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【日本人よ!今こそ、胸を張れ!】タイ人の私が心から尊敬する日本のある都道府県のお話

皆さん、サワディーカップ(สวัสดีครับ)♪
最近、日本のお菓子“カラムーチョ”にハマるICE(タイ人)です!

昨今、COVID-19の感染者数がじわじわっと、再び伸びてきていますね*

タイでも感染再拡大の内容が報道されていますが、

タイの友人とこの件について話すと、いつも「日本は大丈夫だよ!絶対コロナに打ち勝てる、しっかりした国だからね」と笑顔で返事がきます♪

私もタイ人として、同じように感じていますし、日本の力を信じてます✨

「実態は違うんだよ、、」と否定する日本人に伝えたい。

その気持ちもわかります。

でもあえて伝えたい。

日本は、私たちタイ人の尊敬する友である」と。

なぜなら、日本人は私たちに多くを教えてくれた友人だし、秩序ある民族だと信じているからです☆

何を教えてくれたのか?

一番よく話にでるのは、

タイの経済活動活性化のきっかけとなった大分県「一村一品運動」という取り組みです😊

大分県って本当にすごくて、今の40代以降の人の中での知名度は非常に高いんです!!心から尊敬する都道府県として、よく名前があがります(*‘∀‘)

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「大分一村一品運動」とは、大分県の各市町村が自分の村で一押しの商品を作って、そのローカルなものをグローバルにPRし販売・発展させていこう!という取り組みだと、高校生の頃に親から教えてもらいました(*^-^*)

現在は、主な販路がネットショップのようです!

当時親から話を聞いたときは、正直「大分県?どこ?」と場所はわかりませんでしたが、国単位ではなく、各市町村単位で特別な製品を作る日本はやっぱりすごいと感じた記憶が鮮明に残っています^^

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「大分牛」をはじめとして、香信という「しいたけ」(7割以上しいたけの笠が開いたものbyKEN)など、おいしそうなものが多いですね!

2年前にお話しした大分県の担当の方曰く、一村一品運動を大分県で展開しはじめたときには反対も多かったが、今では多くの品が、大分の代表産品に成長して、地元の人にとっても「自慢できる地元」になってきていると実感しているとのこと!

話はタイに変わりますが、

タイも、国単位ではなく、日本のように各それぞれの魅力を保有している国に成長したいと大分県を模倣して同じような取り組みを始めました。

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タイがこの大分県の取り組みを真似しようと考えた背景には、1960年代以降の急速な経済成長があげられます!

都心での経済成長が著しい一方で、

農村部では都心部との収入格差や貧困問題が生じてきておりました。

このような問題を解決するヒントとして、大分県の取り組み「一村一品」が参考とされました。

皆さんご存知ないと思うのですが、実はタイの70を超える各県知事が全員で大分県の市町村に視察をしたそうです!!!ドヒャー!!

彼らは、この視察中に学んだことを活かして、今から20年以上前にタイの農村部などにも雇用機会を創出し収入をもたらすことを目的として「一村一品運動(Thailand One Tambon One Product、略してOTOP)」が展開されはじめました。

この作戦が非常に大成功で、2003年にはOTOP製品(一村一品運動により製造された製品など)の売り上げは、タイ国内で330億を超えるなど、タイの地方経済に多大な良い影響を与えております✨

大分に感謝!日本に感謝(^O^)/

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タイのOTOP製品は、大部分が手工芸品、インテリア雑貨、ギフト製品、その他食品(にごり酒やドライフルーツなど)、農産物(果物、お茶など)や服飾品など幅広く展開されております。

今となっては全国約7,300以上の村から、8万品目を超えるOTOP製品が展開されております。

タイのOTOP商品には、5段階の評価制度を設けており、最上位の5つ星は政府の輸出促進事業でのプロモーション対象になり世界へ販路を広げられる等優待制度が設けられています。

この評価システムが質の向上や新商品開発の後押しをしており、品目数も増えてきました。今後も、タイ国内ではCOVID-19対策関連の品も含めて、様々な新しいOTOP商品が生まれるでしょう!!

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大分県といえば、日本人にとっては「温泉県」というイメージ(byKEN)とのこと。

タイ人も同じようなイメージを持ちつつも、

OTOP運動のきっかけの県として、心から尊敬する街だと感じている人が多いです(^-^)b

どうして、今このようなことを話すのか

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それは、私が最近日本人と会話するたびに、「日本人が自国に対して自信をなくしている」ように感じているからです。

大分県をはじめとして、

日本にはタイが学ぶべき点がたくさんあります。

またまた~、ICEは日本の肩を持つんだから

と思う人もいるかもしれませんが、

私や周りの友人は、心からそう思っています。

日本の街の仕組み(清掃やエコ対応)

各お店などの接客対応

日本人の相手を立てる姿勢や人柄(もちろん全員が良い人ではない、これはタイ人も同じ)

あと、意外かもしれませんが「日本のデザイン」は非常に洗練されているとタイ人の間ではよく会話されています☆

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デザインの代表として会話に出るのは、「お菓子のパッケージ」です!

私の友人は、あまり「すっぱムーチョ」が好きでないのに、デザインが可愛いから、日本に行くたびに買ってしまう(笑)と話をしています**

日本人よ!今こそ、胸を張ろう!!

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COVID-19の感染再拡大を受けて

Twitterでは「日本はだめだ」と書かれているのをよく見かけます。

私は日本へいく旅行ガイドとして7年働いてきておりますが、タイのお客様と日本に行くたびに、多くの素敵な思い出を頂いてきました♪

日本に恩返しがしたい。

このCOVID-19状況下でも、私はタイのお客様からの問い合わせに対して「日本は最高の国なんです!だから収束後は、日本を海外旅行に選ぼう!何回もいこう!」とお話します。

日本という国は、どの県にいっても、

どこの街に行っても

名産品や美味しい料理、美しいホテルがある

「観光資源と学びの宝庫」!!

日本人は、もっと自信をもって「私のところには、こんなものがあるよ!」と、胸をはってPRしてOK、OK!(^O^)

そして、タイ人はその魅力を知りたがっています。

いまは、日本に行けないけど、その日を心待ちにしながらオンラインで情報を集めています**

さあ、日本の皆さま、私と一緒にOpen Mind!!
一緒に自信を持ってタイに向けて情報を発信しましょう!!

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