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部員ブログ2019

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#早稲田大学ア式蹴球部

「2020」 3年・杉山耕二

2019シーズン、我々早稲田大学ア式蹴球部は関東大学サッカー1部リーグを戦い7勝3分12敗の8位で終えました。1部リーグで優勝した翌年に2部リーグに降格するという43年間続くジンクスを跳ね除け、厳しい戦いの中で歴史的残留は果たしたものの、総理大臣杯、インカレには出場できず、無冠の悔しいシーズンとなってしまいました。 はじめに、素晴らしい支援や環境を与えてくださるOBの方々、どんな時も僕たちに寄り添い共に闘ってくださるウルトラスワセダの方々、僕たちの試合を毎週取り上げてくださ

「残り1年」 3年・阿部隼人

サッカーを始めて、17年。 これまで様々な経験をしてきた。 サッカーを始めるきかっけとなったのは「兄」だ。 私と兄は6歳離れていて、私がサッカーを始めたのが3歳だと認識しているから兄は当時9歳。兄のサッカーを観に行ったときにボールを蹴ったことが始まりだ。 4.5歳ぐらいでSCH.FCという兄が通っていたチームのスクールに入り、そこから本格的に私のサッカー人生が始まった。 関東リーグ明治大学戦前に、激励に来てくれた早稲田バスケ部所属の「三島大河くん」とはSCHがやっている

「誰かと紡ぐ物語」 3年・西前一輝

--------------------------------------------------- 「人生とは、本質的に極めて相互依存的である。自立だけで最大限の効果を得ようとするのは、ゴルフグラブでテニスをするようなものだ。 相互依存は自立よりもはるかに成熟した状態であり、高度な概念である。肉体的に他者と力を合わせることができる人は、自分の力で結果を出せることは言うまでもないが、他者と協力すれば、自分ひとりで出す成功の結果をはるかに上回る結果を出せることを知っている。

「恩をまわす。」 3年・山田晃士

私はゼミで異文化コミュニケーションを学んでいます。   ゼミでの活動は、サッカーしかやってこなくて、ずっと体育会でやってきた私にとって新鮮で多角的な視点をもたらしてくれます。 ゼミでの活動は、私の考え方に大きな影響を与えてくれました。 以下の言葉をご存知でしょうか。 「…がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったことを忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであ

「『小野寺らしさ』とは」 3年・小野寺拓海

こんばんは、ア式蹴球部3年の小野寺です。 私たちア式蹴球部の部員ブログリレーが始まり、はや3ヶ月。僕を含め残り5人のタスキを繋ぐのみとなりました。ずっとこのブログを見てくださった方もいれば、初めて見たらたまたま僕のブログだったという方もいるかもしれません。 そして2019シーズンも明日が最後、明後日からは長期オフに突入します。そのオフが明けると僕たち3年は最上級生となります。 時の流れは早いものです、高校卒業前の2月からア式の活動に参加し始めてからもうすぐ3年が経過しようと

「自慢の同期」 3年・梁賢柱

本日ア式ブログを担当するリャンヒョンジュです! 今回私のブログでは同期のみんなを紹介していきたいと思います。 なぜ同期を紹介する理由については、来年必ずタイトルを獲るのでその時の4年生を今のうちに把握してもらいたいからです。 あと、単純に私が同期のことを好きだからです。 じゃあ、さっそく紹介していきたいと思います。 杉山耕二 DF 来年、伝統ある早稲田大学ア式蹴球部の主将を務めます。 特徴としては対人が強く闘争心溢れるプレーでチームを奮い立たせてくれます。また、仲間から

「早稲田とは」 3年・鈴木郁也

『早稲田らしさとは?』『ア式らしさとは?』について考える機会が最近多い。 時間をかけてこのことを考えたことで、自分なりの答えを少し見つけることができ、後期の私は大きく成長できたと思う。 今シーズンは無事に関東リーグ1部残留という形で締めくくる事ができた。 私は来年も関東リーグ1部で戦う事ができるという安心感と期待感を最終節の終了後に感じた。それと共に来季に向けての焦りと不安も少し感じた。 それはいよいよチームの先頭に立つ学年となるからだ。 これからは、あらゆるチームの責任を

