【#Real Voice 2023】 「悩み」 4年・小倉陽太
本日部員ブログを担当させていただく、4年小倉陽太です。自分の今の思いを綴っただけなので、まとまりのない文となっていますが、最後まで読んで頂けると幸いです。
今シーズン始動して、監督との面談を行った際にこんな言葉をもらった。
「今年のチームは小倉と植村（4年・植村洋斗 / ジュビロ磐田加入内定）が軸になってくる。チームを牽引して欲しい。」
もちろんその自覚はあった。
キャプテンや副キャプテンに就いたわけではないが、3年生の春先プロ内定（横浜FC2024シーズン加入内定）が決まって、最終学年にもなり、監督からの言葉の通り去年よりも更にチームの顔として軸としてチームを牽引していかなければならないと考えていたし、その先に新しい自分の姿が見えて来ると考えていた。
だからこそ、今年はよりチームにフォーカスして、よりチームのために早稲田のために戦うことを決めた。
前期リーグ終了後のアミノバイタルカップまでは、自分の中でも手応えがあった。
監督からもチームの心臓だと言ってもらえ、総理大臣杯出場権を賭けた法政大戦では、ミラクルではあったが自分のゴールでチームを勢いに乗せることができて大臣杯出場を決めることができ、優勝とまではいかなかったが、最終順位を3位で締め括れた。
そこからしばらく調子も良く、プロの練習参加などもさせてもらった。
自分のプレーがプロのレベルでも通用することを実感でき、自信に満ち溢れていた。
チームを勝たせられているという自信もあった。
しかし、今では試合に出られていない。
後期リーグの駒澤戦では、相手の特徴にあっているからということでスタメンで出たことはあったが、その後ベンチに入っても1試合をただベンチで見て終わっている。
試合に出られないことが続く中で、今までサッカーをしてきて初めて、試合に出ることが怖いと感じてしまうようになった。
決して試合に出たくないわけではないし、出ることを諦めたわけでもない。
それでもただただ怖い。
チームの流れがいい中で自分が出るよりも、今のまま自分が出ない方がいいのではないか。
チームのためを考えたら、それが1番なのではないか。自分がいてもいなくても大して変わらないのではないかと、考えてしまう日々がこのブログを書いている今も続いている。
この現状からどのように抜け出せばいいのか、まだ答えは見つかっていないしどうすればいいか分からない。だけど、3年前に山田晃司(現ザスパクサツ群馬)大先輩が言っていた、
「人事を尽くして天命を待つ」
この言葉の通り、精一杯やれることをやって結果がついてくるのを待つ以外ないなと思う。
今年の仲間とできる試合も残り4試合。
そのためにやれることは全部やるつもりだし、チームのために、早稲田のために、後輩のために、全力を尽くします。
この1年をやり切ったと、後悔なく駆け抜けた先に、現状を打破する答えが見つかる気がすると今思ったので、自分を信じて最後まで駆け抜けたいと思う。
◇小倉陽太（おぐらひなた）◇
学年：4年
学部：スポーツ科学部
前所属チーム：横浜FCユース
★横浜FC2024シーズン加入内定
【横浜FC内定に関する記事（早稲田スポーツ新聞会 企画・編集）はコチラ☟】
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