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「繋がりを求めて」 4年・森岡和磨

「僕は今ダンスをしていて、スランプ状態です。先生はサッカーの調子が良くない時、どうしていましたか?」

教育実習先の学級日誌に、こんなコメントが寄せられた。私は深く考えさせられた。なぜなら、今までのサッカー人生を振り返ってみて「調子が良い」と呼べる時なんて、殆どなかったから。

この文章を読んで下さっている皆さんは、どうでしょうか。日々の生活が思い通りにいっていると言えますか?


理想と現実との間に、ギャップを感じている人は多いのではないでしょうか。

そんな時に大切なのが、心の支えとなる価値観を持っているかどうかだと思う。それがあるだけで、上手くいかない日々の中にも「希望」を見出す事が出来るから。

だからここでは、私の支えとなっている価値観について記したい。それは、

"繋がりを求める"

というものである。

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ここでの「繋がり」とは、「人と人との関係性」や、「新たな発見やアイディアが生まれる事」といった意味である。

私にとって「繋がりを求めること」が大切な理由を2点挙げたい。


①「繋がり」が、日常を彩ってくれるから。

最近これを実感した出来事は、「アシキトーク」と題して、1年生と4年生が少人数同士でフリートークをする企画を行った時の事。そこでは、今まで話した事のなかった1年生と4年生がお互いについて語り合い、「新たな関係性」が生まれる瞬間があった。そして、この企画を行った翌週の関東リーグの際、明らかに応援の声量が大きくなったように感じた。

新たな関係性という「繋がり」が、今までの応援席の雰囲気に変化を加えてくれた。私はこういった瞬間に立ち会った時、日常が彩られたような感覚を味わう。

アシキトークを一例として挙げたが、他にも沢山の繋がりが生まれる瞬間がある。私は、その繋がりこそが、日々の生活を彩ってくれるものなのだと認識している。


②「繋がり」は、結果に振り回されないから。

私のサッカー人生は、結果で言えば「負け」そのものだった。当初目指していたプロサッカー選手という夢は、全く射程圏内に入らなかった。大学4年で所属した、社会人チームカテゴリーの試合にも殆ど出る事が出来なかった。

でも、そんな中にも「繋がり」を感じる瞬間は多くあった。ゲーム中のポジショニングが効果的に機能したり、チームビルディングを学んでいる中で思わぬ方と関係を築けたり、今後の社会人生活に活かせそうなアイディアが生まれたりした。

結果として可視化される事のない「繋がり」こそが、私がサッカーを続けてこられた原動力だったのかもしれない。


以上2点を挙げたが、私は物事が上手くいかないほど、この価値観を拠り所にするようにしている。何か少しでも、共感できる部分があれば幸いである。


◉最後に

早稲田大学ア式蹴球部で活動できる期間は、残り2週間を切った。そしてチームは今、歴史的残留を果たすか、はたまた降格をしてしまうかという厳しい状況に置かれている。

この状況下で私が出来る事は微々たるものかもしれない。でも、これまで「繋がり」を与えてくれたサッカーに、そしてこの素晴らしい組織に対して恩返しが出来るよう、全力で出来る事をやっていきたい。



森岡 和磨(もりおか かずま)
学年:4年
学部:スポーツ科学部
経歴:ファジアーノ岡山U-15(岡山市立旭東中学校)→岡山学芸館高校
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