「自分を動かす」 3年・鈴木怜

私には強烈にエネルギーが沸いてきて自分自身を行動させるときがあります。それは、心から欲しいもの、成し遂げたいこと、見たい景色があり、それらを手に入れる、実現するために前に進むときです。誰しもそうなんじゃないかと思います。今までの人生で何度も体験してきました。「高校選手権のピッチに立ちたい」「早慶戦に出て活躍したい」そのためにはどうすればいいのか、考えそれをトレーニングに落とし込み、実際にやってみて振り返る。そんなことを繰り返す中で新しい発見があり、そのたびにわくわくします。現

「モスキート音」 3年・中山尚英

おめでとうございます! このブログのURLをクリックした皆さんに、 なんと! 1週間のハワイ旅行をプレゼント致します! なんてことは僕にはできません。 やはりこういった文章って、最初に強いインパクトが大事っていうじゃないですか。 ですので、こんな感じでスタートさせて訳ですけども、、、いかがですか?笑 でも、せっかくこのブログをクリックして頂いたので、これを読んで少しでも皆さんの日常に「何気なく」置き換えて考えられる内容にしていきたいなと思っています。 モスキー

「覚悟」 3年・鍬先祐弥

今回、部員ブログを担当させていただきます。スポーツ科学部3年の鍬先祐弥と申します。 まず初めに、今季は昨季のリーグ優勝とは打って変わり非常に苦しいシーズンでしたが、8位という結果でなんとか残留をすることが出来ました。早稲田大学ア式蹴球部を気にかけて応援してくださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。 とはいえ、我々は残留争いに絡んではいけない。頂点を目指さなければならない組織であります。このことを部員全員が胸に刻み、来季は強く逞しい早稲田を取り戻

「さあ来い、ラスト。」 3年・小山修世

正直、僕はかっこいい自分のことが大好きでした。 こんな書き出し、最高に気持ち悪いと思われても仕方がないと思っています。 でもこれは紛れもない事実、ア式へ来るまでの僕です。 異常なまでにナルシスト。 でも安心してください、現在は「自分のことは適度に好き。」というレベルにまで落ち着いています。 せっかく読み始めて下さったのにスタートから身震いした皆さん、ここはなんとか持ち堪えてください。 でも実際、家族や仲の良い友達もこんな風に僕を評価しているのではないでしょうか。

「もう分からないとは言わせない」 3年・楠優輔

本日、部員ブログを担当いたします、創造理工学部経営システム工学科3年の楠優輔と申します。 ブログを書くにあたって、題材は大変悩みました。 自分の大切にしている考え方や、多くの出会いや学びがあった今年度の早慶戦運営など、書こうと思ったことは多くありましたが、今回は別のことを書きます。最後までお付き合い頂けると嬉しいです。 “なぜア式でサッカーやってるの?” ア式蹴球部に入部して、この問いを何度聞いたことでしょうか。特に監督が外池さんに変わってから、チームにおける自らの存在

「らしさ」 3年・清水駿

早稲田大学ア式蹴球部 ここには、大学屈指の歴史と伝統がある。 1924年に創部してから、関東リーグ最多優勝回数を誇り、天皇杯でも優勝したことがある。 先輩方も、元日本代表監督やサッカー協会の重鎮。サッカー以外においても日本をリードしている方々ばかりだ。 そんなずっと縁もゆかりもないと思っていた場所に、私は身を置いている。 最近、“早稲田らしさ“というものを考えることがある。 監督や先輩方の話を聞くと、「愚直」「泥臭さ」といった言葉がよく出る。 「愚直」とは、正直で一途な

「本当の自分」 3年・森本貴裕

こんにちは。 今回部員ブログを担当させていただく、教育学部3年の森本貴裕と申します。 同期による数々の面白い部員ブログの後に、自分の番が回ってきた事を心底恨んでいます。 読む方はあまり期待しないで読んでください。 皆さんは「あなたはどんな人間ですか?」と聞かれて「私はこういう人間です」と嘘偽りなく、自信を持って言えますか? もう3年生が終わり、4年生になるということで、最近は特に自分について考えることが増えました。 「自分ってどんな人間なんだろう」 「自分の好