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【#Real Voice 2022】 「残り2試合」 4年・平瀬大

引退後、個人的にnoteに想いを綴ろうと思っているので、今回は過去の心情を少しだけ書きます。


拓殖 2-3×
東洋 0-1×
東京国際 0-3×
明治 1-1△
流経 0-0△
駒澤 1-1△
順天堂 3-1○
桐蔭横浜 0-1×
法政 0-2×


東京国際 1-1△
駒澤 1-4×
明治 0-4×
東洋 0-1×
桐蔭横浜 2-1○
国士舘 2-3×
法政0-2×
筑波 1-0○
順天堂 2-3×
流経 11/5
拓殖 11/12  

現時点:3勝11敗4分(今季出場した試合)



期待される中、復帰し、逆転負け。


2022年4月16日、vs.拓殖 2-3×
初めて出た関東リーグでキャプテンの徹(4年・柴田徹)が怪我をした。
診断は前十字靭帯断裂。その時点で今季終了が分かった。
大学入学当初、徹も俺も怪我人スタートだったから話す機会が多く、お互いが理想とするサッカーが似ていて意気投合した。
本気でプロを目指して入ってきた奴なんだなと話していて分かった。
そんな徹がシーズン序盤での戦線離脱。
この離脱はメンタルがやられたが、徹の分まで俺がやってやろうと思った。
でも結果を出すということはそんな簡単なことではなかった。
次の東洋戦もその次の東京国際戦も負けた。
東京国際戦の直後、無理だ。勝てない。正直そう思った。


2022年5月15日、vs.明治 1-1△
この試合から監物(4年・監物拓歩)と俊也(4年・鈴木俊也)が復帰した。
以降、流経(流通経済大学)、駒澤と引き分けが3試合続いた。
今までは負けていた。
1人ではゴールを守ることができないと気づかされた。
スーパーな選手が1人いれば勝てる
俺はそう思っている。
ならば俺はスーパーではない。


2022年6月11日、vs.順天堂 3-1○
今季初めて勝った。
試合後、泣いた。


2022年 10月1日、vs.明治 0-4×
徹がいない。俊也がいない。監物がいない。
そんな中でキャプテンを任され試合に出た。
俺がやらないと。その一心でピッチに立ち闘ったが、結局俺は心のどこかで誰かに任せていたんじゃないかと、その答えは結果が教えてくれた。
試合中、チームの雰囲気が、皆の顔つきが、死んでいた。キャプテンである俺が殺してしまっていた。
キャプテンの重み、チームを引っ張る強い覚悟というものが、あるようでなかった。
次の日、下級生から4年生とはもうサッカーがしたくないと直接言われた。
そうだよな。
悲しさでもなく、苛立ちでもなかった。


2022年 10月9日、vs.東洋 0-1×
そんなことがあろうが、時は進む。
明治戦後の7日間、地獄のような雰囲気になると思ったが、学年で話し、下級生と話し、1週間この日の為に積み上げた。
1度頭の中をリセットして気合を入れなおして挑んだ1戦だったが負けた。


それでもまだ誰も諦めていない。
桐蔭横浜と筑波に勝って、今何とか残留争いをしている。

だが今週末、流経に負ければ関東2部リーグに降格する。

4月に実戦復帰してから今まで、思い悩むことは多々あったが、もうやるしかない。

残り2試合死ぬ気で闘います。



◇平瀬大◇
学年:4年
学部:スポーツ科学部
前所属チーム:サガン鳥栖U-18
☆サガン鳥栖2023シーズン加入内定


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