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50歳からのBlender. ※使い方ではない

令和4年。あけましておめでとうございます。(15日までは松の内)
ちなみに令和4年は2022年です。あとで計算するの面倒だし。

さて昨年末から古いWindowsマシンをLinuxMint(Cinnamon)に仕立て上げ、Linuxマシンを研究しつつ、Blender3Dが3.0になったので遊んでます。
いや、遊んでられればどんだけ幸せか…。
結構必死でモデリングしてます。

目的は、クリスタの3D素材

もうすっかり現場では標準アプリ入りしているCLIP STUDIO PAINT。通称クリスタ。

これがないと仕事にならない。フォトショップより大事‼ になってきた今日このごろ。イラストを自動で描いてくれる便利なソフトじゃない。(あたりまえ)でもね、どうしても同じキャラクターのポーズやアングルを変えて何枚も描きたい場合、あるんですよ。
イラスト担当者が忙しい場合とか。

※弊社ではイラスト担当者がSpine2Dも担当しているので、かまってもらえない…忙しいのです。

そこでスクリプト担当であり、ウェブコンテンツ担当である僕が、できる範囲のことは自分でということで。

クリスタは標準搭載している「素材ライブラリー」というものがありまして、そこに3Dモデルを突っ込んで( ‘д‘)つ))`Д´)グリグリいじりながら決まったアングルにしてゴニョゴニョすると輪郭線を抽出してくれるという便利機能があるから使いこなそうってスンポウで。

3Dから輪郭を抽出したもの。(上図)
ここまで描ければあとは塗り絵なので…
チョイチョイっと色を塗りまして…

カチッ、カチッ…

自動ぅ彩色機能ぉ〜〜〜〜…

だーんっ!

ジャジャーーーンっ!
ほぼほぼきれいに塗ってくれるので、これを下地にして塗っちゃえば良し。
アニメ塗りの場合なら、これマスクに加工してヌリヌリできるので、凋落‥いや、超楽ができ・・・・・うぐっ。
時短です。時短。コスパいいんす。
ちなみに…

全自動でもこんな感じの厨二病っぽく仕上げてくれる素敵機能です。
クリスタ素敵っ!

コレをするためには3Dモデルが要る。

そのためにはまず、ハードだな。

嘘です。Blenderのモデリング時にはあまり意味がありません。CPUで処理できちゃいます。ローポリなら古いマシンでも何ら問題ありません。

僕のマシンなんてぇ、こんなもんっす。(あるものを使う派)
わかりにくいので、今のマシンと比べてみましょう。

マウスコンピュータのDAIVシリーズ。

CPUの種類がなんか全然違うジャマイカ。
ビデオメモリが12GBとか(僕のは4GB+2GB)すごいじゃないか。
っていうか、僕のは約8年前のだからなっ‼

8年前のでも、Blenderでレンダリング目的じゃなければ十分すぎるスペック。っていうか、M1 Macあるならそっちで動かしても良いのだけど…Mac miniにあんまり無理させてもいけないってわけで。(ぶっちゃけ、Blender3Dが重かった)

あと、あんまり古い機体だと、CUDAが動かない…らしい。
Linuxのドライバーって、自分で選んでパッケージインスコするので、実は動くのかも…と思いつつ…グラボが古いと駄目なんすね。

ちなみに、FirePro W5100なんで、CUDAは駄目。もう一個グラボ積んであって、そっちはQuadro4000。それも無理。(そもそもBlender用ではない)
まぁこういうことって、トラブらないと調べないから詳しくならないんですけどね。(おかげでCUDAについて、ちょっぴり詳しくなった)

さて、Blender、立ち上げよう

というわけで、今現在Blender、3.0、2.9、2.8の各バージョンが入っておりますが、新しいのに慣れる意味も込めて3.0で作業していきます。
セットアップやら使い方は調べて下さい。
そして、実は3Dモデリングについては全く初めてではないんです。その昔、Shade3Dなるソフトを使っておりましたし、After EffectsというAdobeのソフトで3Dレイヤーをガンガン使う派(今はDaVinciResolveのFusionガシガシ使ってます)だったので、基本的な操作は慣れてます。

ちなみに、キャラ(人型)のモデリングはほぼ初めて。

まずは基礎知識から。

顔のモデリング、面の貼り方、法線の流れ。
そういうものをザックリ簡単なモデルを作りながら感覚を掴んでいって…
わかったのは、ショートカットの多さっ!
これが辛い。昔なら覚えられたのだろうけど〜。
そこで、チートシートを見ながら、キャラデザさんが描いてくれた下絵を元に作業開始。

これ、年末に始めたので、結局結局ずっと作業しっぱなし。ちなみに、この日は結構な大雪が降りました。ことほむ加賀支社の周りは大したことなかったけど、能登はけっこう大変だったみたい。

なんゃかんゃと…

ほぼ独学でフェイスを作る。
翌日は大晦日やっていうのに…結局面貼りが楽しくて…

体までつくって年越し。

さすがに1月1日は作業してませんよ。
どっちかって言うと、忘れていた挨拶投稿を作ったりなんだり。

そして翌日から髪の毛を作り始めました。

なお、北陸の雷は舐めたらあかんやつ。

結局雷で作業は進まず、夜に落ち着いて見てたら…

頭頂部に禿があった。
あと、細かく見てたら、トポロジーが崩れてたりと、そういうのを見直し、やり直し。

髪の毛も細かいことして禿を埋める。

細かいことをやりながら、服を作って現在に至る。

安心して下さい。ちゃんと履いてますよ。(余計なモデリング)

で、ここからクリスタに持っていくのですが…
持ち込み方は、エクスポート→FBX形式。

でCLIP STUDIO MODELERで読み込んだら…

にゃんじゃこりゃぁ???
もっかい書き出し直して…

うぉぉ。頬がコケてるぅ…_| ̄|○
なぜだか原因がわからぬ…。
ひょっとして…モデファイヤかも…
ということで、Apply Allを。

お、いい。今度はいい。

モデファイヤが原因だったのかな…と思ってもう一回モデファイヤをApllyしないモデルを読み込んでみると…

いや、大丈夫じゃん。何がイカンカッタのか。今後の研究課題が残ったけど、まぁクリスタに持ってこれたので良しとする。

といったところで、次はポージング可能なリギングを組み込む課題へと突入するのであった。

いきなり挫折っ! _| ̄|○
どうするっ! (この先ティラノスタジオでの作業も待ってるぞ)
その2へ・・・



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