルス
    アンケート「私が愛する本格ミステリ・ベスト3」〈ジャーロ〉東京創元社

 5月 評論「曖昧さへの死角」 〈ミステリマガジン〉早川書房
    評論「論理の蜘蛛の巣の中で〈第23回〉」 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社 → 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社/2006年10月
10月 評論「はじめに」「おわりに」 『論理の蜘蛛の巣の中で』講談社
11月 解説 『黄金の灰』(柳広司)創元推理文庫
12月 評論「宿題を取りに行く」 『幻影城の時代』(本多正一・編)エディション・プヒプヒ → 『幻影城の時代〈完全版〉』(本多正一・編)講談社BOX/2008年11月 → 『本格ミステリ07』(本格ミステリ作家クラブ・編)講談社ノベルス/2007年5月 → 『法廷ジャックの心理学』(本格ミステリ作家クラブ・編)講談社文庫/2011年1月

《2007年》
 4月 解説 『中村雅楽探偵全集〈2〉グリーン車の子供』(戸板康二)創元推理文庫
    評論「砂漠通信」 〈ユリイカ〉青土社
 5月 解説「カン違い・カー・カンノン様」 『日本殺人事件』(山口雅也)創元推理文庫
 6月 解説 『離れた家 山沢晴雄傑作集』(山沢晴雄)日本評論社
 7月 受賞の言葉「第60回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)」〈オール讀物〉文藝春秋
受賞の言葉「第7回本格ミステリ大賞(評論部門)」〈ジャーロ〉光文社
 8月 座談会「探偵小説批評の10年―花園大学公開講座」(笠井潔・法月綸太郎)〈CRITICA〉探偵小説研究会 → 『探偵小説と叙述トリック』(笠井潔)東京創元社/2011年4月
評論「人形時計(上)」 同上
 9月 解説「白魔術・黒魔術」 『パズラー 謎と論理のエンターテインメント』(西澤保彦)集英社文庫
    解説 『火の接吻』(戸川昌子)講談社ノベルス
10月 解説 『螢』(麻耶雄嵩)幻冬舎文庫
    座談会「「本格ミステリ大賞」発表記念座談会 新本格20周年にふさわしい受賞作を語る」(綾辻行人・法月綸太郎・道尾秀介)〈ジャーロ〉光文社
12月 書評 『少年検閲官』(北山猛邦) 『2008本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    インタビュー「本格ミステリマンオブザイヤー」(有栖川有栖) 同上

《2008年》
 1月 解説 『深夜バス78回転の問題』(本格ミステリ作家クラブ・編)講談社文庫
    小説『森の奥の祝祭〈第1回〉』 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社
    あとがき「解決予想」 『吹雪の山荘』(笠井潔・岩崎正吾・北村薫・若竹七海・法月綸太郎)東京創元社 → 『リレーミステリ 吹雪の山荘』創元推理文庫/2014年11月
 3月 解説 『弥勒の掌』(我孫子武丸)文春文庫
 5月 小説『森の奥の祝祭〈第2回〉』 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社
 8月 評論「人形時計(下)」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
    序文「はじめに」 『ニアミステリのすすめ』(探偵小説研究会・編)原書房
 9月 小説『森の奥の祝祭〈第3回〉』 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社
解説『十三番目の陪審員』(芦辺拓)創元推理文庫
12月 書評 『山魔の如き嗤うもの』(三津田信三) 『2009本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    あとがきにかえて 同上

《2009年》
 1月 小説『森の奥の祝祭〈最終回〉』 〈小説現代増刊号 メフィスト〉講談社
 4月 解説 『片隅の迷路』(開高健)創元推理文庫
 6月 解説 『ルシアナ・Bの緩慢なる死』(ギジェルモ・マルティネス)扶桑社文庫
12月 書評 『三崎黒鳥館白鳥館密室殺人』(倉坂鬼一郎) 『2010本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    あとがきにかえて 同上

