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「モスキート音」 3年・中山尚英

おめでとうございます!

このブログのURLをクリックした皆さんに、

なんと!


1週間のハワイ旅行をプレゼント致します!



なんてことは僕にはできません。


やはりこういった文章って、最初に強いインパクトが大事っていうじゃないですか。

ですので、こんな感じでスタートさせて訳ですけども、、、いかがですか?笑


でも、せっかくこのブログをクリックして頂いたので、これを読んで少しでも皆さんの日常に「何気なく」置き換えて考えられる内容にしていきたいなと思っています。


モスキート音という文名ではありますが、決してモスキート音を詳細にしていく内容では全くありませんのでご安心ください。
しかし、この文章を書くにあたって、大きなきっかけになったので、そのエピソードを紹介して本題に入りたいと思います。

それは先日、金欠の私は、部員の楽しそうな週末を横目に、うーばーいーつな週末を送っていました。前日から鬼のような寒波で冷え込む中、大きなリュックを持って吉祥寺を自転車で回っていました。
その途中、ピックアップのお店を出るときに「キーン」とモスキート音が聞こえてきたのです。不快に思う反面、「お!、俺もまだまだ若いってことだな、うん、伸びしろですねえ。、、、、、いや、しょうもなっ!笑」と頭の中でそういった茶番を繰り広げていました。

「そういえば、モスキート音って言葉を知ったのは、確か小学生の時に見たサスペンスドラマの中でキーワードになってたからだよな。」
「でもなんで、あの店からモスキート音って出るんだろう。」


そんな感じで自転車を漕いでいた訳ですが、


「何気なく」聞こえたその音で、「何気なく」色んなことを考えている自分に気がつきました。


それは、日常の中でも同じことが言えるよなって思って色々考えていたら、なんだか面白くなってきて、テーマはこれにしようって思ったんです。


我々は身の回りの「何気ない」タイミングの、「何気ない」言葉や行動が自分を思考させ、行動したり関係を気づいたりしています。



我々の人生は「何気ない」何かの繰り返しと連鎖によって、今ここ現在の自分に導かれているのでは?と考えるようになりました。


皆さんも、経験はあると思います。


とっても昔のことなのに、あいつの「何気ない」一言が忘れられなくて、いつも決まったタイミングでそれが自分の行動指針となっていたりすること。


また、自分では気づかない「何気ない」行動が習慣となっていたり、


「何気なく」手に取った漫画が、人生において大切なことを教えてくれて、なんだかやる気になったり。


それはまさに「何気なさ」に支配され、「何気なさ」に行動を決められていると考えてもおかしくありません。


そう考えると、「何気ない」ものって、
今の自分を作っていくものがそれだとしたら、きっとこれからの自分を作るものであって、=未来そのものなのかなって思うのです。


うわ、「何気ない」って怖い。


もしかしたら、今こうやって「何気なく」スマホを触っていることが、回り回って自分の人生を左右しているかもしれない。


それは、ツイッターで見た記事で心動かされて新しいことを始めるきっかけになるのか。


いや、もしかするとスマホを触っているこの時間が無駄であって、自分の人生に出遅れる嫌なきっかけになっているかもしれない。


あの日「何気なく」聞いたモスキート音が私のキャリアのキーワードになってくるかもしれないし・・・。


そう考えると、キリがなくて結局ただただ神経質になってしまいます。


でも、実際は、
世の中の常套句で言わせてもらえれば、


『未来なんて誰にもわからない。』


じゃあ、未来を作るこの「何気なさ」というやつと、どう向き合うか。

私は、日常の「何気ない」行動や言動に目を向けて、

それらを少しだけ質の高いものにしよう、もしくは少しだけポジティブなものにしよう


と考えるようになりました。


そうすれば、「何気なく」行ってきた過去〜現在の自分より、
質の高い「何気なさ」を身につけた現在〜未来の自分はきっといいものになると。


「何気なく」スマホを触っていた時間を部屋の掃除に充ててみたり、なんとなく眠い電車の時間に、今日のタイムスケジュールを確認したり、、、。


なんとなくいつも同じ回数で終えていたトレーニングを数回増やしてみたり。


きっとそうすれば、サッカーもうまくなれると思ったんです。


「何気なく」ボールを触っているこの足との感覚はより鮮明なものにならないか。

「何気なく」見えていたフィールドの景色を、より広く明確な景色にするためにどうすれば良いんだ?


「何気なく」取ったこの距離感って、改善できない?

今、「何気なく」右足でボール触ったけど、左足でおんなじことできるの俺?


自分のやってきたことを一つ一つ丁寧に振り返って、「何気なさ」のレベル上げをすれば確実にうまくなれる。


時間はかかるかもしれないけど、、。


日常的にそうすることで、自分のレベル上げをしているようでなんだか楽しくなるし、新しい発見も見えてくるわけです。


「何気ない」って怖い、でもそれに気づけると未来を動かせる気がして、

俺、すごいことしてる!って思ったり思わなかったり。



なんだか、自分も書いているうちに意味がわからなくなりそうなのでこの辺で終わりにしたいと思います。


いかがでしたか?


つまり、思考を止めるな!俺!ってことです。

「何気ない」日常の中で、何を見出し、どう変化させるか。
それが、今、私自身に課した使命です。


皆さんの「何気ない」思考や行動はなんでしょうか。
「何気ない」タイミングには、どんな意味があるのでしょうか。


「何気なく」開いているインスタグラムをアプリ自体1日だけ消してみて、自分自身を観察してみると良いかもしれません。


自分がどれだけ「何気ない」行動に人生を支配されていたのか、身に染みてわかるはずです、それが良いことなのかどうかは別として。


そして、インスタがなくなった自分は、次にどんな行動をするのか、これもまた興味深いですね。


長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!

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中山 尚英(なかやま なおひで)
学年:3年
学部:スポーツ科学部
経歴:セレソン都城FC(宇城市立小川中学校)→日章学園高校



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