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ウェブコンテンツ(とか)の考え方を改める時が来たようだ。(思考実験)※まとまってないです

大学生に講義をすると、わからない言葉とか話のもとになる情報をスマホで検索している姿が結構見られます。(講師側からも見えてるよw)
ボクらの時代では考えられないくらい、情報閲覧機器がコンパクトになった恩恵です。羨ましぃぜぇ。

さてそんな過去の懐かしい話を振り返ると、この記事を書いているとき(2022年)から30年ほど前(1990年くらい)、小型情報端末といえばポケコン全盛期…いやいやいや、あれは計算機。(笑)
その頃携帯電話は存在しつつも、ネットからの情報収入源はBBSがほとんどなので、まだお外で通信なんて、ラップトップ持ち出してカプラー持ってコンセントが近くにある(こらこら)赤電話探して…みたいな世界。
ポケベルなんてものがあったけどあれは呼び出されるだけで、あとの連絡は公衆電話を探さないと駄目でしたからねぇ。( ´ー`)フゥー...

といった世界から30年でこうなりました。
(実際は2010年くらいからiPhoneによって一気に加速した)

それはさておき。

普段使い情報機器端末のハードとOSの多様性

30年前に感じた(当時感じていたのか?)あの感じが今再び‥。
いやいやいや、ぶっちゃけ広い視野で見たらOSの多様性なんてずっとLinux派生OSがたくさん存在しているし、昔からそんなに変わっていないんですけどね。組み込みの世界まで行けばそらーもう…という話は置いといて。

一般の人でも認知している(であろう)どこのご家庭でもおなじみであったWindows。まぁ最近11になりましたが、ご自宅に新しいPCありますかぁ?
iPadに置き換わっていません? ひょっとしたらテレビにFireTVつないでいたり、スマホでOKってなっているのでは…。

少なくとも僕の周りのご家庭はその環境が多いです。
萌え絵師さんたちですらiPadProにクリスタという組み合わせが増えてまして、普段使いハード環境がPCからスクリーンサイズ多様な世界になってきたことを実感させられます。

ここで注目しているのがゲーム機。
Nintendo Switch、PlayStation5、Xbox。

Nintendo Switch以外はコアゲーマーなイメージがありますけど、それなりに数はあるんですよね。

集計期間:11年02月21日~・週刊ファミ通調べ

このデータは年ごとの販売数で、所有数となると累積される。Switchだけでおおよそ2,300万台。3DSでおよそ2,400万台。プレステ4と5でおよそ1,000万台という数字ですから、ゲーム専用機だけでも日本の人口のおよそ2割。かなりでかい数字じゃないですか。

前段から、話はウェブコンテンツへ

OSが多様化しているなんてこと、普段暮らしていたら気にならない分野。でもマーケティングや広告デザインに関係しているんだったら気にしないとねっ。そしてコロナ禍のおかげで諸々浮上してきたわけでして、さらにいっけん関係なさそうな工業系プロダクツそのものの企画にもかなり影響を与えるのが、Web3.0ってやつじゃないかと。

まずはWeb3.0って言葉を振り返ってみませう。

何が書いてあるかわからないって? 要約するとブロックチェーン技術に基づいた新しいWebサーバのあり方へシフトしていくってこと。
あ、これを理解するためには現状のWebサーバの仕組みが…となるわけですけど、わからなけりゃちょっと勉強したほうが良いです。

なんせこの先、収益化にまでつながる話。
ポストウェブサービス(ハードも含む)にどう絡んでいくか? さらに「デジタルだのアナログだのという言い訳」はもう通用せん世界へようこそなわけで。何らかの形でネットワークにつながることが大前提となるサービスしか勝たん。(推ししか勝たん的な)

コミュニケーションの形が変わろうとしている

うん。知ってた。ミクシィが先行して収益の柱がSNSじゃなくなってたし。
Facebookが次の番というだけ。じゃあSNSがなくなるのか? っていえばそんなことはなく、ミクシィまだ使えるんすよ。(20222月現在)

Facebookもメタバースへの参入を目指して方針転換していますね。
OculusでVRメタバースのプラットフォーム化を目指しているように見受けられますし、それがビジネスかエンターテイメント向けかちょっと判断に迷いが生じてるっぽいですが。

ここでガジェットつながりとしてゲーム機シェアトップ、任天堂がどう考えているか、2022年2月3日のロイターに記事が掲載されました。

任天堂の古川代表はこの中では方向性など示していませんが、久夛良木さんのように否定していないことに注目でしょう。

また広義のメタバースという意味では「あつ森」が一つの指針となっているのではないかと予想しています。

これらの動きから、テキストと写真ベースのSNSコミュニケーションから、身振り手振りといったモーションやアクションを取り入れたSNSコミュニケーションへのシフト、人と直接会わない非接触型コミュニケーションが主軸になっていくんじゃなかろうか?

パラダイムシフト

人と会うことこそがコミュニケーションと考えている僕らの世代は、今激しい抵抗をしちゃうんじゃないかと。鬱になるとか、孤独になるとか。
しかし残念ながらコロナ禍でパラダイムシフトは起きてしまって、人と会わなくても平気な人たちも出てきたことは確か。またこれから何十年とかけて非接触文化は浸透していくだろうから、こうした考え方と共存することによるメリットを考えたほうが前向きですし、全く非接触になるわけではない前提を忘れてはいけないでしょう。
ようするにどちらが良いかとかじゃなくてどちらもアリって考えていかないと。じゃなきゃ、老害って呼ばれちゃう。

この動きの中でウェブコンテンツは?