《2010年》
11月 解説「チェスタトンと魔法の庭」 『四人の申し分なき重罪人』(G・K・チェスタトン)ちくま文庫
12月 書評 『知りすぎた男』(G・K・チェスタトン) 『2011本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
    あとがきにかえて 同上

《2011年》
 2月 解説 『第二の銃声』(アントニィ・バークリー)創元推理文庫
 4月 評論「〈MYSTERYランダムウォーク〉第10回 東西「覗き」くらべ」〈ジャーロ〉光文社
 8月 創作「乱歩歌仙」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
12月 書評 『龍の寺の晒し首』(小島正樹)、『人間の尊厳と八〇〇メートル』(深水黎一郎) 『2012本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房

《2012年》
 6月 書評 『時の密室』(芦辺拓)、『巫女の館の密室』(愛川晶)、『グラン・ギニョール城』(芦辺拓)、『名探偵Z』(芦辺拓)、『クビシメロマンチスト』(西尾維新)、『フレームアウト』(生垣真太郎)、『猪苗代マジック』(二階堂黎人)、『きみとぼくの壊れた世界』(西尾維新)、『紅楼夢の殺人』(芦辺拓)、『監獄島』(加賀美雅之)、『魔術王事件』(二階堂黎人)、『三百年の謎匣』(芦辺拓)、『六月六日生まれの天使』(愛川晶)、『カーの復讐』(二階堂黎人)、『天帝のはしたなき果実』(古野まほろ)、『道具屋殺人事件』(愛川晶)、『裁判員法廷』(芦辺拓)、『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』(古野まほろ)、『綺想宮殺人事件』(芦辺拓) 『本格ミステリ・ディケイド300』(探偵小説研究会・編)原書房
評論「見えない手を描くために」 同上
    解説 『シャーロック・ホームズの復活 【新訳】』(アーサー・コナン・ドイル)創元推理文庫
 8月 評論「カー・空間・奇談」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
12月 書評 『スチームオペラ』(芦辺拓)、『ファイナル・オペラ』(山田正紀) 『2013本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房

《2013年》
 3月 解説 『隻眼の少女』(麻耶雄嵩)文春文庫
 8月 評論「中井英夫雑記」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
    評論「「探偵小説の論理」をめぐって―『探偵小説の論理学』批判(その一)」 同上
11月 解説 『夜歩く【新訳】』(ジョン・ディクスン・カー)創元推理文庫

《2014年》
 6月 解説 『あいにくの雨で』(麻耶雄嵩)集英社文庫
 7月 書評「クリスティーに異形の正義を探る―― 『アガサ・クリスティー完全攻略』書評」 〈翻訳ミステリー大賞シンジケート〉
 8月 評論「「探偵小説の論理」をめぐって―『探偵小説の論理学』批判(その二)」〈CRITICA〉探偵小説研究会
12月 解説「名探偵のあやうい旅」 『2015本格ミステリベスト10』(探偵小説研究会・編)原書房
 
《2015年》
 4月 解説 『ノヴァーリスの引用/滝』(奥泉光)創元推理文庫
 8月 評論「乱歩の余白/余白の乱歩(その一)」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
    評論「「探偵小説の論理」をめぐって―『探偵小説の論理学』批判(その三)」 同上

《2016年》
 8月 評論「ヴァン・ダインと初心」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
    評論「乱歩の余白/余白の乱歩(その二―番外)」 同上

《2017年》
 1月 解説 『死の天使はドミノを倒す』(太田忠司)文春文庫
 3月 解説 『将棋殺人事件』(竹本健治)講談社文庫
    解説 『ブラウン神父の知恵【新版】』(G・K・チェスタトン)創元推理文庫
 8月 評論「一人の芭蕉という陥穽」 〈CRITICA〉探偵小説研究会
    評論「乱歩の余白/余白の乱歩(その三―最終回)」 同上
    評論「「探偵小説の論理」をめぐって―『探偵小説の論理学』批判(その四―最終回)」 同上
    追悼文「普通の人」 同上
    解説 『名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇』(法月綸太郎)講談社文庫

《2018年》
 

《2019年》

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