検索自然流入を前提に考えている広告系ウェブコンテンツの手法は次第に淘汰されていくと思う。(SEOって言われとるやつね)
もっとも、すでに効果を考えると自然流入だけに頼ったサイトは役に立っているとは言えないし。(データを閲覧してもそう思う)

またEC系市場規模の伸びも鈍化していると感じられるなぁって思っていたら、経産省の調査でもちゃんと出ていました。コロナ禍なのにです。

経済産業省「電子商取引に関する市場調査の結果」より

つまりウェブサイトにアプリ的な機能を持たせたとしても、肝心の売上につなげるためには他の工夫が必要という表れではないかなぁとおぼろげながら…考えています。

その工夫の一つに、なんらかのエンターテイメントにウェブコンテンツを組み込む必要があるのではないかと。またはコンテンツ表現の一部としてウェブを利用する考えが必要じゃないかと。

それにしても、あつ森は驚異❢

任天堂のあつ森。これで慣れた人たち(Z世代ですよ)が自分に興味がある情報と出会う流れというのは、僕らが想定しているよりも少し複雑な気がしています。というのも、メタバースの本質は仏教思想のひとつでもある曼荼羅思想。平行世界とか世界線が異なる世界とか、中二っぽい言葉だけど量子論では当たり前みたいな世界と同意だと捉えて良くて、もう一つの自分自身が存在する世界のひとつとして、あつ森が考えられるんです。

あつ森に限った話ではなく、Twitterやインスタなんかにハマっている人にも言えるおはなしで、自らが起こしたアクション(縁起)に対して、リアクションが来る(因果)。それによって事象が動く(結果)。観察をもとに行動をする僕らにとって、結果が事象として現れればそこは現実と同意になる。
ただTwitterやインスタよりも、アバターがあって、アクションがつく分あつ森はバヤイ。これはつまり、ゲーム世界にも言えることで、MMOのようなオンラインゲームが楽しいと思われる大きな要因の一つジャマイカ。

ってことはそこで商売もできるし、経済も成り立つ可能性がある。じゃあ、もっとそっちに経済移しちゃわない? ってのがメタ(旧Facebook)が考えていることだと思うし、多かれ少なかれIT系サービスベンダーが考えている方向性だとかなり真剣に思っています。

Z(あつ森)世代がプレーヤーになった市場

ものを作っても売れない…は、正確な表現じゃなく、買う人の層が薄くなったが正しい? たぶんそう。そうだと思う。
だってZ世代って言葉、僕らが団塊世代と言われ、その下の世代がユビキタス世代と言われながら、それよりも上の世代から嗜好がぜんぜん違うと言われてきたのと同じ以上に、Z世代は住んでる世界が違う。文字通り住んでる世界が違う…。すると価値観はめちゃくちゃ変わりますからね。
ソレダメだとかいう意見があってもいいけど、現実はそう動いているから、それを受け入れたうえで、どうしていくべきか考えないと駄目ですね。

その世代の一部がすでにNFTゲームを始めていますし。

ってことで、唐突にNFTが浸透し始めていることに注目しなきゃいかん。いかんのだよぉ。これ投機の話でもなければ投資の話でもない。Web3時代における稼ぎ方なので、どうやって自らの業務に取り入れるかはとても急務じゃまいか?

いやいや、大丈夫。そのうち代行業者が…は甘いと思う。ってのは、情報へアクセスする機器が多様化していることに加えて、Web技術も旧技術と二層化してしばらく進むわけだし、その期間は相当長いと考えられるので真綿で首絞められる感じかも。

NFTはとにかく勉強しといたほうが良い。

とりあえず、言葉がよくわからないって人はこの電子書籍をザックリ読んじゃうと良いです。初心者向けなので、ちょっとでも知ってる人には向いてないかな。

全体的な俯瞰と取引や法令面・会計のことならこの本がオススメ。

実際に取引を開始する前に必要な情報がこれ。

あとはSandboxで遊ぶなり…

クリプトスペルズで遊ぶなりしませう。

メタバースとリアルのリンク

ファッションはメタバースとのリンクは考えないと売れ筋商品が作れなくなるかも。アバターとオソロとか。
またデジタルガジェット系はいかにしてメタバースとリンクできるようにしていくかも企画するときのミソになってくるかもしれない。
サービス系もメタバース上の通貨を使ったソリューションがキーになってくるかもしれない。
そうなると、メタバース上で売られる商品は、NFTによる所有権証明とメタバースサービス上での仮想通貨で支払われることも視野に入れないとダメかもしれない。メタマスクをどううまく使うか…。

観光業もアニメーション聖地巡礼による行動を見る限り、NFTエンターテイメントとリンクした企画を考えていかなければ、リアル通貨のみの収益にとどまってしまう可能性もありますね。

なにより…ウェブサイトそのものをNFTによって登録できる世界になるので、サイトそのものに投資可能という考え方も生まれてくる。つまり今までよりも表現の幅が広がり、かつサイトの所有権が明らかになるわけなので、閲覧に関するパラダイムシフトも同時に起こると考えたほうが良い。

と、今回はまとめるつもりがないので、ここまで書いて次の記事で引用しながらもろもろ考えていこうと思います。


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